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□□□□□□ ――――――――――――― PC名：山伏 天慶（やまぶし てんけい） 職業：骨董品店 経営者（2015 超心理学者 EDU*20） 年齢：27歳（1995/5/4） / 性別：男性　/　出身：日本 京都府　京都市　右京区 髪の色：灰 / 瞳の色：青紫 / 肌の色：褐色 身長：189⇒194cm / 体重：78⇒84kg ■能力値■ ――――――――――――― HP：19 MP：24 現在SAN：86/86 STR18+1 CON17+3 POW15+13-4 DEX18 APP9 SIZ17 INT15+1 EDU21 初期値SAN75 アイデア75 幸運75 知識99 ダメージボーナス+1d6 財産「15」3d6 年齢によるEDU上昇＝ 加齢によるステータス変動＝ 母国語＝日本語 ステータス変動＝【特記】【特徴表】 カラーコード＝5B8063　/　405C36 ■技能■ ――――――――――――― 職業P EDU*20 (420) ――――――――――――― 写真術+50/精神分析+79/図書館+26 ほかの言語(英語)+50/オカルト+50 心理学+75/人類学+60/歴史+30 興味P (150P) ――――――――――――― 回避+34/こぶし+6/武道(古武道・立)+55 ほかの言語(ヒンドゥー語)+10 その他 ――――――――――――― 【特徴表：不思議ちゃん】 　4-5）不思議ちゃん（D）「時折突拍子もない言動で周囲を騒がせることがある。別世界から来た精神交換者か妄想が生み出した人格がしばしば表面に出ているかもしれない」 　フリーポイント：1d6(6)：60P＝聞き耳+25/目星+35 成長P ――――――――――――― 回避+29/キック+70/組み付き+70/こぶし+29/投擲+15/拳銃+12/ショットガン+5/武道(古武道・立)+39 日本刀+49/杖+34/鎖鎌+72/居合+93/薙刀+42/弓(アーチェリー)+30/武道(古武道・組)+94/剣(ソード)+20/短剣(ナイフ)+38/太刀+51/斧+10 応急手当+40/隠す+69/聞き耳+45/忍び歩き+19/写真術+13/精神分析+19/登攀+24/図書館+42/目星+26/ヒプノーシス+12 機械修理+26/水泳+12/製作(料理)+15/跳躍+42/ナビゲート+52 言いくるめ+11/信用+21/説得+15/ほかの言語(英語)+36/ほかの言語(サンスクリット語)+36/ほかの言語(古代エジプト語)+34/ほかの言語(ゲルマン諸語)+35/ほかの言語(ヒンドゥー語)+45 医学+49/オカルト+24/クトゥルフ神話+13/芸術(武芸)+94/経理+40/考古学+67/心理学+19/人類学+25/電子工学+4/法律+28/薬学+9/歴史+18 サバイバル(森)+23/サバイバル(戦地)+3/サバイバル(砂漠)+9/サバイバル(密林)+32 夢見+5/芸術(瞑想)+82/芸術(暗号)+50/芸術(調香)+63/芸術(技巧)+94/芸術(刺激)+31 ■所持品■ ――――――――――――― ハンカチ/ティッシュ/財布/身分証明書/名刺/簡易応急セット 携帯電話/モバイルバッテリー/手袋/マスク/煙管/マッチ LEDポケットライト/金平糖/カラースプレー/ペンジュラム デジタルカメラ/ボイスレコーダー/周波数測定器/手鏡/御香 黒瑪瑙の御守り（七海 咲良からの誕生日プレゼント/2022.5.4） 【AF：大稲荷之刀】ダメージ：1d10+db　/　耐久力：-　/　貫通：無　/　属性：斬撃　/　技能：〈日本刀〉/ 部類：日本刀 　「大稲荷会の会長（ヨグ＝ソトースの息子）手掛けた刀。《魔力を付与する》及び《刀身を清める》及び《平凡な見せかけ/仮面》の魔術が付与されている」 【AF：大稲荷之鎌】ダメージ：1d8+db 又は 巻きつき　/　耐久力：-　/　貫通：無　/　属性：斬撃　/　技能：〈鎖鎌〉/ 部類：鎖鎌 　「大稲荷会の会長（ヨグ＝ソトースの息子）手掛けた鎌。《魔力を付与する》及び《刀身を清める》及び《平凡な見せかけ/仮面》の魔術が付与されている」 【AF：大稲荷之鉄杖】ダメージ：1d8+db　/　耐久力：-　/　貫通：無　/　属性：斬撃　/　技能：〈杖〉/ 部類：杖 　「大稲荷会の会長（ヨグ＝ソトースの息子）手掛けた杖。