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「脱獄は乙女の嗜み」HO3 立葵 みはる(たちき みはる) イメージ花：タチアオイ(立葵)「豊かな実り」「高貴」「気高く威厳に満ちた美」 私立舞麗慈和学園に通う高等部2年生のお嬢様。 家が大手病院のため、周りの推薦からもあり、保健委員に所属している。 また昔から絵を描くことが好きで、最近は勉強で忙しいものの、美術部に所属しており活動には積極的。 どちらも真摯に活動しているため、周りからの信頼は厚い。 大手病院「立葵医科大学病院」の歴代医院長の娘として産まれた立葵家の長女。 シスコンの妹がいる。（妹：https://charasheet.vampire-blood.net/4293765） 姉妹仲は良好。 性格は穏やかで誰に対しても心優しい。 しかし、医者志望ということで、冷静沈着な一面もあり礼儀を重んじる性格。 基本的にはリアリストなのだが、恋愛だけに対しては理想がありロマンチスト。 母親がイギリス人のため、実はハーフ。しかし、容姿は日本人の父に似たため、瞳の色以外は日本人そのもの。(妹は母似で金髪) 生まれも育ちも日本。 日本では珍しい青色の瞳も合わさって、容姿端麗で人の目を惹くことが多い。 その容姿と家柄からも、拉致されかけた経験がある。そのため、護身術を多少身につけている。 筋力も体力もそこまでなかったことから、最低限の護身術。 それを心配して、妹の方が自身よりもめちゃくちゃ護身術を身につけた。 両親からは無理に家を継がなくてはいいと言われていたが、あまり身体が強くなく幼い頃病院にお世話になった経験から、自身も医者を目指すことを決意する。 親の七光りではなく、自身の力で立葵医科大学に通い、将来は医者になりたいと考えているため、現在は勉強を頑張っている。 ▽HO3：あなたはお嬢様である。 私立舞麗慈和学園の高等部2年生(16歳)。 大手病院の歴代医院長の娘として産まれた、あなたは学園では保健委員と美術部に所属している。 ■職業ポイントの算出方法 　(POW+DEX)÷2×10 + EDU×10 ■興味ポイントの算出方法 　INT×10 ■職業技能として取得が可能な技能 　《応急手当》、《精神分析》、《説得》、《他の言語(英語又は、ラテン語)》、《製作(任意の美術品)》、《医学》 　上記技能と《人類学》、《生物学》、《薬学》の中から二つを選択。 --------------------------------------------------------------------- 以外「脱獄は乙女の嗜み」ネタバレ注意 --------------------------------------------------------------------- 葵って種類によっては、怖い印象を受ける花言葉も存在するようで。 「恋の病」なんて花言葉もあるみたいなのよ。 元々は自身の容姿を狙って言い寄ってくる男も多かったため、異性に対しては少し苦手意識があった。 しかし、恋愛に対しては幼い頃から憧れがあり、いつか運命の相手と出会えることを待ち望んでいた。 そしてその日は来る。 高等部進学後、入学式で壇上に立つその男性＿＿雲野大良に彼女は一目惚れしてしまったのだ。 彼と結ばれることは不可能だとは分かっていた。なぜなら彼には許嫁がいるのだから。 しかし、その恋情から目を背けることもできず、日に日にその想いは大きくなるばかりであった。 全校集会で彼が壇上に立つことが彼女の密かな楽しみであった。 だがやはり、叶うことのない恋であるため、葛藤する日々だった。 ある日、手紙をもらい呼び出された場所に行けば、そこには想い人がいた。 心臓がうるさい。顔が熱くなるのを感じる。 姿を眺めることは多々あれど、こうして対面で話すのは初めてであっ 動揺しながらも話を聞けば、彼も自分と同じように一目惚れをしたと言うではないか！ 