タグ： 具

ーーーーーーーーーーー零落奇譚ネタバレありーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【特徴表】 2-8 芸術的才能　INT*3(48)を芸術技能に　芸術弓道 3-9 スポーツ万能　,一つに20芸術（弓道） ３つに10（回避、マーシャル、登攀） 【ベース】 2015 放浪者ベース　EDU*APP ・値切り→弓道（部活） 【設定】 弓道部。 両親が子供の頃に失踪し、その後預けられたのは父方の兄の家だった。 彼らはいつも自分を虐げた。 どうやら、もともと父の兄は母のことを恋愛感情として好きだったらしい。 透夜の顔は母親に似ているからと、義父は少しでも苛立つとひどい折檻をした。 義母はそんな冴夜が疎ましく、いつも憎々しげな目で見てきた。 食事も最低限与えられ、家事という家事をさせられ、まるでこの家の奴隷のような生活を送ってきた。 ある日酔っていたからか体をまさぐられそうになり、ゾッとして思い切り突き飛ばし、過呼吸になりながら夜の道を走った。 河原で思い切りゼエゼエと肺に空気が入って来ずうずくまっている時、声をかけてくれたのが世司だった。 彼は引っ込み思案で、普段こういうことに進んで首をつっこむタイプではなかった。 なのに、ずっと隣にいて、優しく頭を撫でてくれた。 自然と息ができた。 恋に、落ちる音がした。 義父が酒に酔いつぶれる気配がする夜、必ず抜け出して彼に会いに行った。 世司の家は近かったから、自分が出てくる時は静かに降りてきてくれて、夜の村を二人で歩いた。 彼と歩く時間は特別で、ひどい時間になるはずのそれは特別な時間になった。 隣にいるだけで嬉しくて、幸せで、そっと手をつないだら微笑んでぎゅっと握り返してくれる。 その度に鼻の奥がツンとして泣きたくなった。 幸せで。 彼が誕生日にくれたおもちゃのカメラで、彼の写真を撮る。夜にとってもフラッシュも満足に機能せず 綺麗な出来にはならなかったが。 それでも、宝物の時間を切り取って何度も見返せるのが嬉しくて、次第に趣味に変わっていった。 好きだと言ったことはなかった。 自分は男だし、彼を困らせたくは無かったしーーーそもそも、隣にいるあの時間だけで十分だった。 なのに、その時間も唐突に終わりを迎えた。彼の失踪で。 それから、毎日夜一人になると涙が止まらなくなる。 自分の好きが綺麗なものではないと彼がいなくなってから痛感する。 ぐちゃぐちゃだ。 両親が失踪した時とはまた全然異なる痛みが走る。 自分にとって彼は酸素のような人だった。なくては生きていけない唯一無二の人。 弓道は中学から始めた。叔父や叔母から身を守るために体を鍛え始めた。 今や体が成長し、力も多少ある自分に表立って暴力を振るってくることは無かった。 自分の身を自分で守る必要があったーー自分には目的があったから。この世界で生きていく目的が。 もう一度彼に会いたかった。ただ、それだけでよかった。 HO3 夜 消えた幼馴染である「糸色 世司」が好きだった。 親が子供のころに失踪し、身寄りもなく一人で育ったあなたにとっての心のよりどころは彼と幼馴染だった。 中でも世司はあなたにとって特別な存在で、いなくなってしまった彼を何が何でも探し出したいと思っている。 親がいなくなる前に母から白色の勾玉をもらった。 それを今でも大切に身に着けて持っていることだろう。母曰く特別なものらしい。 あなたはあの夜のように世司とまた一緒にいたいと思った。 最近両親の夢をよく見る、両親は今どこにいるのだろうか... また写真が得意で＜写真術＞に+30される クトゥルフ神話技能に+3 あなたはシナリオにおいて以下の”目的”をもっている 『世司を見つけ出すこと』『両親の行方を捜すこと』 あなたの糸色世司への感情は恋愛感情である。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