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注：サバイバルか、自然か、ナビゲートのどれにするか保留中だったけど、ろざこさんが「サバイバルいこ」っていったのでサバイバルにしております。 探索に行く動機がシナリオ中でどのようになるかわかりませんが、ヤツユメウナギはラーメンの食材（として使えるのでは？という目標もあります。 クトゥルフ７版用シナリオ「ヤツユメウナギの夢」 両親が料理関係の仕事をしており、幼少のころから料理に関しては英才教育を受けてきたため調理技能は高い。 幸旨は幸い、食べることと料理を作ることのどちらも好きなまま育ち、幼いころから将来料理関係のお仕事をするのが夢というか、当たり前の目標であった。 しかし料理にはジャンルというものがある。 和食、フレンチ、イタリアン、中国料理、エスニック……地域などを考慮すればさらなる細分化がある上、和食をとってみても懐石料理、割烹料理、鮨、蕎麦、それぞれに専門性やジャンルの差がありそれぞれの魅力がある。 「俺はどの料理をつくりたいんだろう」「料理を仕事にするにしても、どんな仕事がいいんだろうか」と考えだす年齢になったころ、なんと幸旨本人を差し置いて両親の間で戦いが勃発した。 父「蕎麦だ！」　母「いーや、パスタだ！」 そう、父は和食蕎麦割烹【神迅（じんじん）】の気鋭のそば打ち職人、母は人気イタリアンレストラン【rosa rossa（ローザ・ロッサ）】の敏腕経営者なのであった！ 「いや姉さん、そもそもイタリアンはパスタに限らないのでは？」（うどん屋【くまさんうどん】の店長の（叔父：母の弟）） 「そもそもなんで麺類限定なのさ？」（鯛めし専門店【ほけぼっけ】店長（叔母：父の妹）） といった当然の疑問はさておき、親族も巻き込み繰り広げられた仁義なき戦いは、意外な形で決着がつくことになる。 「蕎麦もパスタも実際好きなんだけど、なんか作る方としてはしっくりこないなぁ……」 親族の果てなき論争の中のある日、「ちょっと蕎麦でもパスタでもないものを食べたい」と疲れ果ててふらっとたまたま入った「麺処総長」で食べた「総長らぁめん」を食べ、彼は天啓に撃たれたのである。 「えっ、ラーメンって……すげーうまいじゃん……！」 麺処総長の看板メニュー「総長特製らぁめん」は、豚骨や鳥ガラなどの動物系スープと香味野菜系のダシをあわせたダブルスープに、にんにく醤油ダレをびしっと効かせ、さらに特製のスパイスで薫りづけしたネギ油を浮かせることで、滋味深くもガツンとくる満足感の高い一杯となっております。 チャーシューはレア系のチャーシューか、脂たっぷりのチャーシューをバーナーで炙ったものかを、お好みで選べます。 ラーメン自体はこれまでにも食べたことはあったのだが、ここまで感動したことはなく、いっぺんにこの料理の虜になりいろいろ食べてみたところ、非常に奥の深い世界であることがわかってきた。 気が付いたらもう進むべき道は定まっていたのである。 「ああ、俺、ラーメン屋をやりたいわ……！」 「また新しい麺職人が生まれてしまったな！」ということで、あの大騒動は嘘だったかのように収まってしまった。 結局のところみんな幸せで旨い飯が好きなのだ。 「旨いことの幸せ」を願うのは両親も同じこと、こうして蕎麦でもパスタでもなくラーメン職人の道を歩むこととなった。 高校卒業後はあの運命の出会いだったラーメン店「麵処総長」での修行をしていたが、いつか自分の店を開くなら自分だけのラーメンを創り出してからにしたいという目標ができ、ここ2年ばかりはラーメンに限らず海外も含め各国の料理を食べ歩いていた。各地で料理屋にいきバイトをし資金を溜めては次の食べ歩きに出るという具合で、持ち前のコミュニケーション力と食い物への情熱でなんとかしてきてしまっている。 その過程で料理と食事の文化など料理について多角的にいろいろな面からも深く学びたいと思うようになり、日本に帰国、今さらながら大学に入学することにした。 調理の基本は押さえているし、さらに自分のラーメンをつくるためにいろいろな料理に手を出してきたため、一通りいろいろつくれはする。 店を持つつもりならちょうどいい、ついでに経営などについても学んできなよと母からは言われており、経理学の講座を履修しはじめている。 以前の陽には勤務できないが「麵処総長」にもバイトとして雇ってもらっており、常連である加賀大樹は同じ大学に通うこともあり仲良くなっている。 なお、【rosa rossa（ローザ・ロッサ）】の発音が聞きたい方は、ぜひググってくれたまえ。 