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HO 霧雨 あなたはクラスの人気者だ。 あなたには、忘れたい過去がある。 中学時代、あなたはいじめを受けていた。 中学1年生の夏から中学2年生の冬ごろまでの1年半。 いじめは、主犯が転校したことで自然となくなったが、それでもいじめられていたという事実は変わらず、残りの 1 年半は孤独に過ごした。 あなたはこの過去を消すために、自分を知る者が誰もいないような遠い高校に進学し、 過去に蓋をして明るい人間をふるまっている。 そのおかげで今はクラスの人気者だが、あなたは自身の過去が露呈することを何よりも恐れている。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 【基本情報】 名前：雨霧 梅蕾（あまぎり つぼみ） 一人称：俺❗️ 二人称：名前から1文字取って○ーちゃん、もしくはくんで呼びます。嫌がってたら苗字か名前にさん付け、くん付けするよ 年齢：16歳 身長：158.8cm 四捨五入して160cmと言い切る 誕生日：2月10日 水瓶座 カラーコード：#ff1493 ／ #FF0099 職業：高校二年生 将来の夢は、スクールカウンセラーと中学校の教師で迷い中 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 【生まれてから現在までの、背景】 出身地は福岡県。町としては比較的に栄えており、山や川など豊かな自然と共存しているのどかな場所。夫婦仲も良いごく普通の家庭の元へと生まれ、両親からの愛情をもらいながらも健やかに育つ。 しかし、彼が12歳の頃、父親が急死でこの世を旅立ってしまう。急死とは言っても、事実は膵癌による病死。発見した時にはもう既にステージⅣの手術不可、助からない状態だった。けれど父は最期までその事実を子供には伝えること無く、最期まで旦那として、一家の父として働き続け、その生を全うした。 その甲斐あってか父が残した貯金、そして降りた生命保険は、暫く不自由な暮らしはしないであろう金額だったのだが、梅蕾の進学やまだ幼い2歳の妹を女手1つで育てることは難しいと判断したのだろう。後ろ髪を引かれながらも、父の死をきっかけに母の実家である埼玉へとお引越し。 九州の中でも都会にあたる福岡よりも都会な埼玉、その変化に戸惑いつつもワクワクを胸に埼玉の中学へと進学。 けれど、そんな期待はすぐ裏切られる事となる。 慣れない環境に苦戦しながら何事も無く過ごせていたのは春までの短い期間。急に中学1年生の夏から中学2年生の冬ごろまでの1年半、いじめの標的にされる。 いじめの原因は分からない。長い髪と名前が相俟って女の子に見える女々しさが問題だろうか？それとも父親が居ないことが原因だろうか？それとも標準語ではない話し方が変だからだろうか？……原因は分からない。分からないからこそ、どうしたら良いのか分からず、ただ只管に心が傷付けられた。 言葉の暴力だけでなく、時として偶然を装って振るわれる暴力に何度も一人で涙を流しては、何も言い返す事が出来ない自分に腹を立てた。訳も分からない差別に、死にたいと、一瞬でも思った事もある。だけど、自分と妹の為に必死で働く母、母の代わりに世話を焼いてくれるおばあちゃん、そして10歳年下の幼い妹を置いて逝くのは何よりも嫌だった。家族の為にも、亡くなった父の代わりに唯一の男である自分がしっかりしなければと思った。 だから何をされようと屈せずに生きていこう、そう心に決めた矢先のこと。 決意を固めてからずっと続くであろういじめに慣れ始めたころで、突然主犯が転校した。主犯が居なくなったことで、自然といじめはなくなっていったが、それでもいじめられていたという事実が変わることはない。自分と他の人たちの間には埋めようもない溝があり、それを埋めるのも馬鹿馬鹿しかったので友達も作らぬまま残りの1年半を一人で孤独に過ごした。 一人で居るのは楽だった。相手の顔色を窺わなくていいし、自分の行動に周りがどう反応するのかビクビクしなくてもいい。一人だったら好きな時に好きなことを出来るし、孤独に過ごすのも慣れたものだった。 ……でも、やっぱり一人なのは寂しかった。 下校時に談笑しながら帰り道を共にする人たちも、休み時間や休みの日に外で遊んでいる人たちも、全員が全員笑顔で、キラキラしてて、楽しそうで、心の底から羨ましかった。 「自分もあんな経験をしてみたい」と、心の奥底ではそう思っていた。諦め切れなかったのだ。 お前にはそんなの無理？いいや違う。 来世に期待しろ？そんな諦めはしたくない。 死は何も解決しないんだ。だって死んだら終わり、逃げになる。 だから、いっその事もう一度新しい環境で始めるしかないと思った。 埼玉ではなく、埼玉から遠い東京の高校に進学したいと母に無理を言ったのだ。 自分の過去を消すため、本来経験できる筈だったものを得るため、自分を知る者が誰もいないような遠い高校へと進学し、過去に蓋をして明るい人間をふるまっている。 そのおかげで今はクラスの人気者となれたが、何かのきっかけで自身の過去が露呈することに恐れを抱いている。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 【家族について】 現在は埼玉から東京へと引っ越したので、おばあちゃんとは一緒に暮らしていない。 母、妹（咲蘭 ｻｸﾗ）、梅蕾、猫（わさび）の4人家族。 母は夜まで働いている（ちゃんとホワイトだよ）ので、妹のお世話は主に梅蕾が担当。料理スキルはそのため。50%だから上手くできる日と出来ない日があるのだが、妹はどんな料理でも美味しいと言ってくれる（妹ありがとう）。 陰キャ離脱として三つ編みをし始めたのだが、本当の理由は妹が三つ編み好きだから。毎日自分のを編んでは妹のも編んであげる。仲良し兄妹。 妹を学校に送り出した後、やっと自分も家を出て爆速で高校に登校するのでほぼ毎日遅刻気味。だけど一応先生達に事情は説明しているので何とか目をつぶって貰ってる。サンキュー先生😉 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 【性格について】 中学の頃も別に陰キャではなかったし、正直環境と運が悪かっただけなので基本的に明るい性格。 けど過去の話だったり、いじめの話には敏感なので口数減るしすぐ話を変えようとする。触れられたくない。 昔いじめの被害者で孤独の苦しみを分かっているので、いじめられている人やひとりで居る人たちに昔の自分を重ねてしまう。 だから余計なお世話だったとしても絡みに行くし、出来る限り傍に居て、支えられる分は支えたいと思ってしまう。 中学教師やスクールカウンセラーを目指しているのも、自分のようにいじめで悩んでいる子たちの傍に居て、支えてあげたいという気持ちの表れ。 だけど最近は「お兄ちゃんのごはんすき！」と妹が言ってくれるので、料理人になろうかなとか考えてる（チョロい）（シスコンか？） いじめの主犯格のことは嫌い。恨んでる。お前のせいで俺の人生が、とは思ってる。 でも、だからってその人の人生をめちゃくちゃにしたいとは思わない。その人の過去を世間に暴いて、どうにかしてやろうとは思わない。 過去は変わらない。…だからもう前を向こう。もしその人と再び出逢っても、何事も無かったかのように優しくしよう。 「優しくすれば、その分優しさが返ってくる」 父が最期に言い残した遺言であり、大事なことだから。 もう僕は、俺は大丈夫。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 【他HO情報メモ】 HO煙雨 ···▸ 火煙 輝晴 かえん きはる HO暮雨 ···▸ 寒蝉 夕陽 ひぐらし せきひ HO糸雨 ···▸ 安曇 梓羽花 あずみ しうか HO氷雨 ···▸ 八日吹 六花 ようかぶき りっか

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