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「偽りまみれのこの身なれども、その信念に狂いなしってね。それはそれとして過度な面倒事は避けたいところです」 【人となり】 どこかものぐさな雰囲気を漂わせるがやり手の若き探偵。 そつがない仕事ぶりから仕事自体はそこそこ多いが、好むのはオカルト絡みのゴシップ系。 【経歴】 若くして軍医となるが、その経歴は抹消され、その非凡な才覚から日本軍の秘密部署に引き抜かれる。 表向き『軍とは無関係』なていで市井では探偵という肩書きで動きつつ、入手した情報を軍へと流している。 いろいろ書いたが、いわゆる『諜報員』という認識で間違いない。 軍としても女性の士官は問題になりうるということから、無関係を装える諜報員という立場は都合がよかった。 その経歴から詳細を隠し、他人に話す用のカバーストーリーが存在する。 【出自など】 軍人を輩出する名家に生まれ育ち、性別は女性だが、男性として育てられた。 しかし、これはポリシーではないので、今は必要であれば女性として振る舞うことも厭わない。 実際にドレス姿で格式高い社交界などに潜り込むこともある。 高い射撃技能はもともとのセンスに加えて、実家での修練のたまもの。 なお、名乗っている名前は偽名ではなく本名。 堂々としていれば逆に怪しまれないし、そもそもそこまでの情報通や暇人はそういないとは本人の談。 決して偽名を考えるのが面倒だったからとかそういうわけでもないかもしれない。 【カバーストーリー】 ・東京で生まれ育つが、10年前の関東大震災で一家離散。 ・家族を探す目的で探偵を志し、拳銃の使い方もひとりで生きていくために学んだ。 ・過去の写真などは震災の際の火災ですべて失くした。 ・未だに家族は見つかっておらず、遺品もない。 ・『父：奥山 駿』『母：奥山 しづこ』 ・家族の手掛かりをたずねて始めることとなった旅が今は趣味。 ※職業は「軍医(平民)」をモチーフにしています。

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