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ハイフェッツをなぞる病 HO天才 智有 創 (ちあり そう) 美大生 21歳 男性 俗に言う｢天才｣の絵描き。基本的にどんな絵でも描けるが、得意なのは水彩で好きなのはグラフィックデザイン。夢はアートディレクター。幼少の頃から数々の賞を取っており、現在は学生でありながら時折仕事を請け負っている。 おおらかでマイペース。あまり物事を深く考えない。暇があれば絵を描いているが、描いている時の集中力は尋常ではなく、話しかけてもすぐには気づかないほど。 “HO秀才”の秀樹とは幼馴染であり、小中高大、全ての学校が同じ。また、絵画教室も同じである。｢ひーちゃん｣と呼び慕っており、見つけたら駆け寄って嬉しそうに話しかけに行く。秀樹を一番近くで見てきたため、その実力を｢すごい｣と認めている。 ｢俺の名前は創！『はじめ』じゃないぞ、よく間違えられるんだ〜｣ ｢ひーちゃんは俺の幼馴染！良いやつだぞ、お前も話してみる？｣ ｢うーん…絵描くのに恋人とかいらなくね？｣ ｢夢はでっかく、アートディレクター！見てろよ、絶対叶えるから！｣ 以下秘匿⚠️ 高校生になるまで、創は自分が｢天才｣であると自覚していなかった。ただ好きなように絵を描き続け、それを褒められ、また絵を描く。自分はひたすら努力し実力をつけているのだ。…が、どうやらそれだけではないようだ。大抵の人には成せないことを自分は易々とこなしているらしい。｢天才だ｣と持て囃され、まるで自分の努力なんて最初から無かったかのよう。理解されない。理解できない。｢天才｣という名の前に、｢努力｣なんてちっぽけなものなのかもしれない。俺の努力は意味のあるものだったのかな。そんな考えを打ち破ってくれたのが、幼馴染の秀樹であった。彼はひたすら努力を続け、自身に勝るとも劣らない表現をする。そんな彼の作品が、創は大好きだ。ずっと仲良くしてくれるだけでなく、｢努力は意味がある｣と教えてくれた秀樹自身ももちろん大好きだ。ずっとずっと、秀樹と競い合っていたい。秀樹は｢創には叶わない｣なんて口ぶりをたまにしているけれど、全くそんなことはない。だから、もっと自信を持って欲しいな。 ■メモ ・技能について 製作、運転、操縦、芸術（または二人に関わるセッション内のみのオリジナル技能）のいずれかを最初に設定していただく。HO天才はそれをセッション内でのみ80%で振れる。HO秀才はそれを60%で振る事が出来る。これはキャラシに記入している技能以外で構わない。所謂シナリオ限定ボーナスポイントである。 ・秘匿 HO:天才 貴方は何かしらの分野で一流である。いや、一流なんて言葉では済まされない、本質的に優れた能力がある。けれど貴方はその知識、知恵を人に教える事は出来ない。 何故なら天才だからだ。天才というものは人から理解されない存在だと貴方は薄々気が付いている。けれど“HO秀才”ならば分かってくれそうだ。自分の居るところまで這い上がって来てくれそうだと感じている。貴方の目的は「“HO秀才”と共に競い合う事」だ。因みに貴方の才は当セッション中＜精神分析＞を兼ねている。貴方の天賦の才は人の心を癒すためにあるものだ。貴方がそう思うか、そう思わなかろうが、世界はそうやってできている。

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