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御霊 舛白(みたま ましろ) 大学1年生　19歳　男 しがない精神医学生。常に笑顔で誰にでも敬語で話し、立場関係なく、両親にですら礼儀正しく接する。 基本的には穏やかな性格で、数々の友人に囲まれており、整った顔立ちもありかなりの人気者。 現在は実家暮らしをしている。 あまり感性豊かではなく、また自分の抱く感情に疎いため大体の感情を自覚していない。 2022.05.30〜06.07「Proect：Sm;ley」 HO楽 通過 2022.06.13「ムーンリットの終点で」KPC 2022.11.29「君を愁うことしか出来なかったんだ」KPC 2024.03.05「とんてんころり」KPC 以下【project：smiley　HO楽】秘匿ネタバレ 生粋の毒親持ちである。 父親は仕事、と称して夜遅くまでキャバクラ通い。母親はそんな父親に家事の全てを任されており重度の鬱病を患っている。 日々怒声・暴言が飛び交うような家庭に、小さな頃からただの一人で子供として置かれ、舛白の心はもうすでに修復不可能なほどに壊れてしまい、そんな事象をもはや普通のこと...と言うよりかはどうにもならないこととして笑顔で受け止めている。 父親とはほぼ接点はないが、母親からは家事・勉学・バイトの強制、言葉の暴力等の明らかな心理的虐待を受けている。幼い頃から敬語を強制されていたため、誰に対しても敬語で話すように習慣付いてしまっている。 聞き上手であり、話し上手であることからか様々な人間からよく相談事を受けるが、ぶっちゃけそこまで真剣に向き合うつもりは本人にはない。 自覚はないが、自分が「不幸だ」と嘆き理解や助けを求めるような人間への憎しみのような感情が心の奥深くに潜んでいるからである。 永遠と救われていない自分という存在がいるというのに、どうしてそんな自分が他人を救いの道へと誘わなければいけないのか　とそんな疑問と不満を無意識的に抱えている。何度も言うが自覚がないためそういった感情が表に出ることは中々無い。 故に自身の言葉で自殺者が出始めているが、全く気にしていない。それどころかそれが不幸なことだとは全くもって思っていない。 ・日向 善について 初めは他の相談者と同等に見ていたが、自分のアドバイスを受けそして自ら行動に移し明るく変わった彼の性格を見て多少だが舛白の中では特殊な立ち位置にいる。 「あなたに救われた！」という彼の言葉に対しては特にあまり気にしていない。 以下【project：smiley】本編ネタバレ 目が覚めてからはごく一般的な、優しすぎず厳しすぎずの比較的良心的な家庭のもとにつくことになったが、今までの人生では全ての家事及び家庭のためになることを強制され、文句や不満を口にすることはなく実行することが当たり前と成り果ててしまっているため、人並み以上に家庭に貢献しようとする舛白のことを両親は良く思ってはいるが心配されてしまっている。 だが特に本人は全くもって気にしていないし当たり前のような顔で心配してくる両親のことを不思議に感じているため、今後そういったものを改善する気は全くない。 生前と変わらず友人は多く、また相談をよく受ける。 自分が「不幸だ」と嘆き理解や助けを求めるような人間への憎悪も消えることはないし、考え方が変わることも一切ないが、現在は日向の存在に救われているため多少の心の落ち着きを得て、人にも少し優しくなり表情も穏やかになった方ではあるが、実際のところ表面も裏面も『御霊舛白』という人物像からはあまり変わっていないし、自分の感情に疎い部分があるのは変わらずである。故に相談によって自殺者が出ることもしばしばあるかも...しれない... ・日向善について 初めこそ、「少し特殊な位置にいる人物」程度の認識であったが、一連のことがあり彼になら何を捧げてもいいレベルで人間として好きだし今生きている最大の理由である。 とはいえ前述した通りいうほど人間として変わっていないので、態度は今までと全く変わりないし、本人も何かが変わったとは全く自覚していない。 自分にとって日向が救いであるかどうかは未だに確信を持つことはできないが、多分そうなのだろうなと思うことにしているし、実際どうなのかとかはあまり重要視しておらず彼との今があれば問題ないと感じている。本人にそこまでの大きな感情があることや、日向の存在が何よりも大きくあることには例のごとくあまり自覚にないが、自分の今の人生の全てだと言えるほどの存在である。比喩ではなく言葉通りの意味で。

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