タグ： 現代 日本人 死ね！花粉

各地のイベントや動画配信で活動する、ガスマスクを着けたチェーンソーアーティスト『RPMアゲキル』。 自身のHPで、動画で作製した作品やオーダーメイドの作品を販売しており、繊細な装飾の作品よりも大型の抽象的な作品の方が評価されている。 穏やかな口調で人当たりも良く、チェーンソーアート普及のため手解き用の動画も配信しており全日本チェーンソーアート協会からの信頼も厚い。 ―と、いうのが表の顔である。 実態は重度の花粉症によって杉と花粉を憎む、金と名声を求める利己的な性格の人物。 元々は杉を大量消費するために大学で建築を学んでいたが、ストレス発散のためにチェーンソーで滅多切りにした丸太が偶々評価され、「これ、チョロい商売なんじゃね？」と思いチェーンソーアーティストとしての道を歩み始める。ガスマスクを着けて活動しているのは、花粉＆木屑対策＋キャラ付けのため。 そんな思いつきで始めた創作活動であったが作品の評価は上々で、パフォーマンスとしてのチェーンソーアートを体得したことにより、最近は動画配信者としても認知度が上がってきた。 最近は大きな杉の丸太でも「創作活動に必要なので」と(アゲキルとして)言えば割引してもらえたり譲ってもらえたりするので、内心ほくそ笑んでいる。 好青年を装った外面は、周囲にチヤホヤされたいがためのもの。優先順位は名声≧金なので、名声を得るための出費は必要経費だと割り切っている。 大型の抽象的な作品が多いのは、杉と花粉を憎む気持ちを存分にぶつけられるためストレス解消に繋がること、時間をかけずに大量の杉を加工できる＝花粉の元凶を多く消費できること、(自分には良さが分からないが)高評価で高く売れる、といった理由から。 細かい装飾の作品は苦手だが、依頼料によっては頑張れる。 抽象的な作品は全て花粉憎し！の気持ちで作製しているため、コンセプトなどを問われた時は周囲の反応を見ながらそれっぽいことを言う。「…自然の力強さ、荒々しさを表現できるように努力しました。(嘘でーす。花粉滅びろぉ！としか思ってませんでしたぁー。)」 チェーンソーでの怪我は重傷になりやすいため、万が一の時のため応急処置は学んだ。「後遺症が残るような大怪我なんかしたら、金儲けどころじゃなくなるしな！」 自身への称賛の声は聞き逃したくない性質。「俺を褒め称える声が聞こえる気がする…！(ガスマスク装着＆チェーンソー駆動中)」 花粉という文字を見るのも嫌だが、敵を知らなければ対処できん！という思いで花粉症については色々調べている。「文字を見ただけなのに鼻水が出てきやがった…。クソが！杉絶滅しろ！！」 建築科を卒業しているため、物理学は得意。…だったのだが、かなり忘れている。「チェーンソーアートに面倒な強度計算とか要らんし…。」 立ち絵：ニワタリアンデスワーム 【死ね！花粉：HO1を選択】 彼は追い詰められていた。花粉が飛び始める時期になりイラついているところに、自分のファン達が「アゲキルさんの創作活動を支援しよう！」と杉の植林活動をし始めたからだ。 「ふざけんなよ…！あいつら俺の今までの努力をなんだと思ってやがる！？」 しかし今まで作り上げてきた『RPMアゲキル』のイメージ像により、その活動を止めることは不可能だ。完全に自業自得なのだが、彼はそれを認められるほどできた人間ではなかった。 「ちくしょう…。こうなったら花粉を駆逐する集団を作ってやる！！なぁに、作るだけ作っておいて放っておけば、何かしらの活動をしだすだろう…。もし犯罪行為をし始めたら、知らぬ存ぜぬを貫けばいいだけの話よぉ！」 果たして、彼の思惑通りに事は運ぶのであろうか…。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