タグ： 紡命論とシンギュラリティー つるの城の住人

#2c4f54 【通過シナリオ】 紡命論とシンギュラリティー　HO2 麻酔医 良い大人がドッジボールするだけのシナリオ　PC 目覚めたらきみがちくわになっていた　PC 蛇弁明談　PC 【特徴表】 3-10：平凡な容姿 平凡な顔のため、他人の印象に残りにくい。〈変装〉に+20%。加えて、1度しか会ったことのない相手ならば、相手が〈アイデア〉ロールに失敗すれば、「よくある顔です」と言い訳するだけで、別人としてごまかせる。 5-6：異物への耐性 体内の免疫力が発達している。毒〈POT〉で抵抗表で競う際に、成功の範囲に+20%。 【職業】外科医、歯科医 職業技能ポイント以外は“クトゥルフ2010”の「医師」と同じである。 職業技能ポイント：[EDU×10+DEX×10] 職業技能：医学、応急手当、経理、信用、生物学、説得、薬学、ほかの言語（英語） 特記：DEX+1 鵜谷 一生　うがや いっせい 「麻酔を担当します、鵜谷です…」 「かわいい？ああ…飼っている猫で…」にこ… 「はーい、今いくよー」 「これ食べる…？僕今からオペだから…」 「緊急度1－クロスマッチいらないからすぐ持ってきてー」 一人称：僕　二人称：君、貴方　苗字+さん、苗字+君 八戸掛さん 尽島さん 利瀬倉君 院長 地味～で静かでどこか暗いおじさん。本人は普通に振舞っているつもりでも陰のオーラが滲んでいる。 『明日輝総合病院（あすきそうごうびょういん）』の麻酔科医として働いており、医療用AI『アスクレピオス』のテスター、或いは教育係に選ばれたチームの一員。医者としてそこそこに忙しい毎日を送っているから、というより単に本人の性格の問題で現在独身。猫三匹と暮らしており、休憩時間に自動給餌器に搭載されているカメラの映像を見ながらカップ麺を啜っている。猫に金をかけているタイプ。 いつもゆったりとしており、ぼそぼそと低い声で喋りがちなので先生もっとはっきり言って！とも言われてるかも。でかいから先生邪魔！とも言われそうだし先生暗い！とも言われる。患者を不安にさせないように笑顔かつ明るく話しているつもりでもどこか暗い。隣で術前説明に付き添ってくれる看護師に頭が上がらない。それぞれの患者さんとコミュニケーションがとれて、サポートをし続けられることに自分にはできない尊敬の念もあるので基本看護師にも横暴に振舞わないしむしろ自分より若い看護師に軽口を叩かれるタイプ。威厳って…？ 答えがはっきりと決まってない問いに答えるのが苦手な為、正解のない人とのコミュニケーションにおいて考え込んでしまったり、どう振舞えばいいかわからず曖昧な返事をしてしまったり自信なさげに話してしまうコミュ障。 逆にいくつかの答えがあり、状況によってより適切な判断を下すオペにおいてはチャキチャキと動き、はっきりと物を言う。執刀医を始めとしたその場にいる人間全員のサポートを務め、動きやすいように指示や患者の容態を伝えることに無駄がなく、また患者本人になるべく術後も負担がかからない全身管理の技術はいくらチームで最年長と言えども年齢に見合わないものと言っていい。 どんなに容態が悪くても、急な意識レベルの低下でも絶対に慌てることがないし、まずいと思っても表情言動に出ない精神力も持ち合わせ、「いると安心できる」おじさんみたいなイメージ。患者からは大丈夫かこいつ…と思われがちだが。コミュ力がないばっかりに…。 場に不安感を与えないため術中のしゃべり方がやや間延びする癖がある。 麻酔科専門医、麻酔科認定医、麻酔科標榜医までの資格を有しており、スキルアップにおいて非常に努力家。精神力も我慢強さに長けており、地味にこつこつ積み上げること向き。努力ができる天才気質ではあるが、当の本人がめちゃくちゃ地味な為、目立たない。技術が高い人ほど有能さに気付ける感じ。 いつか指導医の資格も取るべきかな…とも思うがコミュ障なので指導医向いてないな…ととりあえず保留。 