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クトゥルフ PC作成ツール
女郎花 柘榴
ID:4462655
MD:0ba2746c4716553c97dea502da90a65d
女郎花 柘榴
タグ:
海も枯れるまで
にゃむCoC
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生まれ・能力値
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その他増加分
一時的増減
現在値
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初期
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デア
幸運
知識
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SAN
現在SAN値
/
(不定領域:
)
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技能
職業P
/
(うち追加分:
)
興味P
/
(うち追加分:
)
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初期値の技能を隠す
複数回成長モード
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<戦闘技能>
成長
戦闘技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
回避
キック
組み付き
こぶし(パンチ)
頭突き
投擲
マーシャルアーツ
拳銃
サブマシンガン
ショットガン
マシンガン
ライフル
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<探索技能>
成長
探索技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
応急手当
鍵開け
隠す
隠れる
聞き耳
忍び歩き
写真術
精神分析
追跡
登攀
図書館
目星
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<行動技能>
成長
行動技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
運転(
)
機械修理
重機械操作
乗馬
水泳
製作(
)
操縦(
)
跳躍
電気修理
ナビゲート
変装
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通常表示
<交渉技能>
成長
交渉技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
言いくるめ
信用
説得
値切り
母国語(
)
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<知識技能>
成長
知識技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
医学
オカルト
化学
クトゥルフ神話
芸術(
)
経理
考古学
コンピューター
心理学
人類学
生物学
地質学
電子工学
天文学
博物学
物理学
法律
薬学
歴史
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戦闘・武器・防具
ダメージボーナス:
名前
成功率
ダメージ
射程
攻撃回数
装弾数
耐久力
その他
%
%
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所持品・所持金
名称
単価
個
価格
効果・備考など
価格総計
現在の所持金:
、 預金・借金:
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パーソナルデータ
キャラクター名
タグ
職業
年齢
性別
身長
体重
出身
髪の色
瞳の色
肌の色
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その他メモ
女郎花 柘榴(おみなえし ざくろ) ───────────────────── ●精神科医 (2015) 職業技能:医学、科学、心理学、精神分析、生物学、説得、薬学、ほかの言語 ───────────────────── 希望を持たずに生きることは、死ぬことに等しい。 To live without Hope is to Cease to live. ドストエフスキー いつもこの言葉が心に過ぎる。 美しすぎる透明人間。 それが女郎花柘榴だ。 女郎花柘榴、彼には妹がいる。とても醜い妹が。 彼自身は妹を可愛がっているが・・・。 柘榴が産まれた時、両親は喜んだ。すんなりとした出産、髪の毛の先、睫毛の1本迄美しい赤ん坊。 二年後、妹が産まれる。両親は、口にこそ出さなかったが嫌そうな顔をした。 稀に見る難産、そして成長するにつれて醜くなる妹。 柘榴は妹と仲良くしようとするが、妹は常に兄を優先する両親と、優遇される美しい兄を憎むようになる。 テストで妹が100点をとって嬉しそうに両親に見せた時、柘榴は学年トップの成績をとった。 妹が学年トップ、学級委員になり先生に褒められた時、柘榴は他薦で生徒会長を任されていた。 妹の初恋の相手は野球部のエースだった。 ただ、生徒会からの連絡としてプリントを渡しに行っただけ。 それなのに柘榴は野球部のエースに惚れられて、告白された。 勿論断ったが、妹からの視線は一層恨みがましさを増した。 柘榴はその容姿と頭脳が相まって常に誰かに見られており、その性格は大人しく、角を立てない言動をとりがちだった。 本当は妹みたいに反抗期だって欲しかった。 両親は反抗期の妹に呆れただけで放置していた。 少しの反抗をしてみたくてテストを白紙で出した。 「間違えたのね。おっちょこちょいね、女郎花くんは」と先生は明るく再テストを受けさせた。 そのテストも白紙で出すと、先生は真面目な顔をして二人きりの教室に呼び出してきた。 待っていた、これが反抗期だ、やっと、人生で初めて誰かに怒られる。柘榴は嬉しかった。 そう考える柘榴をよそに、微笑んで柘榴の首に腕を搦め、先生はこういった。 