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高校時代からの同級生であった“東藤ふみな”と同居中の新米声優。 長い髪を一つ縛りにしただけのシンプルな髪型にキャップを被っていることが多い上、カーゴパンツに薄手パーカーという格好から、よく学生だと勘違いされる。ただ夏でも手袋を外さず、長袖長ズボンという格好のため、街中ではやや浮つき、冬場を除いては話しかけてくる者は少ない。 小児時代には野球、小学生ではバスケット、中高では柔道と、チームや部活動に勤しんでいた。経験は素晴らしいものだったと語るが、団体競技の集団意識にも武道における根性論にも嫌気が差している。 高校時代に出会った同居人の発達における障害と、精神的な弱さを支えるため、それまではやりたいことも特になかったからと、大学では心理学を専攻して学んだ。卒業前には知識を活かして多くの人を救いたい、とカウンセラーになろうとしていたが、自分以外の人間と深く関わることを極端に嫌う同居人のことを考えて断念。 他に何かできることを考え、自分の幼少期を救ってくれたアニメに関わり、自分が救われたように誰かを救いたいという結論に達した。同居人にそれを伝えると演技の上でならば問題ないと言われ、一念発起して声優を目指して養成所に入る。最近ようやくテロップに名前が出てくるキャラクターの役を演じることができるようになった。 相手の話を聞き、相手の望むことを考え、言いくるめたり説得したりすることが得意。 演技の上で必要になる知識を取り入れるため、読書に勤しむことも多い。 ボイストレーニングの過程で歌も多少は歌える程度になったが、尊敬している相手が水◯奈◯なので道のりは険しい。 小児時代に野球をやっていたことから、当時は狙ったところに物を投げる力があったが、その後の筋肉の付け方のせいで変な癖がついてしまった。 また中高と一貫して柔道部に所属していたが、比較的温厚になったこともあり、実践の場がないため、体育で実施していた人に毛が生えた程度まで技術は落ち込んでいる。ただし、同居人に関わることのためであれば、暴力に訴えることも辞さない。 同居人に何かあった時のため、応急手当、精神分析の心得が人よりはある。また異変が生じているサインの見落としを減らせるよう何かを観察する癖がある。 そんなに同居人にばかり構っていていいのかと同居人本人に聞かれたが、返答は「今ぼくが生きてるのはふみなさんのためだし、仕事してるのもふみなさんの生活のためだから」とのこと。同居人も呆れ顔である。 『沼男は誰だ？』ロスト

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