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カノヨ街では天満(てんま)を名乗る、桝花色の髪色のメカクレ男子。全体的に胡散臭く不審で、感情が口元以外からは把握できない。黒系の服を着ているのも不審感を助長させている。 一人称は「僕」、二人称は「君、アンタ、自分、オタク」。ややクセ強めな関西弁を喋る胡散臭い青年。ノリの良い飄々として人を食ったような態度を取る。一方でそれなりの義理堅さと気の長さを合わせ持ち、往々にして悪い奴ではないという評価を受けがちだが、むしろ根本は善人。胡乱な容姿や言動のため人に警戒心をすこぶる抱かせやすいことを自覚しているが特に改善するつもりはない。基本的には知識豊富で頭の回転も良い聡明で、適度に腕も立つ文武両道。 カノヨ街で骨董屋を営んでいるが口調に反して商売っ気は薄い、どころか商品に関して値切りはさして上手くない。店頭で客と喋っているか、奥に引っ込んで骨董の鑑定をしているかのいずれか。古書修復も請け負っていたりするなど、割と器用。 15【天才】 生まれつき頭の回転が早い。INT+1。 50【受け身】 どんなときでも、きちんと受け身を取って被害を最小限に抑えることができる。ショックのCONロール(“クトゥルフ神話TRPG”61P)の成功の範囲に+20%。 以下通過シナリオ秘匿あり カノヨ街におけるアバターでは年齢を不明としているが、実際は31歳。性別はいずれにしても男性。「カノヨ街のデータベースを盗み出す」という目的のため、元来素直で隠し事ができない性格が災いして口数の多い胡乱な青年になってしまっているが、実際はもう少し物静かで一人称は「俺」、二人称には「お前」が加わるなど硬派で口も悪くなる。一方で実際の人間の容姿もメカクレであり、胡乱な容姿は変わりない。 カノヨ街での不審な行動は避けているが、店の奥に引っ込んでいる時はカノヨ街内のハッキング方法を探っている。 以下さらにカノヨ街の秘匿アリ 　元々カノヨ街を創設した反社会組織ヴィノムスに所属していたエンジニア。 　両親はヴィノムスの母体であったカルト教団の信者だった。良夜が生まれる以前から多々不幸に襲われていた両親はカルト教団に入信、財産だけはあったため教団に多額の寄付を行うほど盲信する。良夜自身はカルト教団に不信感しかなかったが、良夜の類稀な頭脳(特徴15天才、INT18)を見抜いた教団の人間から幼少期に引き抜かれ親元を離れて暮らす。以降は教団の命令で留学を命令され(英語:80)、人工頭脳や碑文解析のAI開発の経験を積む(コンピューター:90)。両親とやり取りをすることは一切なかったが6歳年下の妹とは度々連絡を取り合っており、兄妹仲は良かった。 　その後教団からヴィノムスが分離する際に再びヴィノムスに引き抜かれ、末端システムの開発を担う。その少し後、妹が事故で重傷を負い、脳に損傷を受けたために障害を重篤な後遺症として残すことになる。ヴィノムスは妹の治療として身柄を組織に移すと提案、良夜は反対したものの両親がそれを了承した。事実、治療ではなくなんらかのプロジェクトの実験体として妹を利用していることを知り、妹を返還するように求めるがヴィノムス側がそれを了承することはなかった。この一件によって、ヴィノムスを裏切ることとなる。尚、その後妹の生死は不明であり、こうした行動の動機が復讐か妹を救出するためか良夜自身はっきりと理解していないが、本心では9割の確率で死んでいると思っている。また妹を売り渡すような行動を取った両親に対しての情はなく、事実上絶縁状態にある。 　以上の経緯から嘘をつくことが下手でクセのない人物ではあるが本質は諦観的で厭世的。さりとて人を見捨てることは出来ず幼い子供を見ればそっと手を差し伸べてしまう程度には、人間と接するということを切り捨てることができないお人好し。

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