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戦国の世から伝わる刀「無銘　穿鑿」(むめい　せんざく)を代々守り続けている一族「月夜家」の子供。 月夜家に生まれる男は皆15歳までに剣術を習得するのがしきたりだが、蓮は生まれつき剣に優れており周囲の人々からも「神童」と言われるほどの腕前だった。このまま20になればすぐに月夜家の当主になれるだろうと言われていた。 蓮には昔からの幼なじみの高代雪乃(たかしろゆきの)がおり剣術の修行が忙しいせいで友達ができない中で唯一の友達だった。 蓮が中学生の頃、全く周りとの付き合いをしない蓮は徐々に周囲に気持ち悪がられていった。そして、その蓮をかばう雪乃もどんどんと嫌われて行ってしまった。 蓮は何を言われようと知ったことではないので気にはしなかったがその分のヘイトがすべて雪乃に向いてしまいやがて暴力を振られるほどになってしまった。 雪乃はそれを蓮にはなそうとはしなかったがある日、蓮は雪乃がいじめられ、暴力を振るわれているところを目撃してしまった。蓮は激しく怒りロッカーの箒でいじめをしていた生徒に重傷を負わせ病院送りにしてしまった。その後蓮はろくに雪乃と話す暇もないまま警察に、そのまま少年院に送られてしまう。そこで蓮は一年を過ごすことになる。 少年院から出てきて自由とはなったが、人に手をかけた時点で月夜家に居場所はなく、頼みの綱だった雪乃は事件の後すぐに親の判断で引っ越してしまったらしい。誰かに頼ることもできず路頭に迷ってしまい行く当てもなくふらふらと歩いて気づけば神無威町の路地裏で意識を手放しそうになったところを兼頭彰という男に拾われた。そのまま、彼をリーダーとするグループ"M.O.S.S"に所属することとなる。("M.O.S.S"に関しては兼頭　瑛琉のキャラシを参照) 当時１６歳だった蓮に彰は多くは聞かずただ一つ、何がしたいのかを尋ねた。蓮は明確には答えを出せなかったが「昔を捨てて綺麗なものだけを見ていたい」そう答えた。 しばらくして彰は蓮にカメラを買ってきた。彰曰く、 「カメラマンなんてやってみないか？綺麗なものだけを見ているなんてのは無理だが、カメラ越しに写る動物や風景はきっとおまえの心を動かしてくれるはずだ。」とのこと。 蓮は言われるままにカメラを初めて見た。今まで剣術以外何もしたことがなかった蓮にとってそこに写るのは何もかもが新しい世界だった。蓮は直感的にこの気持ちを話してはいけない気がすると思いそこから二年生物や星などについて猛勉強しカメラマンを目指し、無事職にすることができた。 現在では風景画などの写真集を作り個人で出版して生活費を稼ぎ細々と生きている。 今もたまにグループに顔を出し撮ってきた写真を見せに来ていたりする。 【キャラ特徴】 ・慣れ親しんだ人以外は基本人見知り ・死んでもカメラを離そうとはしない ・少年院より前の話は絶対にしたがらない ・兼頭　瑛琉とはグループ内でも特に面識があり相当心を開いている 【不定の狂気】 激しい恐怖症

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