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CoC「キョウカイ」に行くよ！ ・HO1：あなたは捜査班の班長である あなたは捜査班の班長であり、班のまとめ役である。 特別犯罪捜査本部の捜査官。 冷静沈着で生真面目な性格である。責任感、正義感が強い。 私情と仕事を完全に分けようと努めているため、一見、近寄り難い、冷たい人物に見える。しかし、本来は人のメンタルケアなどのサポートが得意であり、人を思いやり、歩み寄るような温かい人である。仕事上、精神論だけではどうにもならないことも多いため、情を出さないだけで。 人生経験をそこそこ積んできたため、多角的に物事を捉え、判断することができる。 その判断には勿花の優しさが多く含まれており、なるべく全ての存在に、平等であろうとしたが故の配慮がある。もしかしたら多少甘いと思われるかも知れない。 白髪が目立ち始めたので、思い切って髪をグレーに染めるとかいう、大胆な面もある。 自分は気にしないけど、まぁ、ちょっと見苦しいか…？？って感じ。 後は、遅れを取らないように体を鍛えている。趣味はランニング。 ふとした瞬間に衰えを感じて物悲しくなる時がある。書類を一枚ずつ捲れなかったときとか、伸びをしたら関節が鳴ったときとか。 ▼以下KP情報 秘匿 HO【胸懐(キョウカイ)】 あなたには忘れられない人がいる。それは恋人だったか、親友だったか、家族であったか。 とにかくあなたのとって大切な人であった事には変わらない。その人は 10 年前、ウラガワの起こした殺人事件によって「首に開いた小さな穴から全身の血を抜かれた状態」死んでいる。その犯人がどうなったのかは一切報道されず、あなたは被害者関係者であるにも関わらず、犯人の顔すら知らない。 あなたはその時の気持ちや感情を今でも胸に抱え続けており、普段の仕事の傍らで当時の事件の犯人を追っている。また、あなたは先の事件が切欠でウラガワを許すことができずにいる。ウラガワと対面したとき、POW×5 に成功しなければ本能的に殴る、蹴るなどして攻撃をしてしまう。 ※あなたは捜査班の班長として、ある一部の事象を覗いて物事を冷静に見る事ができる。 POW に＋2、精神分析、心理学に＋30 の補正を得ることができる。(超過無し) ▼勿花 公照について 「勿花 公照(なばな きみてる)」は、今は亡き夫の名前である。 結婚前の本名は「秤 青葉(はかり あおば)」である。 夫が亡くなってから、職場では自身の名前を「勿花 公照」と名乗るようになった。本当は「勿花 青葉」なのにね。警察手帳的なものには「勿花 青葉」と書かれている。 夫との間には、２人の子供がいる(姉:かなえ 弟:ゆう)。家族間で仲が良く、暖かな家庭を築いていた。 勿花が結婚していることを、彼女と親しい同僚や上司は知っているが、10年前から職場に復帰し、勿花 公照を名乗り始めたあたりから、新しく知る者は居ない。 多分HO2,3,4は勿花の本名も、結婚していることも知らない。教えてない。自己紹介のときはもう勿花 公照だった。 ＊勿花の同僚NPCがいる場合は勿花の本名知ってていいです！PLは知らないという形で大丈夫ですかね？？ 殺された夫については、大切な人が殺されたまでは言いますが、夫であるということ、結婚しているということは基本言わないスタンスで行きます！ 青葉さんは、有休とって家族でデ◯ズニー行くとしても、「私用で休みます」っていうタイプです。 んで、有休あけに「お土産です、休憩にどうぞ」ってデ○ズニーのお菓子置いていくので、同僚にひっそり「デ○ズニー行ったんだ…」って思われるタイプ。 しばらく待ち受けがデ○ズニーでとった家族写真になってる。 上司や同僚は、彼女が公照を名乗り始めた理由は知らないものの、夫を亡くした彼女を気遣い、彼女に合わせて、彼女のことを公照、もしくは勿花と呼んでくれている。 