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PC1：八肢島の学生 あなたは、八肢島で生まれ育った高校生だ。 あなたの両親は民宿を経営しており、あなたの家の二階が客室となっている。 職業技能：民間軍事会社メンバー（2015）参照 任意の選択技能：＜応急手当＞ 特記：＜人類学＞に+10％ 八肢島で生まれ育った17歳高校3年生の女性。 生まれた時から小さなコミュニティで育ってきたため浮世離れした生活に疑問を持つこともなく健やかに育つ。 時々やってくる観光客や配達員から本土の話を聞くものの、 育ってきた環境が違いすぎていまいち想像もついていないのが本音と言ったところ。 母親は民宿の経営、そして畑仕事もしておりいつも忙しそうにしている。 一方父親は民宿の経営をほとんど嫁である秋穂にまかせ、 畑仕事もろくにしていないせいか静歌は父親を快く思っていない。 母親との関係は良好だが父親とは表面上の付合いしかしていない。 近所に住む中年の男性（当時37歳）田村　直柔（たむら　なおなり）がこの島唯一の道場で剣術を教えていた為、 趣味の一環として幼い頃から道場で剣術の修行をしている。 島の娯楽も極端に少ないため彼女を邪魔するものもなく剣術にひたむきに打ち込んでいった結果、 今では剣術の腕は相当なものにまで成長した。 彼女が習っている剣術は代々島から伝わる「剣術　咎人の流刑」と言われる独自のものである。 言い伝えでは江戸時代に民を護って役人を斬り島流しにされた剣士（雪舟斎）が、 八肢島に奇跡的に流れ着き島で道場を開き剣術を教えていったのが始まりである。 静歌が15歳、直柔が47歳の頃、直柔が病気で床に伏せてしまい、 その時に直柔から名刀「大倶利伽羅広光（おおくりからひろみつ）」を譲り受ける。 名刀を受け継いだ責任と覚悟を知るには、 まだ15歳である少女にとっては重すぎるものであった。 しかし、聡明な彼女は直柔からのその想いを立派に受け継いだ。 その刀を実際に振るった事は当然まだないが剣を抜く覚悟は既に出来ている。 この剣は自分を護る為に抜くのか、それとも誰かを護るために抜くのか、 それはまだ彼女ですら知りえない。 直柔が床に伏せてからは学校が終わると必ず直柔の様子を見に伺っている。 詳しい病状は聞き及んでいないが、 日々衰弱していく直柔をみて賢い彼女はなんとなく直柔の病気が治らない事、 そして死期が近い事も悟っている。 世話になった直柔の不安を少しでも和らげようと静歌はいつも気丈にふるまっている。 直柔に学校の話や家の話をする事によって静歌も良い息抜きになっているようだ。 気丈に振舞いつつも彼女が本音をさらけ出せるのは直柔だけなのかもしれない。 学校生活では少ない生徒数のため小学生の頃からの友人がほとんど。 物静かではあるが付合いは悪くなく皆のお姉さん的存在として学生生活を過ごしている。 学生特有の恋愛とは無縁の存在でまだあまりよくわかっていない。 良くも悪くも周りとは逸脱したほどの落ち着きをはらった女性であるため、 同世代の男性とは価値観や考え方が違いすぎる故の弊害になっている。 大人びた彼女を射抜く男性はいつか現れるのだろうか。 一人称：「私」 二人称：「貴方、〇〇さん」 「私が誰かを護るためにこの刀を抜く時が、いつかくるのでしょうか。」 「剣術　咎人の流刑、大倶利伽羅広光で、斬り伏せる。」 ・霊石から2kg以上離れると蜘蛛になる 通過シナリオ 『火点し頃の蜘蛛踊り』

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