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──────────────── サイレン清掃会社 × 　　　 HO2　傷物 君は渇望している。 ──────────────── ┃選択した職業技能┃ 目星、聞き耳、芸術(清掃)、日本刀(太刀)、コンピュータ、心理学、言いくるめ、忍び歩き ┃職業技能の算出┃ 職業ポイントは[EDU]*20、もしくは[EDU]*10+[DEX/STR/CON]*10で算出可能 →EDU*20=240 →[EDU]*10+[DEX/STR/CON]*10＝120+200=320 ★採用 ┃取得特徴表┃ (4-10)夜に弱い…夜にはすぐ眠くなる体質である。深夜0時を過ぎても活動しようとすれば、<アイデア><知識>ロールの成功範囲が1/2となる(端数切り上げ)。ただし早起きは得意である。 　→デメリットの特徴表による追加興味ポイント 　1d6=3（3*10=30ポイント） 好きなもの：鮮血(とくに新鮮なヤツ！) 嫌いなもの：腐ったもの ■：Profile ‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾ 「えー、ヤバ！マジウケる☆」 「ニナにキレ～な血、見せてねぇ…☆」 「ねーねー、今日こそ切らせてよ～…ダメ？ケチ～！」 小さな身体で大きな太刀を振り回す華のJK(女子高生)。 その容姿は所謂『渋谷のギャル』である。小麦色の肌、ヘアアイロンでやや傷んだ金髪を二つに結び、ルーズソックスを身に着ける。 依頼された暗殺対象どころか、親しい人間でも親しくない人間でも誰彼構わず『切っていい？』と問う。切っていいと言われれば容赦なく切る。わー、血だー！綺麗だね、ありがと～。 仕事は、頼まれれば嫌がることなく遂行する。何故ならそれは”切っていい”と同義だから。 普通のお掃除の腕はそこそこ。お掃除よりはお掃除(物理)のほうが得意。だって散らかすほうが簡単だもん…。 【共通HO】 君達は殺しに慣れている、相手の急所を見抜く事に長けているだろう。 ＜目星＞に成功した場合、部位狙いのマイナス補正が入らない。 ＜芸術：清掃＞初期値は50％になる。 HO1は長年この会社に勤めており、HO2はHO1の次に長い、HO3は数年前から働いている。 去年HO4がリーダーの紹介で入社してきた。班員の個人情報は全てリーダーが保管している。 ※以下「サイレン清掃会社」ネタバレあり 【HO2：誰よりも復讐を求めている。】 君は上大財閥(ｳｴｵ ｻﾞｲﾊﾞﾂ)から人生を奪われた人間だ、全てを失った君を直接リーダーが迎え入れてくれた。 いつ頃、何を失ったかなどはPLが好きに設定して良いが未だに復讐はかなっていない。 以上のことから君は上大財閥に関係する者全てに復讐したいと思っている。 どのような復讐を行うか、復讐をしない選択もできる。全てはPL PCに委ねられている。 今回の仕事は君にとって好機であった。ターゲットとしては秘書と副会長であるが、上大会長に近づくチャンスが必然的に発生したからだ。 ▼技能ボーナス ・刃物系技能+50 ・DEX+3（超過可能） ▼個別推奨技能 ・心理学/交渉技能（言いくるめ） ・特記 全てを見定め判断する君はどんな相手であっても意思を見通せる。 振った心理学に対して相手の心理学対抗ロールが発生することはない。 ■：Profile 2 ‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾ 一見すると人を切り付けて楽しんでいる狂人だが、彼女は人を切りつけた際に溢れ出る鮮血を見ることでしか、人の生を実感出来ない。 息をして、喋って、笑って、歩いているのを見るだけでは確信できない。切り付けて、鮮やかな血を流して、初めて”生きている”ことを確認して安心するのだ。よって、彼女が出会い頭に『切っていい？』と問うのは、目の前の人間が確かに生きていることを確認するための、彼女なりの手順というものだろう。やり方はどうかと思うが。 そのため、彼女は基本的に快楽で人を殺さない。血まみれにはする。 彼女がこのような異常な方法でしか人の生を実感出来ない理由は、彼女の過去に起因する。 ■：ニナの生まれ ‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾ 彼女はとある貧民街の生まれだった。彼女の母は娼婦で、父はどこの誰とも知らぬ、母の客の一人だった。そのため、ニナは父親の顔を知らないのだ。 そのような生まれであっても彼女は幸せだった。何故なら優しい母が傍にいてくれたからだ。 夜職である母がニナと共に過ごす時間は少なかったかもしれないが、それでも僅かな時間を設けてニナにたくさんの愛情をくれた。 ニナを構ってくれたのは母だけではなかった。 貧民街とはいえ、そこに住まう人たちは互いに助け合って生きていたため、例え同じ屋根の下でなくとも心の繋がりのようなものが存在した。母の居ない間、ニナを構ってくれていたのは同じ貧民街に暮らす者たちだった。貧しいながらも、ニナはそんな中ですくすくと育っていた。 あの日までは。 ■：復讐の理由 ‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾ 上大財閥内で新規事業が持ち上がっていた。それは土地を大きく活用した自社事業拡大プロジェクトだった。 事業を大きくするためには土地が要る。そこで上大財閥が目をつけたのが、ニナの住まう貧民街だった。上大財閥は半ば強引に土地開発を進めた。住民たちは最後まで反抗を続けた。 そんな反抗も長きに渡ったある日のこと。 ニナはいつものように学校からの帰路についた。街がいやに静かだった。皆、出かけているのだろうか。そう思って街に足を踏み入れれば、道や家の中、いたるところに皆が倒れていた。駆け寄ってみればその身体は冷たくなっていた。血も出ていなかったため、幼いニナにはそれが『死んでいる』のだと即座に理解することは出来なかった。（ニナは理解しなかったが、これは毒ガスが用いられた） ただ、冷たくなった皆や母の身体をさすりながら、 『どうしてうごかないの』 『どうしてみんな何もいわないの』 『どうしてみんなつめたいの』 そんな疑問を一人、死体に向かって投げるばかりだった。 死体も腐り、その傍でうわ言を呟いていたニナを拾ったのが、リーダーである酒掃だった。 彼女の目的は『自身の居場所であった街と、大切な皆を奪った上大財閥に対する復讐』である。 ■：切り付け癖 ‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾ そういった過去があるため、ニナは血を流すことによって人の生を確認しようとする。 街の人々は血を流さずに死んだため。ニナが人を殺すときは必ず血を流させることを信条とする。よって毒殺はあまり趣味ではない。 ┃技能解説（一部）┃ <日本刀(太刀)> 鮮血を見る、ただそのためだけにこの大振りの刃物を選んだ。小さい刃渡りのものでは大した量の血は見られないため。血を見る、ただそのためだけに彼女はこの現代に似つかわしくない刀なんてものを練習した。 <鍵開け> 面白そうなのでちょっと勉強した。鍵開けられたらどこでも入れるじゃん？楽しそ～☆ <芸術(清掃)> やや低めなのはやる気のなさから。 <コンピューター> 現代っ子だもんね～。 <心理学> サイレン清掃会社に来てから鍛えた能力、という解釈。

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