有能さが求められる割には地味な縁の下の力持ちに収まりやすい麻酔科医の性質も目立たずに支えたい本人の気質と合っている。 前述した通り医者としてやや短所もあるものの、基本的に患者の為に力を尽くし、なるべく寄り添おうとするし、看護師含む医療チームの連携にも気を遣う模範的かつ良心的な人間。大人しいからこそ人とのぶつかりを避けるのも理由としてある。 ただ本人としては「痛みを与えないように全力を尽くすので安心してください」等の言葉は言えるのに「まあ僕、医者向いてないよね…」ともこぼすことが度々あり、自信があるのかないのかわからん。 優秀な麻酔科医故に見るだけで人の体重が大体わかるし職場の人間の体重を必然的に把握していることになるのだが、触らぬ神に祟りなし、黙っている。あの人体重だいぶ減ったな…大丈夫かな…と思ったり失恋した看護師の体重変化にヤケ食いしたんだろうな…とか内心思っている。思っているだけ。難儀。 飼っている猫の名前はミケ、タヌキ、大統領（ダイ）。全員保護猫。 以下秘匿--------------------------------------------------- HO2『パナケイア』 貴方は《薬学》で回復できる、ダメージを与えられる数値が1ｄ3+3となる。 これは《薬学》を《戦闘技能》としても使用できることを意味する。 また、一度だけ確実に対象の命を奪う秘薬を所持している。 ――貴方は『死神』である。 一族代々非合法の安楽死を行ってきた。 助かる見込みのないものに、何よりの治療と救済を与える。 貴方は『安楽死』を神聖なる医療行為と認識している。 しかし一方で、一族のあり方に疑問も覚えている。 本当に『安楽死』は至上の医療足り得るのか、他に方法があるのではないかと。 貴方は3年前に一人の女性に安楽死の施術を行った。 然し、彼女の遺体は葬儀を待たずに行方知れずとなってしまった。 ――貴方の命題は**『女性の行方を突き止める』**ことである。 どうか、命を紡げますように。 【HO2についてその他設定箇条書き】 ``` ・一族の名前は『白き蛇の死』 ・『白き蛇の死』には施術を行う『死神』と施術の受付をする『白蛇』が存在する ・『死神』は患者の氏名年齢病状等を一切周知しない、安楽死の最終確認と施術のみ行う ・患者の情報を管理するのは全て『白蛇』の役目である ・上記は直接施術を行う『死神』の精神を慮る措置である ・一人の患者を安楽死させるまで『死神』の仕事は終了しない ・その間『白蛇』と連絡を取ることは不可能である ・施術日程が決まると、蛇の毒より精製された『秘薬』が届けられる ・これは患者につきバイアルひとつ分だけ ・今回行方を見失っているため追加でバイアルが届けられた ・『死神』を辞めることは容易である ・『死神』の殆どは麻酔科医であるが、例外も存在する ・『死神』を辞めても『医師』は続けられる ``` 「よく頑張りましたね、お疲れ様でした。…では、おやすみなさい」 模範的かつ良心的な人間。『基本的には』。 表の顔は心優しい真面目な麻酔科医。裏の顔は非合法な安楽死を行う『死神』の役割を担う男。 といっても、普段の振る舞いが嘘、ということでは全くなくその行動は「患者の苦しみを取り除く」という目的のもと一貫している。術前の不安がないように説明は丁寧に、術中の全身管理に手は抜かず、その後体の負担がないように最善を尽くしたのちに術後も患者の容態に合ったペインコントロールをする為に努力を惜しまない。 ただ、これから先に助かる見込みがなく、苦しみや痛みの続く人生であった時は。そしてそれが患者が望まず、精神的な苦しみすらもたらす痛みならば、そこからの解放を望むなら。 鵜谷はそこで手をとり、望みを叶えてしまう医者だった。 周りの人々なら絶対に踏み込まない領域まで足を踏み込み、戻れない人間。世間一般と法律では認められていない安楽死を何度も行っている。それを「治療」や「救済」と見ている。