夫が亡くなってからは女手一つで子供達を育てており(父母や義父母の協力ももちろんあった)、職場には爆速で復帰してる。肝っ玉かあちゃんです。母は最強を体現するスタンス。 だからって職場で夫の名前を名乗るのは怖いけど。でもそうしないと、自分を保てなかった。それほどまでに夫を奪ったウラガワが憎かった。 公照は、誰にでも優しく、温厚な人物であった。 生真面目で自他共に厳しい青葉と補い合えるような、おおらかな人物だった。まさに理想のふたりだったんだと思う。 彼女は彼に良い影響を受け、お互いにお互いの良いところを吸収し、歩み寄り、手を取り合って改善していくような夫婦だった。 そんな彼はウラガワによって殺された。 なぜ、彼だったのか。優しい彼が何故殺されなくてはいけなかったのか。 温厚で滅多に怒ることのない彼は、沢山の人に好かれており、沢山の人を支えてきた。もちろん自分だって彼に支えられ、愛された者の一人だ。 まさか、自分がこうなるとは思わなかった。沢山のウラガワに関係する事件に関わってきたつもりだったが、ウラガワによって大切な人を奪われることが、こんなにも恐ろしくて、辛くて、悲しくて、悔しくて、恨めしくて、憎いことだなんて。 全てのウラガワが悪いモノではないのはわかる。彼らも自分たちのような普通の人間と一緒なのだ。ただ、自分たちと少し違った力があるだけで。彼らの大半は平穏に、人に紛れてひっそり暮らすモノたちだから。 ウラガワの苦悩もわかる。他の人とは違った、特別な力を生まれ持ってしまったが故に、差別や偏見を一身に浴びたり、犯罪や人身売買に巻き込まれてしまったり等の辛い運命にあるのは。彼らだって、人間によって傷つけられる、被害者になることだってあるのだ。 でも でも許せなかった。 ウラガワが恐ろしい。やろうと思えば奴らは簡単に人の命を奪えるのだ。彼らにとっては造作もないことが、自分たち人間にはかなりの脅威になりうる。 ウラガワが憎い。彼を奪ったウラガワは今でものうのうと生きているかも知れない。自分と同じ思いをする人が増えるかも知れない。ウラガワのせいで。ウラガワがいるから不幸が生まれるのではないか。 ウラガワが事件を起こさなければ、自分たちのような組織はいらない。なのに自分たちがいるということは、ウラガワの凶行が確かにあるということの証明だからだ。 ウラガワが、私たちと同じ存在で、私たちに危害を加えない、友好的な存在だと、誰が証明できる？ 否、そんなことはできない。人だって犯罪を起こす奴はいるのだ。だとしたら、そのウラガワが犯罪を起こさない確証なんてない。 ならば、これ以上不幸を増やさない為にも、不幸は芽のうちに摘んでしまうべきだ。 ウラガワは何をするか分かったものではない。その上、我々人間には到底敵わないような、恐ろしい力を持つものだ。危険だ。危険だ。危険だ。 いや、そうではない。そうではないことを知っている。優しさを、公平さを忘れるな。 そう、これは私怨である。世の中はこうあるべきではない。ウラガワの中にも人と同じように生活をしているモノがいる。人を傷つける意思がなく、共存を望むモノがいる。…夫のように優しいモノだっている。 私は、凶悪な事件を起こすモノたちから、平穏な日々を過ごすモノたちをを守る仕事をしているのだ。 忘れてはいけない。 私怨に呑まれないよう、あえて彼女は公照を名乗るのだ。 優しかった彼の名を名乗ることで、私怨によって物事の本質を忘れないように。 彼の名に恥じない捜査官であるために。 復讐の鬼にならないために。 私は、凶悪な事件を起こすモノたちから、平穏に暮らすモノたちを守ることを仕事としている。 忘れるな。優しかった彼のことを。彼がくれた暖かな思いを。 忘れるな。全てが悪ではないことを。 忘れるな。罪を憎んでヒトを憎むべきではないことを。 冷静に、公平に、客観的に。物事の本質を見抜け。私怨に惑わされるな。

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