《魔力を付与する》及び《平凡な見せかけ/仮面》の魔術が付与されている」 ■その他■ ――――――――――――― 《メモ》 ――――――――――――― 日本 京都府　京都市　右京区　出身の男性。 家族構成は、父親、母親のみであったが、両親の死後、父親方の祖父に引き取られる。 両親が死亡したのは、彼が四歳の頃であった。 当時、第二子を出産するという母親は、父親と共に病院へと向かった。 彼は、父親方の祖父に預けられ、両親の帰りを待っていた。 しかし、両親が帰ってくることはなかった。代わりに返ってきたのは、両親の死亡報告だ。 両親の乗っていた車に、大型車が激突して、両親共に還らぬ人となったのだ。 以降、彼は、父親方の祖父に引き取られ、祖父の下で育った。 また、両親の死と同じ頃、彼は、不可思議なものが見えるようになった。 祖父に話したところ、その不可思議なものは、亡霊や物ノ怪と呼称される者であるそうだ。 ――しかし、その事実は、当時の彼を苦しめた。両親の姿が見えなかったからだ。 自分や第二子の存在がありながらも、両親は成仏できたのだ。 それ自体は良いことであるというのに、拭いきれぬ寂しさと悔しさがあったのだ。 そんな彼を祖父は支えた。 彼の見える不可思議な存在を否定せず、むしろ、心から肯定したのだった。 ――祖父は、骨董品店を営んでおり、彼は、両親の死後から、それらに囲まれて生きてきた。 特に興味を持ったものは、祖父が話していた「付喪神」についてだ。祖父は「物には魂が宿る」と彼に話し、彼はその話を信じ続けていた。 この話を祖父以外の者に話しても、周りは、彼の話を信じはしなかった。 いつしか、彼は孤立するようになったが、彼は、この事実を気にすることはなく、自分の信じるものを信じ続けた。 祖父の支援の下、彼は、小中高、大学に進学。 大学は心理学を専攻。成績は一貫して上位のまま卒業する。 大学卒業と同時期に、祖父は病によって死亡し、祖父の財産は彼が継承した。 祖父の死は、悲しく、そして、虚しいものであったが、彼が寂しさを引きずることはなかった。 祖父の家には、祖父の店には、祖父の残したもので溢れていたのだから。 後に、彼は、祖父の存在を忘れない為、祖父への感謝を示すように、祖父の骨董品店を継ぐことを決意する。 彼自身、経営者には、向かない性格ではあったが、現在も彼は自分のやり方で、骨董品店の店長を勤めて続けている。 ―――――――――――――――――――――――――― 一人称「儂」「自分」 二人称「御主」「～殿」 口調　特徴：やや嗄れ声ではあるが、若さを感じる声色/古風な話し口調　/　声質：低⇒中・エッジ有・擦・甘・柔・温　/　口調：標準語/老人口調 　　　語尾「～じゃ」「～のう」「～かえ」「～ぞ」「～ぞな」 誕生日　1995年　5月　4日 誕生花　ヤマブキ「気品」「崇高」「金運」 血液型　A型 ▷飲酒：可 ▷喫煙：可 ▷住居：骨董品店 裏手 二階建て 和風建築物 ▷動物：好 ▷学歴：私立大学 心理学部　卒業 ▷アレルギー：無 ▷恐怖症：無 ▷趣味：美術鑑賞/散歩/甘味/武道/写真/旅行/語学/神社巡り/言葉遊び/御香 ▷性格：飄々（裏：負けず嫌い）/温厚/穏和/親切/気分屋（裏：努力家）/マイペース/前向き/慎重/警戒的（裏：素直）/紳士的/天然（裏：計算高い） ▷信念：私は私の思考を信じ、行動に責任を持って生きていこう。誰にも私という個は奪わせない。 ▷好（食）：甘味(和菓子)/和食/金平糖/御粥/蕎麦/もつ鍋 ▷嫌（食）：脂っこいもの ▷好（人）：自身の行動に責任を持てる者　/　道具を大切に扱える者 ▷嫌（人）：無責任な者　/　横暴な者 ▷酒（好）：日本酒（甘） / 焼酎 ◆ その他 設定 ◆ ・古書、古美術、古いものが好き。 ・自由を重んじるが、自由には責任が伴うと考えている。 ・和食であれば、礼儀作法に則って食事ができる。 ・何を考えているのかよく分からないと言われる。 ・骨董品店の経営は、祖父との繋がりを持つ支援者のお陰で成り立っている。 ・骨董品店の裏で野良猫に餌をあげるのが日課。 ・健康的な生活を心掛けて日常を送っている。 ・掴みどころのない話し方をして、確信的なことはあまり口にしない。 ・服装に関して無頓着。基本的に祖父が使用していた服を着る。 ・道具を大切に使用する為、物持ちが良い。 ・祖父は数多の武器を操る武人だった（他PLの発言により付与） ・祖母は数多の知識を持つ賢者だった（他PLの発言により付与） ・幼少期から成仏できない幽霊の苦しむ姿を見てきた。 ・成仏できずに苦しむ幽霊に話しかけ、成仏できるように手助けする。 ・店内及び自室は香が強く焚かれている。 ・どれだけ腹が立っても三度までは注意で済ます。 ・偽名などを名乗る際は「藪石 天磨（やぶいし てんま）」と名乗る。 　⇒KE　を使用しない理由　⇒"仮(KE・KA・KARI)"の名前 　⇒残りの名前をアナグラム⇒ YA MA BU SI TE NN "KE" I　⇒　YA BU I SI TE NN MA 《RP》 ――――――――――――― 「お初にお目にかかる。山伏骨董品店の経営者を勤めておる、名を山伏 天慶という。よろしく頼むぞ」 「ふむ、名前かえ？そうじゃのう、藪石 天万とでも呼んでくれぬか？」 「ほう、良いぞな。良いぞな」 「この口調は祖父譲りのものでな。まあ、気にするでない」 「すまぬのう」「感謝するぞ」 「悪いのう。儂は儂の道をゆくぞえ」 「焦らず、されど、慢心せず行こう」 《技能習得理由》 ――――――――――――― 《ステータスの決定》 ――――――――――――― -初期ステータス- STR9 CON12 POW15 DEX18 APP9 SIZ16 INT15 EDU21　 初期値SAN75 アイデア75 幸運75 知識99 ダメージボーナス+1d4 財産「15」3d6 《職業ベース》 ――――――――――――― 2015　超心理学者　EDU*20 《交友関係》 ――――――――――――― 【父親/故】「父上」 【母親/故】「母上」 【祖父/故】山伏 天真（やまぶし てんしん） 　呼び名「爺様」備考：武芸百般の異名を持つ武芸の達人だった -大稲荷会- 【会長】敬意/関心/連帯感/信頼：伊冬 狐々（いとう ここ/PL：異形頭） 　呼び名「会長殿」 -大稲荷会 直系 邑樂組- 【組員/相談役/顧客】敬意/関心/連帯感：Theodor Wartenberg（テオドール・ヴァルテンベルク） 　呼び名「テオドア殿」 【組員/諜報部隊 指揮官補佐/顧客】敬意/関心/連帯感/庇護：葛籠貫 花丸（つづらぬき はなまる） 　呼び名「花丸殿」 【組員/諜報部隊 構成員/顧客】敬意/関心/連帯感：巳碕 圭（みさき けい） 　呼び名「圭殿」 【組員/諜報部隊 構成員/九尾組派】敬意/庇護：木尾 吉影（このお よしかげ） 　呼び名「吉影殿」 【組員/諜報部隊 構成員/九尾組派】敬意/関心/連帯感：海尾見 渚（うなおみ なぎさ） 　呼び名「渚殿」 【組員/諜報部隊 構成員】敬意/連帯感/庇護：浅倉 冬真（あさくら とうま） 　呼び名「冬真殿」備考：一ノ瀬 望海の恋人　/　魂が入れ替わったことがある　/　彼が食屍鬼であることを知っている（姿を見たことがある） 【組員/電子情報管理及び収集部隊 指揮官補佐】敬意/庇護：神来社 萩明（からいと しゅうめい） 　呼び名「萩明殿」 【組員/治療部隊 医師】敬意/信頼：神楽坂 百合（かぐらざか ゆり） 　呼び声「百合殿」備考：壊滅的な程に料理音痴らしい 【組員/経理及び調達部隊 指揮官】敬意/関心/連帯感：神楽坂 桔梗（かぐらざか ききょう） 　呼び名「桔梗殿」 【組員/経理及び調達部隊 指揮官補佐】敬意/関心/連帯感：神楽坂 雛菊（かぐらざか ひなぎく） 　呼び名「雛丸殿」 【組員/経理及び調達部隊 指揮官補佐】敬意/関心/連帯感：神楽坂 牡丹（かぐらざか ぼたん） 　呼び名「牡丹殿」備考：幽霊時代から面識有り 【組員/治療部隊 構成員】敬意/関心/連帯感：三田 九郎（みた くろう/PL：異形頭） 　呼び名「九郎殿」備考：彼が"緑の神の子"であることを知っている -三ツ里 一ノ地- 【頭領】敬意/関心/連帯感：水蛇 忍（みずち しの） 　呼び名「忍殿」 -山伏骨董店- 【店員】敬意/関心/連帯感/親愛/庇護：北条 了則（ほうじょう あきのり） 　呼び名「了則殿」 -李古物店- 【仕事仲間/東京都】敬意/関心/連帯感：李 雲（リー・ユン） 　呼び名「雲殿」 -御影屋- 【仕事仲間/神奈川県】敬意/関心/連帯感：御影（みかげ） 　呼び名「御影殿」 -京都府 右京区- 【仕事仲間/陶芸家】敬意/信頼/連帯感：右京 忠茂（うきょう ただしげ） 　呼び声「忠茂殿」 -宇緑美術商- 【社長/仕事仲間】敬意/関心/連帯感：宇緑 梓（うろく あずさ） 　呼び名「宇緑社長」「梓殿」 -伊藤探偵社- 【社長】敬意/関心/連帯感/庇護：伊藤 東（いとう あずま/PL：異形頭） 　呼び名「東殿」 【社員】敬意/関心/連帯感/庇護：間藤 汐（まどう しお/PL：異形頭） 　呼び名「汐殿」 