法よりも、判明したらただでは済まない病院よりも、そこに所属する仲間よりも、そして自分のキャリアよりも、これから世を去ろうと望む患者の願いを優先させてしまっている。 「未来に希望がない人間にそこまでするのか」と思われるかもしれない行為を、「だからこそ、最期くらい救いがあっていい」と思えてしまう人だった。 上記のようにオペ中は感情的にならなくても、本来は共感性が非常に高い人間であり、相手を慮るばかりに愚行を犯す面がある。そのような自分の性質にも、実際にやっていることにも負い目がない訳ではなく、「自分は向いてない」とこぼす時がある。仲間や医者に相応しくない、といったニュアンスに近い。 人を想う温かさと、人に死を与え仲間を裏切ることの出来てしまうある種の冷酷さが同居しており、仲間に黙っていながらも施術を実行し続ける精神力を持ち合わせる。 一族に対して、法にも屈せず自らと患者が望む救済を実行し続ける義賊のような崇高さを見出し、自分もその思想に沿って生きる敬虔なカルティストの側面があり、目的に向かって真面目に努力する・奉仕する性格がマイナス面にも働いてしまっている。静かに、そして穏やかにあくまでも安楽死を「医療行為」と捉えている様は人によっては狂人に映るかもしれない。 しかしながら一族のあり方に疑問も覚えていることも確かであり、本当に患者の為の医療行為として最善・至高足りえるのかという迷いもある。だからこそ『アスクレピオス』の開発や安楽死以上の医療に常に期待をかけている。 それでも今この時も、苦しむ人々や救いを求める人がいて、その人達は救いを待っている間にも苦しみ続けるのだからそれを無視することはできない。実際最終確認を行う時の患者の顔を見て「やっぱりできません」も言えなかったし、自分が『死神』をやめてもそのような患者が減るわけではないことを考えると、自分だけがそこから離れることもできなかった。 自分が辞めても他に施術をする『死神』がいることもあり、自分がやらなくてもいいことを自分がやると決めた、という事実も確かに存在する。 「答えがはっきりと決まってない問いに答えるのが苦手」という本人の短所が一番悪い形で出ているのがこの『死神』としての彼である。 施術後の患者の安らかな寝顔が、ささやかな救いとなっていることに虚しさも感じながら現在まで『死神』としての役割を果たすことに手を抜いたことは一切ない。 だからこそ、三年前に施術を施した女性が気掛かりであり、行方を気にしている。 自分が死を与えたからには最後まで彼なりにその仕事に責任を持つつもりではある。己の人の死を徹底的に管理しようと暗躍する様に、まるで本当の死神のようだと自嘲しながら。 ○メモ ・独身であるのは本人の性格も勿論あるがお見合いもあっただろうし自分のように葛藤するような家族を作りたくない為に結婚する気がそもそもなかったんだと思います ・ｳｶﾞﾔ姓だし一族の中でも本家とかそれに近い家だったんじゃないかなあとふんわり 〇名前 鵜谷→うがや→宇加耶→梵語で白蛇 いっせい→一生→かずみ→一三→13→タロットの13は“死神” -----------------以下通過シナリオバレ ▼紡命論とシンギュラリティー ▼蛇弁明談 ▼紡命論とシンギュラリティー 暗黒の祖先（D） 邪悪な一族、カルティスト、人肉嗜食者、もしくは超自然のクリーチャーの子孫である。D100をロールし、結果が大きいほど、より邪悪な存在となる。 →祖先がヘビ人間の一族。暗黒の祖先レベル60。 趣味ポイント　6*10ポイント ▼蛇弁明談 呪文 「全ての蛇の王との接触」 この呪文は教団独自のアレンジが加えてあるらしく、MP1点と1ｄ6のSAN値を消費して【幸運+50%(上限99%)】で行なう。 だが、ヘビ人間の血が体内に流れている者でなければ蛇の毒で死んでしまうため使えないらしい。 ……メモの下部には、血液から血清を取り出す方法について書き足されている。

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