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ミステリアスな雰囲気の天使。 常に微笑をたたえており、崩れることは滅多に無い。穏やかで物静か、麗しい見た目も相俟って一見神秘的だが、実際は表情に乏しく不器用なだけ。 自分が感じたことを言語化したり、表情を喜怒哀楽に合わせて変えたり、そういった感情表現が極端に苦手。そのため表情がころころ変わったり態度に出やすい人を羨ましく思っている。幸い音楽の才能には長けていたため、感情を音に乗せて演奏することが多々ある。人の笑顔が大好きで、自分の奏でる音で己が感じた「楽しい」や「嬉しい」といった幸せな感情を伝えて、他人も同じように感じ笑ってほしいと願っている。 主に使う楽器はシンセサイザー。色々な音を奏でられるのがアウトプットが苦手な自分と相性がいいのではないかと思って選んだ。 人間だったときから感情の起伏に乏しく、滅多なことじゃ心が動かされることは無かった。当時も浮世離れした美しさと何者も拒まない態度から常に人に囲まれていた。それを疎ましく思ったことはない。他人に興味が無かったからだ。 彼にとっての人生はガラス一枚越しに隔てられた向こう側、或いは単調な映画のようで、意味もなく水中を揺蕩っているような、そんな日々だった。良くも悪くも周囲を気にしない卯月の言動は浮世離れした雰囲気も相俟ってどこか非現実的で、それがまた周囲の目を惹き、魅了していった。 またこの頃は唯一の趣味として、ピアノをよく弾いていた。コンクールで受賞するほどの腕前で、よく「感動的な演奏だ」「繊細な感情が伝わってきた」と評されていたが卯月本人は「楽譜通りに弾いてるだけなんだけどなぁ」と思っていた。 天使になってからも本質は変わってないのか淡々とした日々を過ごしていたが、悪魔を助けたとき、泣きだしそうな彼の顔を見たときに胸にもやもやした名状しがたい感情を抱いた。ただ漠然と、助けたという記憶ともやもやした感情が胸に残り続け、彼なりに考えた結果「自分は他人を笑顔にしたいのではないか」と結論付けた。以降それまで誰に向けるでもなく天に向かって奏でていた音を「誰かを笑顔にしたい」と願いながら奏でるようになった。誰かが笑顔になる度に少しずつ満たされていく感覚がして、それが嬉しくて堪らない。 休日はより鮮明に感情を伝えるため、心理学や音楽の勉強、作曲に勤しんだり、色々なところに出かけて刺激を受けている。 食事は「食に至上の喜びを感じる人もいるから」という理由で摂っている。好きな食べ物は担々麺。趣味は勉強、演奏、「楽しい」と感じたことをメモにとること。 モチーフはイエローダイヤモンド。石言葉は「自信」「神々しさ」「富」。 名前の由来はイエローダイヤモンドの中でも希少なカナリー・イエローより。人間の名前は金糸雀をこう　いい感じにしてます 《回避》→人間時代、自衛程度に鍛えた瞬発力の名残。 《図書館》→勉強中！読書はあまり得意じゃない。 「ん？……あぁ、僕の名前？。カナリーって言います。カナでもカナリーでも好きに呼んで」 「うーん、これでもすごく、すごく嬉しいって思ってるんだよ。……見えない？ふふ、よく言われる」 「シンセサイザー、いいよね。どんな音だって奏でられる。羨ましいな」 「君に笑顔になってほしいんだ、ほんとだよ」 11か月、死体をみて発生する SANc の値に-1 の補正がかかる。（見慣れているため）

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