滅菌方陣 3 マジック・ポイント　1D3 正気度ポイント 必要時間：30 分 詳細： 　術者は布に方陣（数字を縦横に並べ、その縦横斜めいずれの行の合計も同数となるようにしたもの）を描く。その数字に手を当てながら祈りを捧げ、90% 以上のアルコールに浸す。30 分経つと、その布は強い殺菌効果を持つようになり、上に載せたものやこの布で拭ったものを殺菌する。この効果は半年間続く。効果が切れた場合再度かけなおす事ができるが、その際一度方陣に使った数字の組み合わせは使用することができず、新規の方陣を組みなおさなければならない 魔訶風水　潮満 / 潮涸　（まかふうすい　しおみつ / しおふる） コスト：６マジック・ポイント / １日　1D3 正気度ポイント / １日 必要時間：５日間 詳細： 　術者は対象となる地域に対して、そこにどの程度水が増えてほしいか、あるいは減ってほしいかを可能な限り具体的に想像する。2 ラウンド想像を巡らせたのち、術者は海神に山の幸を献上する。効果は即座に現れ始める。潮満であればその地域かあるいは河川の上流に俄かに雲が湧きたち、雨を降らせる。潮涸であればその地域かあるいは河川の上流が忽然と晴れ渡る。その後 5 日間かけて、対象の地域の水量は術者の目標に向かって推移する。その間、献上した品を動かしてはならない。動かせば、術は即座に効果を失う。 　この効果は自然現象の範疇で行われるため、湖が 5 日で枯れ果てたり、海が 5 日で大地を覆ったりするような事を起こすことはできない。が、天気の予測に長けたものや気圧配置に詳しいものはこの出来事に強烈な違和感を覚え正気度喪失を起こす（1/1D3） 《記憶封印》 《記憶を曇らせる》 《支配》 《腐った外皮の呪い》 遠見透視の術 1 マジック・ポイント /50 ｍ　1D4 正気度ポイント 必要時間：瞬時 詳細： 　術者は両手を筒状にすぼめ、顔の前に並べる。使わない方の目を閉じ、両手の隙間を覗き込みながら「遠見透視」と唱えると、効果は即座に現れる。消費したマジックポイント 1 点につき 50 ｍ先までを透視する。 両手をレンズのピントを合わせるように捻り、視界を拡大することができる。また、この術の使用中に追加でマジックポイントを消費し、更に効果範囲を拡大することもできる。 安睡雲海 1 マジック・ポイント　1 正気度ポイント 必要時間：瞬時 詳細： 　術者は白い綿を対象の周囲に撒き、" 雲海で眠れ " と唱える。対象の CON と術者の POW で対抗ロールを行ない、勝利した場合効果は瞬時に現れる。対象は抗いがたい眠気に襲われ、意識を失う。この眠りは自然なものであり、対象がなんらかの刺激を受けた場合は意識を取り戻す。 記憶封印 1D10 マジック・ポイント　1D4 正気度ポイント 必要時間：瞬時 詳細： 　術者は対象の中の封印したい記憶について、少なくとも半分の期間において対象の行動を把握していなければならない。1 ～ 5 ラウンド（記憶の期間によって変わる）封印したい記憶を術者が思考したのち、術者は鍵となる言葉を決める。その上で、術者は対象の目を見て呪文を唱え、対抗 POW ロールに勝利しなければならない。術者が勝利したならば、即座に効果が表れる。対象は、術者が定めた期間の記憶について、一切思い出すことができなくなる。この効果は、対象が「鍵となる言葉」を目にするか、耳にするまで続く。この呪文の効果によって直前までの記憶と現在の状況に認識上の齟齬が生じても、対象は正気度を喪失することなく速やかに現状に適応する。 幽体離脱 1D3 ～ 1D10 マジック・ポイント　1D3 ～ 1D10 正気度ポイント（距離によって変化する） 必要時間：瞬時 詳細： 　術者は対応した二つの魔法陣を用意し、そのうち一つの上で自分の体を安静な状態に保つ。目を閉じて「向こうへ行きたい」と念じると、効果は瞬時に現れる。術者はもう一つの魔法陣の上に自身の精神を転移させる。精神の状態で呪文を再度念じると、対応した魔法陣の上にある体に入ることができる。 ●概要 推奨プレイヤー数 ：１ ～ ２ 人 想定プレイ時間 　：３ ～ ５ 時間 舞台　　　　　　 ：現代日本 使用サプリメント ：基本ルールブック 　　　　　　　　　＋マレウス・モンストロルム（６版準拠） 推奨技能　　　　 ：＜言いくるめ＞＜説得＞などの交渉系技能、＜目星＞ ロストの危険性　 ：低い 探索者への指定としては大学１年生 宝探しに行くよ

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