タグ： 片鱗

男にも女にもなりたくない、のかもしれないめんどくせぇ男の子。 取り分け父親のようになりたくないので少々女寄り。姉のような人になりたかった。口調も姉を真似ているところがあり、咄嗟に出てくる言葉や立ち居振る舞いが女性的な男の子。 父親 父親からは男らしくしろ気色悪いみたいな罵倒をしょっちゅうされてる。ひどい時は酒瓶とか飛んでくるので回避とか隠れる、忍び歩き、聞き耳のあたりは父親からの虐待のせいで人より上手。 父親にはだいぶ反抗的で、いつか殺してやりたい、父親さえいなければ家の居心地も今よりずっと良くなるのになと思っている。 母親 母親は診断受けてないだけで重めのうつ病。だいぶ手遅れ。お前を産まなきゃよかった、産むつもりはなかったとか言われてるかも。母親が病んだ原因が自分かもしれないと負い目を感じている。ほぼ義母の介護とアル中クソ野郎のせいである) 母親をかわいそうな人、哀れな人だと思っており、何を言われても反発せずにじっと話を聞く(ストレスは貯まるけど、発散する相手がいなくなると母親が自傷などの行為に走るため仕方なく)。 祖母 認知症の祖母については早く死んでくれないかな、という気持ちしかない。どうでもいい。 母が言うには昔は優しかったらしいけど、物心ついた頃にはもうおかしかったから特に何も感じていない。 姉 4つ上のお姉ちゃんは自分が男の子っぽくないのを受け入れてくれて、さりげなく父母から庇ってくれていた。きっと似合うよ、と少ないお小遣いからかわいらしい色つきのリップを買ってプレゼントしてくれたことがある。とても嬉しくて、使い終わった容器をお守りのように持ち歩いている。 姉が好きだし、父親が姉に暴力を振るおうものなら多分包丁に手が伸びる。 お姉ちゃんが家を出たのは寂しかったけど、ホッとしている。これで父親から庇うのは母親だけでいいし、どうしても許せなくなったら殺すことを止める人はいないとほの暗い妄想をしている。 姉に迷惑をかけることが一番嫌。姉がバイト代を家に入れようとしているのを止めて、全て学費や自分のために使ってほしいと説得した。 食器が割れる音や女性の金切り声、男の怒声が苦手。人前でも体が固まってしまう。 一人だけの時だったら耳を塞いでうずくまる。自分を害する何もかもをシャットアウトしたい。 クラスメイト クラスメイトからは女々しい、暗いと元から目をつけられていたところで姉が買ってくれた薄い桃色のマニキュアをこっそり塗っていたことに気づかれたのがきっかけでイジメられるようになった。 女の子の格好に憧れ？がある。着たいとは思わないけど、レースとか気になるし目で追っちゃう。背はひょろっと高くてなよっちいもやし。 女の子の格好というより愛される存在みたいな概念に執着しているのかもしれない。化粧品はお守りの類い。 趣味は絵を描くこと。無心で作業に没頭できるのが好き。一種の逃避行動。美術部の幽霊部員。美術教師が貸してくれるから暇つぶしで絵を描いてるとこがある。 バイトは短期バイトばかり。バイト先の人間関係とかめんどくさいし怖い。バイト代を貯めて免許とって中古のバイクを買った。 バイクに乗るのが好き。自分のことを誰も知らない遠い場所に行きたい。 部屋にはあんまり物がない感じで片付いてる。殺風景。 少し前にちょっとずつ揃えていたメイク道具を父親に捨てられた。

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