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【GODARCA：ⅩⅦ星】 -------------------------------- 「僕は季織白幻、よろしくね！…どうして原初のアルカナに就いたかって？もうすぐ子供が生まれるんです、神話に脅かされない世界を残したいでしょう？」 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　--------- 誰よりも白い青年は神話のない世界を強く願った。-------- -------------------------------- 【職業：原初のアルカナ】 職業P：EDU*20 職業技能：回避/原初のアルカナ/芸術（カリスマ）/オカルト/目星/拳銃/杖/日本刀 趣味技能：応急手当/精神分析 ※武器選択：杖によりPOW+2 -------------------------------- [profile] ・誕生日：8月31日の朝 ・一人称：僕 / 二人称：ちゃん・君 ・さん ・好きなもの：奥さんとおなかの子供とお話しすること、一緒に過ごせる時間・祈ること・昔の世界を知ること ・嫌いなもの：神話 ・あだ名：しろ/ゆき ・性格：社交的・好奇心旺盛・元気で活発だが普段は物静か ・外見：アルビノ。小さなころ僕と同じ姿をした人が居なくて不安で怖くて仕方なかったが、 　　　　同じ年頃の少女が雲と同じ色で綺麗だよと言ってくれたあの日から、みんなと違う外見を気にしていない。 　　　　どこまでも遠くへ行けるあの雲と同じ色。 ・苗字：コンバート元シナリオ名「火点し頃の蜘蛛踊り」→蜘蛛の糸→季節を織る ・名前：アルビノ→白→白昼夢→白い幻（意訳：白色はいろんな色になれる、何にだってなれる、自由である、夢を見る白） ・妻：信笑（ノブエ） -------------------------------- [story] 僕の名前は幻のように白く綺麗で目を引く姿から名付けたと母様から聞いた。 周りに同じような外見の人はおらず、外の世界にいるあいつらと同じ神話で化け物の子供なのではないかと自身を嫌っていた。 -かあさま…ぼくはしんわのこ、なの？しろいこなんて、ぼくいがいだれもいないの…- 潤んだ眼をした僕のことを母様は困ったように微笑んでいたことを覚えている。 『そんなことないよ！きみのいろ、そらのくもとおなじいろ、ふわふわでどこへだっていける、すてきないろだよ！』 僕とは正反対で黒い髪をした女の子が、そう僕に言って慰めてくれた。 かつて、ロンドン以外の外の世界でも見ることができた、白い雲の色、僕はどこへだって行ける。 その日からというもの、女の子と一緒にたくさん遊ぶようになった。 本を読んだりもした、神話に世界が脅かされる前の世界のこともたくさん知った。 船ってどんな乗り物なんだろう？海が見えるんだって、一緒に乗ってみたいね。 アイスクリームって言う冷たくて甘いものがあるらしい、ゼリーっていうキラキラした甘い食べ物、一緒に食べてみたいなぁ。 「国民に告ぐ、我々は対神話殲滅機関アルカナ、神話を撃ち世界を取り戻す者なり。志望者よ来たれ。」 　　　　　　　　　 　　　　　　　　-はい！僕は、季織　白幻と申します！アルカナへの入団を志願します！- 女の子と家族として共に未来を生きようと誓いを立て、子供が身ごもったのだ。 妻は死んでしまうと泣いて入団を止めたが、産まれてくる子供に神話に脅かされない世界を残したいと気持ちで押し切った。 僕と同じように好きな子が出来たときに船に乗って海を見てほしいし、アイスクリームやゼリーだって食べてほしい。 記録にだって残っていない素敵な世界がきっとロンドンの外に広がっていると思うから。 僕がだめでも、奥さんや子供にはそんな素敵な世界を残したいんだ、愛した人たちだから。 僕が神話を打ち倒せば、悲劇でできた国から妻や子供が外へ出ることができたなら。 -子供と妻に外の世界を見てほしい、僕は死んでしまったっていいから、本当は僕だって行きたいんだけどね- ロンドンの一角で季節を織り続け、自身の外の世界へ憧れを捨てられないまま入団を果たした。 『しろちゃんの気持ち受け止めたから、ちゃんと帰ってきてね、私の気持ちも受け止めて頂戴ね。』 『私は、”3人”で外の世界を見てみたいの、しろちゃんがいない未来なんて生きていけないわ、お互いに誓ったでしょう？』 はいともいいえとも言えず、僕は微笑んで妻と子どもを見た。 妻はお母様にそっくりねと微笑み返してくれた。 死にたくないよ、もちろん、僕は僕のしたいことをまだできていないからね。 ふふ、困ったなぁ…。 2022.07.18　GODARCA-ゴダルカ-　抗え、神話に

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