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元兼田組(かねだぐみ)のヤクザ 始めはただの不良でしかなったが、中卒後一人暴れてそして数の暴力に負けてボロボロになってた時に親父に拾われる。実の両親からは縁を切られ、行く当ても無い自分に「同じならずものだ」と優しくしてくれた親父(兼田一新)に恩義を感じて、兼田組へ入る。 武器は使わずステゴロ派。教養はないが、自頭はいいので立ち回りはうまい。 単身他の組へカチコミかけたりするので、侵入の「登攀」、脱出の「跳躍」。 趣味はバイク。 このままヤクザとしてでも十分苦労なく生きていける状態にまでのし上がったが、ある女性と出会うことで世界が変わる。 「三栗 咲」 偶然不良に絡まれてたのを助けたというベタな出会いで、そして一目ぼれというベタな恋に落ちる。 彼女の顔を見た瞬間恋におち、開口一番に「好きです！」と告白する。そしてその発言は今自分が倒した不良とそんな変わらないだろと気づいてアワアワして混乱のままに逃げ去った。 一目ぼれであり初恋であったため、もう会うことはないだろうなと思いつつ忘れられない日々を過ごしていた。ら、わずか三日後同じところを通ったところで彼女から声をかけられる。 お礼をと言われカフェに入るが、はっきり言って何を食べたのかも何を話したのかも覚えてない。でもしっかりと手には彼女の連絡先の書かれた紙が握られていた。 そんな出会いから何度か会いひと月後に交際を申し出、お付き合いがスタート。ヤクザとは思えない純愛っぷりの健全なお付き合いをしていた。 そして2年の交際の後、結婚を申し出る。受け入れてくれた時はガチ泣きした。彼女も自分がヤクザであることを知って一緒にいてくれるので、なにも変わらないと思っていたが、咲の両親のところへ挨拶へ行ったときに「ヤクザの男なんて反対だ！」と猛反対される。咲はそれでも押し通そうとするが、両親が縁を切ると言ったところで待ったをかける。 「ヤクザを辞めて真っ当になるから、そうしたら改めて俺にチャンスをください」 そう言ってヤクザを抜けることを決心する。 そうなったらすぐ実行。親父に事情を話し、抜けることを宣言する。特にお咎めがあるわけでもなく認められるが、幹部級として色々内部事情にも関わっていたため、簡単にはいかず、後釜の用意やあいさつ回り等で３年を要した。 今は組を抜けて、新しい仕事を探そうとしている……そんな時期。 ただいま絶賛同棲中。ちなみに呼び方は「咲さん」。結婚できた暁には呼び捨てにしようと決意してる。 「やっくん」と呼ばれている。 一人称：俺 性格：粗雑。敬語は使わない。自分と同じような境遇のもん見ると気にかけてしまう。 ◆通過シナリオ『傀逅』

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