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カスモツネタバレあり　注意 本名　カシム・クナリ (クナリ…金糸雀のアラビア語) 千夜一夜物語　アリババと40人の盗賊たち カシムより(強欲により死んだ男) 全部を自分のものにしたがる性格。　 ありとあらゆるものが自分のものだと思っている(❓ 団長のことを愛している。 恋愛的な意味でも心酔的な意味でもあの人がいなければ生きていけないほどの情であるが、 それを表に出すことはプライドが許さず誰にも明かしていない。 多分ギョクハンは知ってるし、団長にはバレてそう。 彼の芸を、率いるこの一座を見て家族を簡単に捨てるほど、虜になっていた。 もしかして、完全に手に入らないもの、存在だから強欲さゆえに手を伸ばしてしまうのかもしれない。 昔から望むものはなんでも手に入った。 太陽のように誰もが唯一と従う彼が欲しかった。 彼が自分を褥に呼ぶたびに喜ぶ身体と湧き起こる幸福感にいつも耐えられなくなる。 2人の時は、戯れにアスランと秘密ごとのように囁くと、キャンディなんて子供相手に呼びかけるように返され、それさえもひどく胸をくすぐった。 普段演奏と踊りを巧みに行う芸を行うが、団長の前でだけ自分の歌を披露することがある。(夜の小鳥ってコト…) その時だけ金糸雀(カナリア)って呼んでほしい(❓ ギョクハンに対しては兄のような存在と思っているし、彼の生真面目さと衝突する時もままあったが、なんだかんだ何もない日は彼の寝床に行き添い寝するくらいには気を許している存在である。 このように基本一人で寝てなかったのでこちらのサーカスにきてからちょっと夜寂しい。(❓ サーカスの生贄などは別に何も悪いと思っていないし、内部から壊滅させろと言う言葉も彼が喜ぶなら意図はなんでも良かった。 この世の中で唯一恐ろしいのは団長が自分を捨てることだけだ。 それは、自分が世界で唯一価値があると思うものから手放されるーーつまり自分が無価値であるということに他ならないからだ。 彼の甘味にも子猫にも小鳥にも道具にも何にだってなってもいい。 この衝動が世界を壊したとしても、それで自分が死んだとしても、自らの火で灰になってしまったとしても。 最後までその目に自分がいるなら良かった。 メソメソめそ

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