「そんなに私のことが気になるなら素直に告白してくれたらいいのに」 ゾッとして走って逃げた。 先生はその日から柘榴を意図的に避けるようにしていた様だが、親に白紙のテストの話をすることも無かった。 書いてもいないテスト結果が、廊下に貼り出される。 満点だった。 誰からも見られる、透明人間。 誰からも愛される、無個性でいて鮮烈な印象を残す、都合の良い人形。 女郎花 柘榴を形容するならばそのような人間だろう。 母の勧めもあり、医者の道を志す。 血は苦手なので精神科医を志すことにした。 医大の大学院生は通常研修医を経てしか院生になれないが、優秀だった為に医大卒から即院生入りし、臨床研究に明け暮れる。 その頃には妹もある種の諦観を抱いており、前よりも少しは会話が出来た。妹の「ああ、おかえり」という雑な一言。それがとても嬉しかった。 無事に、精神科医として働き始める。一人暮らしもはじめた。 院長等のトップの座に着くのは嫌だったため、とある個人病院の医師として勤務。 都内のその病院を選んだ理由は、院長が面接の際、柘榴の顔を見ても全くの無反応、更に生粋の女好きでいわゆるブス専だったから安心して務められる、と思ったからだ。 ある日両親から、必ずこの日の夕方は実家に帰ってくるように、と言いつけられる。 理由も知らないまま、断る理由も無いため仕事帰りに実家に寄った。 そこには両親と妹、そしてもう一人男性がいた。 妹は目を見開いていた。 柘榴が帰ってくるなんて聞かされていなかったらしい。 そうして両親が紹介してきた男性は、妹の婚約者だった。彼は柘榴を驚いた様な顔をして見ていた。 挨拶をし握手を交わしながら、厭な予感がした。 後ずさり、仕事を残してきたからと嘘をついて、逃げる様に実家を出た。 厭な予感がした。 次の日、両親から 「あの彼が貴方の連絡先を知りたいんですって。ああいう良い人も心が疲れる時代よねえ」 なんていう連絡が入った。 厭な予感がした。 一週間後、五年も彼と付き合っていたらしい妹の婚約が、解消された。 ・・・・・・厭な予感がした。 一ヶ月後の事だ。 仕事中の休憩時間にふとメッセージアプリを開くと、珍しく、そう、初めてといってもいいくらい珍しく、妹から連絡が入っていた。 「お兄ちゃんになりたかったな、私」 たった一言。不思議に思い、返信しても既読はつかない。 厭な予感がした。 仕事を早退させてもらい、実家に帰ったが妹はいなかった。 街中、妹がいきそうな場所を探して回った。 何処にもいなかった。何回目の電話をかけた頃だろう。 諦めて家に帰りながら、電話をかける。 誰もいないはずの一人暮らしの柘榴の自宅から、着信音がする。 厭な予感がした。 鍵を持つ手が震えた。上手く開けられたのは数分後だっただろうか。 ああ、そんな筈はないのに、「お兄ちゃん遅いよ」なんて妹が呆れたように中にいれば、それでいいのに。 厭な予感がした。 最初に目に付いたのは、剥がれかけたペディキュアだ。 妹は浮いていた。 否。揺れもせず、ぶら下がった彼女は。 その後は記憶が散り散りで朧気にしか覚えていない。 医師として、救命措置は施したが間に合わなかった。 妹は死んだ。 妹が死んだ。 自分のせいだと、思わざるを得なかった。 妹の告別式、参列したもの達は妹の遺影や棺よりも美しい柘榴の方を興味津々で見ていた。 振られたショックで自殺した妹を失った、医師として全力を尽くしたのに救えなかった悲劇の美青年。 勝手に彼らの中でそのストーリーが作り上げられていた。 いたたまれなくなり、その場にいたくなく、また家にも帰りたくない。 ふらふらと適当に服を買い、ホテル暮らしをはじめた。 スィートルームを渡り歩くホテル暮らしをしながら、忌引きが終わり通常勤務に戻る。 院内処方の薬棚から抗うつ薬と眠剤を持ち出すようになった。 死にたい。致死量は分かっている。 何処の血管を切れば死ぬのかも、分かっている。 体力の薬を飲んだ後に、ホテルの風呂場で大動脈に近い部分をメスで切った。 いつもの出勤時間に部屋から出てこない事を不審に思ったホテルマンにより見つかり、助かってしまった。 自殺系のサイトを漁り、心中募集を見つけて応募した。 相手は若い青年だった。青年は柘榴の美しさにぎょっとした。 初めてあった二人で、公園の駐車場で、車の中で練炭自殺することに決めた。 気が付いたら、駐車場のコンクリートの上で寝ていた。 ふと見ると、目張りを貼り直した助手席が目に入る。 「やっぱり貴方は生きてください。美しい貴方にぼくなんかと死んで欲しくない。 」 それが練炭自殺した彼の最後のメッセージテキストだった。 年収一千万円、貯金五千万円の彼はホテルを転々とする内に、リュックサックに袋詰めした一千万円を雑にいれて動くようになった。 クレジットカードでもいいのだが、何となくそうしたくなった。 誰か困っていたら配ろうか、サンタクロースみたいだな、なんて思いながら。 仕事をしながら、死に場所を探しては今日もうろついている。 ああ。本当に。 希望を持たずに生きることは、死ぬことに等しい。 ───────────────────── 一人称:僕、私(仕事中は私) 二人称:貴方、君。さん付け。 基本敬語。 性格:温和、黙りがち(聞き上手と、相手には思われる)、嫌なことを嫌だと言えない、好かれたくもないが嫌われたくもなくて角を立てない様に振る舞う。 精神科医としては非常に勤勉で優秀。 真摯に患者と向き合い、頷いて話を聞く。 「・・・・・・」が非常に多い。 口に本音を出さず、黙って思考するタイプ。 傷跡:仕事に差し障るので太腿や腹などの見えない場所に刺したり切った跡がある。 好きな食べ物:林檎 アップルパイ 林檎に関するもの 嫌いな食べ物:辛すぎるもの 妹の名前:女郎花 林檎(おみなえし りんご) 恋愛面:男女関わらず、人生において誰とも付き合ったことは無い。アセクシャル気味。 セックスに対して、想像するだに恐怖がある。 キスどころか初恋すらしたことは無い。 暇な時何をしているか:迷惑のかからない、効率のいい死に方を探しているか、フラフラと出歩いては殺してくれそうな人が居ないか探しているか、妹のメッセージを読んでいる。 「お兄ちゃんになりたかったな、私」 これを読む度に、柘榴は苦笑する。 「僕は、君になりたかったよ」と漏らして少し泣く。
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歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました
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