【社員】敬意/関心/連帯感/庇護：黒幕 太陽（くろまく さん/PL：異形頭） 　呼び名「太陽殿」 【社員】連帯感：Dorothea Solberg（ドロテア･ソールバルグ） 　呼び名「ドロテア殿」 -朱桐学院中等部- 【美術教師/知人】敬意/関心/連帯感/庇護：八重樫 琥太郎（やえがし こたろう） 　呼び名「琥太郎殿」 - 一ノ瀬貴金属 - 【社長】敬意/信頼/連帯感/関心/庇護：一ノ瀬 望海（いちのせ のぞみ/PL：風見鶏） 　呼び声「望海殿」 【社長補佐/恋人】敬意/関心/連帯感/好意/親愛/庇護：七海 咲良（ななうみ さくら/PL：風見鶏） 　呼び名「咲良」備考：2022.5.5　交際　⇒　婚約予定　2022.8.5 【知人】敬意/関心/連帯感/庇護：広瀬 橙子（ひろせ とうこ/PL：風見鶏） 　呼び名「橙子殿」備考：葛籠貫 花丸 の 恋人 -友人知人- 【友人】敬意/関心/連帯感/庇護：十六原 きこ（いざはら きこ/PL：しなの） 　呼び名「きこ殿」 【友人】敬意/関心/連帯感/庇護：久野 愛美（ひさの めぐみ/PL：鰯雲） 　呼び名「愛美殿」 【友人】敬意/関心/連帯感/庇護：御子神 幸喜（みこがみ みゆき/PL：もらこ） 　呼び名「幸喜殿」 【友人】敬意/関心/連帯感/友好/庇護：風丘 紅葉（かざおか くれは/PL：風見鶏） 　呼び名「紅葉殿」 【知人】敬意/関心/連帯感/庇護：如月 ひすい（きさらぎ ひすい/PL：風見鶏） 　呼び名「ひすい殿」 【知人】敬意/関心/連帯感/庇護：里崎 彩矢（さとざき あや/PL：風見鶏） 　呼び名「彩矢殿」 【知人】信頼/関心/連帯感/庇護：金鳳花 聖（きんぽうげ ひじり/PL：あいりん） 　呼び名「聖殿」備考：北条 了則 の 異父兄弟 【知人】疑念/庇護：金鳳花 聡（きんぽうげ さとり/PL：せら） 　呼び名「聡殿」備考：北条 了則 の 異父兄弟 【知人】信頼/関心/庇護：九 瑠璃（いちじく るり/PL：ちよ） 　呼び名「瑠璃殿」備考：骨董品店の客人 《特徴表》 ――――――――――――― ・4-5）不思議ちゃん（D）「時折突拍子もない言動で周囲を騒がせることがある。別世界から来た精神交換者か妄想が生み出した人格がしばしば表面に出ているかもしれない」 　　フリーポイント：1d6(6)：60P＝聞き耳+25/目星+35 「物ノ怪や付喪神と称される存在が彼には見えているのかもしれない」 《特記》 ――――――――――――― ・なし 《参加シナリオ》 ――――――――――――― -27歳- ・「」⇒生還 　KP　　　　　　：　もぶ 　　PL　：　しなの　　/　いこ（十六原 きこ） 　　PL　：　きゅう助　/　藪石 天万（山伏 天慶） 　　PL　：　鰯雲　　　/　斉藤（久野 愛美） 　　PL　：　もらこ　　/　ミユキ（御子神 幸喜） ・「武芸百般-壱」⇒生還　/　呪文習得 / 【AF：大稲荷之刀】【AF：大稲荷之鎌】【AF：大稲荷之鉄杖】 　KP：異形頭　/　PC：伊冬 狐々 　PL：きゅう助　/　PC：山伏 天慶 ・「DUNGEON CLOSED・スーパーショゴリリゴス」⇒生還　/　初発狂 　KP：きゅう助　/　PC：山伏 天慶（役職：弓兵） / 巳碕 圭（役職：賢者） 　PL：風見鶏　/　PC：風丘 紅葉（役職：幸運児） / 七海 咲良（役職：密偵） ・「トートの短剣と不平等な死」⇒生還　/　【AF：トートの短剣のレプリカ】入手　/　STR+1 　KP：きゅう助　/　PC：山伏 天慶 / 葛籠貫 花丸 　PL：風見鶏　/　PC：風丘 紅葉 / 七海 咲良 　⇒大稲荷会に譲渡【AF：トートの短剣のレプリカ】 「CUPL爆誕王様ゲーム」幕間会話 きゅう助　/　PC：木尾 吉影 / 神来社 萩明 / 浅倉 冬真 / 海尾見 渚 / 葛籠貫 花丸 / 神楽坂 牡丹 / 山伏 天慶 風見鶏　/　PC：一ノ瀬 望海 / 天沢 千尋 / 七海 咲良 / 風丘 紅葉 / 澪川 晶 / 七海 すみれ / 水篠 陽里 ・「地下愚低國」⇒生還　/　【AF：魔力を付与した日本刀】/ POW成長：成功＝POW+2 　KP：みき 　PL：きゅう助　/　PC：山伏 天慶 / 北条 了則 　PL：異形頭　/　PC：黒幕 太陽 / 間藤 汐 　⇒大稲荷会に譲渡【AF：魔力を付与した日本刀】 ・「深き澱身の園」⇒生還　/ POW成長：成功＝POW+2 　KP：みき 　PL：きゅう助　/　PC：山伏 天慶 / 北条 了則 　PL：異形頭　/　PC：黒幕 太陽 / 