自分の理想が見せる都合のいい夢かと思い、その場で頬っぺたをつねるが、痛い！夢じゃない！ 交際の申し出に断れることもできるはずがなく、彼を信じて秘密の交際は開始した。 HO1のことは生徒会長として尊敬しているため、申し訳なさは感じており、複雑。 しかし、恋情と背徳感が勝り、交際は辞める気はない。 雲野と交際していることは誰にも伝えておらず、家族も友人も知らない。 ただ、明らかに交際してから楽しそうな姿をよく見受けられるため、勘がいい人は誰かと交際していることぐらいは気づいているかもしれない。 妹は「まさか……？」と薄々気づいている。どこぞの虫と付き合ってるのお姉様！？と裏で必死にその相手を探しているとか。 クリスマスイベントの作成については了承の返事を出してはいるが、複雑。 少しとはいえ、睡眠薬をお茶菓子に混ぜるなんて……。 でも、彼が言うのであれば、信じてみよう！と協力することを決意。 恋とは盲目である。 恋という病気は時に人を狂わせる。 ーー HO3：秘匿情報 あなたはお嬢様である。 あなたは高等部進学後、恋に落ちた。その相手は生徒会長の雲野大良(くもの　ひろよし)だ。 しかし、彼には許嫁がいる。それはHO1である。 けれども、学園内での二人の関係は恋人とは思えない程に冷めていた。 校内では「政略結婚でお二人とも乗り気じゃないのかしら……」なんて、噂が流れているぐらいである。 夏休みに入る前だろうか、あなたの下駄箱に手紙が入っていた。 それは呼び出しの手紙だった。 あなたが呼び出された場所に行ってみると、そこには雲野がいた。 「君の事を入学式の際、壇上から見て、一目惚れをしてしまったんだ。 俺は許嫁が居るが知っての通り、とても恋人とは言えない関係でね。 互いに親が決めた方針に沿わねばならないのもあるが……。だが、俺は君の事を好いてしまった。 どうか、俺と付き合ってくれないだろうか！ いずれ、許嫁との関係は解消する！ 俺を信じてくれ！」 と彼は真っ直ぐな眼差しで伝えてきた。 彼のその言葉に、胸に熱い恋情と少しの背徳感を覚えながらも、あなたと彼の秘密の交際はスタートした。 それからの一年間、彼との秘密の交際は甘いスリルに包まれた物であった。 時は流れ……。一年が経ち、あなたも二年生へと進学した。 12月初頭。あなたの家の執事が、あなたに手紙を渡してくる。 「ごきげんよう。 　 　街はクリスマスムードになってきたが、今年も二人でクリスマスを祝う事は出来ないのだろう……。 　関係解消が遅くなってしまって、申し訳ない。 　実はその件でいい手を思いついたので手紙を出したんだ。この計画には君の協力が必須だ。 　 　計画は簡単だ。赤子の手を捻る程に容易いぞ。 　俺と彼女の交際を破綻させるために、彼女に幻滅して貰おうと思う。 　それで、その幻滅のさせ方なのだが……。 　窮地に立たされた際に情けない男と言うのは、ガックシ来る物だろう。 　なので、俺と君、そして許嫁ともう一名居るのだが、計4人で誘拐されてしまい。 　そこで俺の情けない一面をトクと目に焼き付けさせようと思う。 　君の家の執事にも話しは通してある。俺達は無事に脱出できるから、安心してほしい。 　 　手順なのだが、今度のクリスマスイベント。 　その打ち合わせの場に、君を呼ぶので応じて欲しい。 　君はお茶菓子でも持ち寄って、それに睡眠薬を混ぜておいて欲しい。 　仮に他にも茶菓子が出ても「食べ比べでもしてみましょう」と振れば皆、応じるだろう。 　もう一名と行ったが、実は今年の四月から新入生の後輩に付き纏われて居てな……。 　彼女もついでに幻滅して貰って離れて貰おうと思う。 　 　事が上手く行けば、今年のクリスマスは二人で祝う事が出来るだろう。 　どうか、俺達の将来の為にも協力して欲しい。 君の未来の旦那様 大良より」

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