タグ： はなもり しげる

正義感が強く曲がった事が嫌い。そんな性格もあり、トラブルに自分から首を突っ込み続け高校を中退している。それからはバイトで生活をし、運転免許を取ってからはタクシー運転手として職を身につけた。 病弱な弟を持ち、彼の学費のために仕送りをするためのバイトまでしている。趣味と呼べる物は無く、暇があればバイトを入れているため収入には繋がっているようだ。 明朗快活に思った事を口に出してしまい、それが理想論的な事も多いためあまり良い目では見られない。正義を志す気持ちとは裏腹に、その心が争いの種になるとはまだ気づいていないらしい。 マイホーム 家賃48,000円の賃貸マンションにて生活している。ワンルームに兄弟二人で住んでいるものの、互いに物が増えるような趣味を持っていないため非常に簡素。折り畳みのテーブルに敷布団二つだけであり、体の事もあって弟の健が綺麗に掃除するため散らかる事もない。 そもそも、一人の稼ぎでしかも扶養手当も無い状態では娯楽品に使う余力は無い。健の学費と将来の貯金で手一杯であり、お互いに自分のやるべき事に誠心誠意取り組んでいる。 特徴法 類い稀な格闘センス：頭突き・組付き・キックの基本値５０％ 〜蛇足〜 正義感の正体は義務感であり、優しさや同情ではなく不当な行いや扱いへの憤りが原動力。恵まれた体に産まれ、恵まれた環境で育った。それならばやらなくてはいけない。彼にとっての正義のヒーローであるために。 また、弟に対する家族愛というのも、体の弱い彼を守る義務感によるものが強い。それゆえ、イマイチ愛情という感情を掴めないまま生きている。 強迫観念に近い志の矛はどうしても鋭くなってしまい、本質的な部分はよほど性質の悪い存在になり得る。例えば正しく正義が執行されないと気付いた時。例えば悪がこの世から消えないと悟る時。例えば自身の正義が悪と表裏一体だと気付く時。その矛はどこに突き刺さるというのだろうか。 通過シナリオ 邂逅ー大切な人と共に生存 巨悪を打ち破り一度は失われた弟を自分と共に蘇生してもらい生還する。正義とは、悪とは、その心の矛先に変化はなかった。博愛的であれ独善的であれ、そのどちらもが曲げずに貫いた結果を目にしたのだから。その芯に対する頑固さは一層増したとも言える。

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