三田 九郎 ・「暗黙」⇒生還 　KP：みき 　PL：きゅう助　/　PC：山伏 天慶 / 北条 了則 　PL：異形頭　/　PC：黒幕 太陽 / 三田 九郎 ・「雪乞い」⇒生還　/　呪文習得 　KP：きゅう助　/　PC：山伏 天慶 / 北条 了則 　PL：風見鶏　/　PC：七海 咲良 / 如月 ひすい ・「狐の歩兵」⇒生還 　KP：異形頭 　PL：きゅう助　/　PC：山伏 天慶 / 北条 了則 ・「時の館と歪んだ世界」⇒生還　/　呪文習得　/　STR10　⇒　STR19　/　CON12　⇒　CON17　/　SIZ16　⇒　SIZ17　/　CON+3　/　POW-3　/　POW成長：成功＝POW+2 　KP：異形頭 　PL：きゅう助　/　PC：山伏 天慶 / 北条 了則 ・「化神之譚・8」⇒生還 　KP：きゅう助　/　PC：山伏 天慶 / 北条 了則 　PL：風見鶏　/　PC：七海 咲良 / 八重樫 琥太郎 ・「DUNGEON CLOSED・MM-140」⇒生還　/　【AF：旧神のコイン】入手 　KP：きゅう助　/　PC：山伏 天慶 / 巳碕 圭 　PL：風見鶏　/　PC：七海 咲良 / 里崎 彩矢 　⇒大稲荷会に譲渡【AF：旧神のコイン】 -不定の狂気：感情の乱れ　⇒　1ヶ月　⇒治療1ヶ月- ・「急性 恋煩ヰ Pandemic・MM-140」⇒生還 　KP：きゅう助　/　PC：山伏 天慶 / 葛籠貫 花丸 　PL：風見鶏　/　PC：七海 咲良 / 広瀬 橙子 ・「DUNGEON CLOSED・1-4」⇒生還 　KP：きゅう助 / PC：山伏 天慶 / 千晃 北斎 　PL：風見鶏 / PC：七海 咲良 / 里崎 彩矢 -不定の狂気：幻痛　⇒　3ヶ月　⇒治療1ヶ月- ・「会話しろ！」⇒生還　/　INT+1 　KP：きゅう助　/　PC：右京 忠茂 / 葛籠貫 花丸 / 山伏 天慶 　PL：風見鶏　/　PC：一ノ瀬貴 望海 / 広瀬 橙子 / 七海 咲良 ・「自殺連鎖-√A」⇒生還　/　POW成長：成功＝POW+3 　KP：きゅう助　/　PC：山伏 天慶 / 神楽坂 牡丹 / （北条 了則） / （鴎田 みなも） 　PL：風見鶏　/　PC：七海 咲良 / 七海 すみれ / （里崎 彩矢） / （風丘 紅葉） ・「君の名は」⇒生還　/　呪文習得　/　POW成長：成功＝POW+3 / POW+1 / POW-1 / 呪文習得 / 【魔導書：錬金術師の始祖】解読＝呪文習得 　KP：きゅう助　/　PC：浅倉 冬真 / 山伏 天慶 　PL：風見鶏　/　PC：一ノ瀬 望海 / 七海 咲良 -不定の狂気：幻覚　⇒　3ヶ月　⇒治療1ヶ月- ・「暗目狂音」⇒生還　/　呪文習得 　KP：きゅう助　/　PC：北条 了則 / 山伏 天慶 　PL：せら　/　金鳳花 聡（きんぽうげ さとり） 　PL：あいりん　/　金鳳花 聖（きんぽうげ ひじり） 　PL：ちよ　/　九 瑠璃（いちじく るり） ～～～～～～～～～以下、ネタバレ有～～～～～～～～～～ 《長期の狂気》 ――――――――――――― ・不定の狂気：感情の乱れ　⇒　1ヶ月　⇒治療1ヶ月 ・不定の狂気：幻痛　⇒　3ヶ月　⇒治療1ヶ月 ・不定の狂気：幻覚　⇒　3ヶ月　⇒治療1ヶ月 《遭遇した神話生物》 ――――――――――――― -- 「ゴースト」「チャコタ」「ショゴス」 -武芸百般-壱- 「ヨグ＝ソトースの人間的な息子」「星の精」「空鬼」「外なる神の従者」 -DUNGEON CLOSED・スーパーショゴリリゴス- 「ショゴス・ロード」「ショゴス」「深きもの」「深きものの混血種-クトゥルフの寵愛を受けし者」「ゴースト」 -トートの短剣と不平等の死- 「砂に棲むもの」「駆り立てる恐怖」「スフィンクスの子」「外なる神の従者」「墓に群れるもの-像の姿」「シャンタク鳥」「夜鬼」「トート-ニャルラトホテプの化身」 -地下愚低國- 「クトーニアン」「ミ＝ゴ」「飛行するポリプ」 -深き澱身の園- 「緑の神の子」「深きものの混血種」「深きもの」「ダゴンとハイドラ」「ロイガー」 -暗黙- 「イゴーロナク」「イゴーロナクの従者」 -雪乞い- 「ミ＝ゴ」「ウェンディゴ」「ノフ＝ケー」「イタクァ」 -狐の歩兵- 「空鬼」「星の精」 -時の館と歪んだ世界- 「ザールのロボット」「外なる神の従者」「ザール」「ヨグ＝ソトース」 -化神之譚・8- 「空鬼」「精神寄生体」 -DUNGEON CLOSED・MM-140- 「外なる神の従者」「ガグ」「食屍鬼」「イドラ（真の姿）」 -急性 恋煩ヰ Pandemic・MM-140- 「イドラ（ヨランダ）」「イドラ（イ夫人）」「星の精」 -DUNGEON CLOSED・1-4- 「深きもの」「クトゥルフの星の落とし子」「ダゴンとハイドラ」「ハイドラ」 -自殺連鎖-√A- 「砂に棲むもの」「ロイガー」「ガタノソア」 -君の名は- 「ナガアエ」「ジュク＝シャブ」「サイメイギ」 -暗目狂音- 「外なる神の従者」「ゴースト」 《魔導書》 ――――――――――――― -君の名は- 「錬金術師の始祖」 呪文《ヘルメス・トリスメギストス毒塵》《魂の束縛》 　　《夢見る人の罠》《精神転移》《精神交換》 　　《イブン＝グハジの粉》 　　《スレイマンの塵》《復活》 　　《神格との接触/ジュク＝シャブ》 〈オカルト〉+1d10％ 〈クトゥルフ神話〉+4％ 【知識/神話生物/神格】イェクーブの住人、旧支配者ジュク＝シャブ　について〈クトゥルフ神話〉+4％ 正気度喪失：斜め読み　1d8　/　研究　2d8 研究期間：30週間　/　斜め読み：60時間 言語〈英語〉 ――これらの知恵を”錬金術”と名付けよう。錬金術師の始祖であり、神についてを綴る。 《呪文》 ――――――――――――― -- 《ヴールの印》 -大武芸百般-壱- 《肉体の保護》 -雪乞い- 《空中浮遊》 -時の館と歪んだ世界- 《完全》《時空門の創造》 -魔導書『錬金術師の始祖』- 《ヘルメス・トリスメギストス毒塵》《魂の束縛》《夢見る人の罠》《精神転移》《精神交換》 《イブン＝グハジの粉》《スレイマンの塵》《復活》《神格との接触/ジュク＝シャブ》 -暗目狂音- 《外なる神の従者の召喚/従属》《亡霊に命令する》《旧き印》 《AF》 ――――――――――――― -DUNGEON CLOSED・MM-140- 【AF：旧神のコイン】⇒大稲荷会に譲渡 「普段は古い金貨の形をしているが、1マジック･ポイント支払うことで、このAFを入手した際に指定した任意の武器に変えることができる。 　再び金貨の形に戻す際には1マジック･ポイントをコストとして支払うだけで良い」 《障害》 ――――――――――――― 【ゴーストとの対話】ゴーストと会話、対話を行うことができる（KP裁量） 《知識》 ――――――――――――― 【知識】人ならざる存在の認知/《ヴールの印》《旧き印》について〈クトゥルフ神話〉+1％ 【知識/魔術】魔術の存在の認知《治癒》《復活》《被害を逸らす》 【知識/アーティファクト】トートの短剣　について　※ 【知識/神格】旧支配者シアエガ、旧支配者オスイェグ、旧支配者サイメイギ　について〈クトゥルフ神話〉+3％ 【知識/神話生物/神格】イェクーブの住人、旧支配者ジュク＝シャブ　について〈クトゥルフ神話〉+4％ 《シナリオ後 付与設定》 ――――――――――――― -人の心は妖面の如し　：　HO 弐「天狗面」- 【終了後処理】 ・今後、人ならざるもの（基本ルルブ記載のモンスター「ゴースト」）の影響を探索者は受けにくくなり、HO1 は全く影響を受けなくる。 今後 HO1 はパンの大神の影響で何かに取り憑かれることはなくなるが、HO2、3、4 は関わりが薄くなるだけで相変わらず HO2 は会話を行うことができ、 HO3 はゴーストに対して攻撃を行うことができ、HO4 は強い幸運持っている。 ただし、HO2、3 は今後継続で使用する場合その力はゴーストのみしか適応されず、また適応自体は今後の KP の裁量に任される。 -人の心は妖面の如し　：　HO 弐「天狗面」- ❏HO 弐「天狗⾯」 ――貴⽅は不思議な⼈間だ。 周りは貴⽅のことを普通の⼈間とはまた別の⼈間だと思っているが、さほど気にするほどではないし、貴⽅のことを全て知らない周りの⼈間は、ただの「不思議な⼈」くらいにしか思っていないのだろう。 しかし、貴⽅が周りと少し違うのはもちろんただの不思議な⼈ではなく秘密があるからだ。 貴⽅は⼈間とは違う異形の存在を「⾒ることができ、可能なら会話を⾏うことができる」からだ。 他の⼈間には⾒えないものと話をする貴⽅をどこか不思議そうに⾒ているだろう。 「貴⽅は不可思議な天狗⾯」 【特徴表：不思議ちゃん(貴⽅は⼈ならざる者と話ができる不思議な⼈だ)】 ㅤㅤ ❏特記 貴⽅は⼈ならざるものを「⾒る」ことができ、さらに会話が可能なら会話を⾏うことができる。 ⼈ならざるものに対して＜精神分析＞＜⼼理学＞＜交渉系技能＞を⾏うことができる。 もちろん会話ができないものもいるので、その場合は諦めよう。 ❏作成ルール 職業指定:なし 年齢制限:EDUの関係で最低でも16歳以上が好ましいが、強制ではない。 ・通常の探索者と同じ作成ルールで作成する。ただし、COCサプリメント【クトゥルフ2015】の特徴表に記載されている【特徴表:不思議ちゃん】を必ず所得する。 特徴表は最大で2つまで可能なので、あともう一つは取らなくてもいいし、ダイスで決定し所得しても良い(ただし、D面は1つまでなので所得できない。) ・また、今回はD面の特徴表を必ず1つ所得しているため、INT×10で決定した興味Pに、さらに60Pを追加する。 (キャラクターシート興味P欄の「うち追加分:」に60Pを追加する。) ―――――――――――――――――――――――――― 【人の心は妖面の如し　/　シナリオ背景】 ドリームランドの「禁断の地」の端に位置する狭間の空間にて、「禁断の地」であることには変わりなく、そこにはざまざまなクリーチャーが住まう場所だったが、そこにはとある魔術師（主人）が奉仕種族「チャコタ」の「最後の顔」になることを望み、様々なものたちの「顔」を集めていた。 本来チャコタを生み出すような魔術師や狂人は、チャコタの最初の顔になろうと召喚することがあったが、その魔術師はチャコタのことを「千面の神」と称え、最後の顔になることを望んだのだ。しかし、その魔術師は、人が死ぬ際のその最後の表情に興味を持ち、様々な過去、感情、とにかく訳ありな人間を集め始めた。 そして奇妙な方法でこの世界に招待しては、最後にその顔をチャコタのために奪い取っていたのだが、殺された人間が怨霊となったものを魔術師は自分の召使いとして動かすため魔術のかかった面を打ち付け「妖面」という存在（ゴーストの亜種）を作り出した。そのゴーストはこの禁断の地で蠢く神話生物などの影響を受け、人間の心を持ったまま半神話生物のような形となってしまった。 妖面達は自分たちが死んだことを自覚しながらも、このような形から本来の人間としての死を迎えるために、主人を殺そうと考えていた。しかし、召使いとして作られた彼らは主人に対抗できず、ただ迷い込んだ人間の顔を奪い取っては主人に献上していたが、とある人間達の中に 1 人の老人が迷い込む。 その老人はメモを残しながら探索者と同じように屋敷を探索したが、やがて最初に作られた妖面である般若に殺されてしまう。 しかし、老人はやがて妖面として作られるが、主人の魔術がうまくいかず、主人の命令に反して、とある人間を呼び出そうとした。 それは、主人が唯一恐れていた「鬼の血族」というものだった。 昔の伝承か都市伝説か、しかしながらその血族の人間は霊を祓う力があった。 その力を持つものなら主人を殺してくれるかもしれないと考えた翁は、鬼の血族である HO3 を呼び出すが、その際に、同じく霊を感じ話すことのできる HO2 が偶然 HO3と共に迷い込んでしまう。さらに、同じタイミングで主人が千面の神にふさわしいと考えてい霊媒体質の HO1 を呼び出し、その人ならざるものを引き寄せやすい力は禁断の地で邪神を引きつけてしまった。それが、「パンの大神」であり、HO1 を気に入ったパンの大神はこの世界に扮して「大鬼神の面」をつけた男として HO1 に取り憑き、さらにその際に最初に目をパンの大神が目を付けていた HO4 も、HO1 と共に迷い込んでしまった。 迷い込んだ特殊な力を持つ 4 人を前に、翁の面は妖面として使えなかった面を、少しでも妖面に襲われぬよう渡し、また、話を行うことのできる HO2 に自分が生前に残したものを探してくれないかと頼んだ。 探索者たちは招かれた探索者たちもまた、様々な秘密と力を持っている「訳ありの人間」だ。巻き込まれた 4 人の偶然が偶然を招き、やがて「秘密」は災厄を呼ぶだろう。その大神は最初から貴方達を見ている。 そして、主人もまた、貴方達の顔を奪うべく待っている。先に進むことしかできない貴方達はその力と秘密を持って、この場所から出るために立ち向かわなければいけないだろう。 《過去　伏せ》 ―――――――――――――――――――――――――― 両親が他界したのは、四歳の頃。 その日、第二子の出産を予定していた母親は、父親と共に病院へと向かった。自分は父親方の祖父の家に預けられ、両親とまだ見ぬ弟の帰りを待っていた。 しかし、結局、それらが帰ってくることはなかった。代わりに自分の下へやってきたのは、両親の訃報と――霊を視る不思議な力だった。 ―― 幼い子供に両親の死というものは残酷で、胸に重く残るものであった。 父上のことも、母上のことも、大好きだった。愛されている自覚があった。大切にされている自信があった。 それなのに――。 『なんで、置いていったの…？』 両親の霊は、何処にも居なかった。 自分を置いて、成仏できてしまった両親の証明は、子供の頃の自分には、あまりにも重すぎて、苦しくて、涙さえ流せぬ程に衝撃的だった。 ―― 街を歩けば、視えてしまう。 生者と変わらぬように闊歩する霊の姿が。 死んだ事実に気付かずに藻掻く霊の姿が。 霊同士が融合し、異形と化した霊の姿が。 話しかけた相手が霊であるなど日常茶飯事。視えてしまうが故に目を付けられることも多々あった。 怖くて、恐ろしくて。 やがて、外に出なくなった。 あの日、 ただ両親の帰りを祈っていた。 ただ新しい家族に期待していた。 それらは、全て罪だっただろうか。 この力は、罪に対する罰だろうか。 もう、何も視たくなかった。何も聞きたくなかった。何も考えたくなかった。 何も、期待したくなかった。 ―― 自分を引き取った祖父は、引きこもる自分をいつも心配してくれた。 魔除けの香を焚いて、霊以外の不思議な話を沢山してくれた。 世の中、不思議なものに溢れている、と。 その中でも、最も興味を引いたのは付喪神の話だった。道具に宿る魂の話だ。 祖父の経営する骨董店には、如何にも魂が宿りそうな品で溢れていたし、何よりも、物に魂が宿るのならば、自分の見ている霊の存在など、世界に溢れる魂の一欠片でしかないと考えることができた。 自分の見えるものが霊だけで良かった、と。世界の全てが視えてしまわなくて良かった、と。 その日から少しずつ部屋の外に出るようになった。 ―― 他人より、少しばかり違うものが視えるだけで、他人からは奇異の目で見られた。 『頭がおかしい』 『気持ち悪い』 『怖い』 そんな生者の声ばかりが自分を指す。 悔しかった。辛かった。苦しかった。 自分だって、こんな風になりたかったわけじゃないと反論したかった。 虐めもあった。 所持品を切り刻まれ、食事に墨汁を注がれ、机は投げ出され、殴られ、蹴られ、罵られ――その事実を教師は見て見ぬふりをした。 だから、一度だけ。 たった、一度だけ。 やり返したことがある。 他の人には、視えない者を使って。 『ねえ、手伝ってくれない？』 その日、自分を虐めていた者が事故に遭って大怪我を負った。周りは、自分を恐れ、話しかけることすらなくなった。 自分は、 自分が本当に恐ろしくなった。 改めて、霊には生者の常識と限度が通じぬと、気付いてしまった。 だから、 嫌いなものには、 無関心でいようと誓った。 もう二度と間違いを犯さぬように。 ―― 学校は、学ぶだけの場所。 友人は、誰も居ない。 家に帰って、祖父の仕事を手伝って、そんな日常の中で、自分は、力の使い方を模索していた。 この世に留まり続ける霊を成仏させようと、未練を聴いたり、未練解消を手伝ったり、そんな事を始めてみた。 逃げるのではなく、受け入れよう、と。 考え方を変えてみた結果だった。 それでも、上手くいかないことはあって。 或る日、霊を融合した強大な存在に呑まれそうになった。全身から力が抜けて、血を吐いて、苦しくて、藻掻いて――死を間近に感じた。 駆け付けた祖父によって、自分は助かったが、数ヶ月間、指一本動かせない日々が続いた。 散々な日々に。 自分の運命を呪わずにはいられなかった。 ―― 普通に生きていたかった。 ただ、自由に生きていたかった。 高校入学を期にそれっぽく生きてみようと思った。普通の生者を模倣して、普通通りに遊んだり、話したり、そんなことをしてみた。 少しだけ悪い事をしてみたり。 祖父に反抗してみたり。 今までやらなかったことを、やってみた。 しかし、 ちっとも、楽しくなかった。 視え過ぎるが故に、 もう普通には戻れないと悟った。 ―― 大学入学から二年も経つと、大分落ち着いた生活を送れるようになった。 周りの話を聞き、周りに溶け込み、話しかけて良い霊と悪い霊を区別し、不可思議な能力とも生者の輪とも上手く付き合えていた。 ―― 大学卒業間近、祖父が他界した。 事故や事件ではなく、老衰によって死んだのだ。 祖父の霊が視えることはなかったが、祖父は、多くのものを遺してくれた。 その中の一つが 祖父の経営していた骨董店だ。 だから、骨董店を継ぐことにした。 魔除けの香を合わせて焚いて。 今日も、誰も居ない空間で一人、数少ない客人を持て成す。

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