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【幾間莉都（いくま りつ）】 あだ名が大体りっちゃんになる人。でもほぼ幾間さんか呼び捨てで呼ばれる。母親には呼ばれた記憶がぼんやりとあるが、幼い頃に亡くなってしまったためよく覚えていない。現在の家族構成は父親と莉都と弟と父方の祖父母。 大学には通っておらずアルバイトを掛け持ちしつつ家の仕事をしていた。おかげで家事全般が大得意。特に料理が上手く片手で卵を割れる。アルバイトもキッチン担当が多い。 家庭環境がよろしくなく主にその事情で異性が苦手。話すときはちょっと嫌そうな顔をするが、きちんと自分なりに話が通じる相手だと分かれば表面上は繕える。弟はギリギリ大丈夫で父親は大嫌いを通り越してどうでもいい。 何考えてるかいまいち分かりづらい。どこか態度が淡白で、笑っていても本当に楽しいのか不安にさせるくらい反応が薄い。でも普通に楽しいものは楽しいし人並みの感受性はあるので、たまに表情や声色に対して口に出す言葉のスケールにかなりの差が生じることがある。怒ったり拗ねたりするのは面倒くさくなるので苦手。本人曰く「私が何言ったって変わらないでしょ」とのこと。人にあまり期待をしていない。 流石に驚きのような反射的な反応は人並み。でも原因が過ぎるとすぐにけろっとする。大丈夫なフリが上手いので具合が悪いときは倒れるまで誰も気付かない。そういった難しい印象が重なって嫌われはしないが好かれもせず、友人と言える人物はいなかった。 病気になってからは山奥の隔離療養施設に入院している。治療というよりは自然豊かで静かな環境で最期の時を穏やかに迎える目的で入る場所なので行動制限などは緩めで割と自由だが、看取ってくれるような人物はほぼいないに等しく、何も無い人生を送ってきた影響で入院直後は何もかもがどうでもよくなっていたため、ただただベッドの上で死を待つだけだった。しかし病苦の中何故か「死にたくない」と思い、まだ諦め切れていないと気付いたことで理由は分からないがそう思えるうちは生きてみたいと思うようになる。 最近は生きる理由を見付けるために色々なものに目を向けようと施設の外を度々出歩いたりしている。周りから与えられる環境に対する諦めは早い性格だったが、一度自分自身で決めたことは曲げない意思の強さを持っているので痛み止めなどの頓服薬でできるだけ長く行動できるように自分なりに試行錯誤している。でもだんだんそれも効かなくなってきたので焦りを感じている。 「生きててよかった」と思えるようになるまで、まだ死ねない。だから、明日を願ってしまう。 「私は幾間莉都。……え、それだけだよ」 「はは……ん？あぁ楽しいよ。ほんとだって」 「まあそうなるよね。分かってたよ」 「……死にたくはない。なんでかなんて知らないけど、そう思うならそうなんだ」 -------------------------------------------------- ◆誕生日……8月26日 ◆血液型……A型 ◆イメージカラー……紅掛花色（#68699b） ◆イメージソング……『しあわせをさがして』ヤヤネヒロコ ◆一人称……私 ◆二人称……君、貴方（貴女）、［主に苗字］さん ◆特徴表 ◇2-1『手先が器用』 任意の〈製作〉1つの基本成功率が50％となる（料理にしました）。さらに〈機械修理〉および〈電気修理〉に＋10％。 ◇4-3『異性が苦手（D）』 どうしても異性とうまく話ができない。異性に対する〈言いくるめ〉〈説得〉〈信用〉に、それぞれ−10％。 技能ポイント1D6×10→［3×10］→＋30ポイント（興味ポイントに加算） ◆誕生星……『アルゲイバ』 星言葉：理想と自由への願望 ◆花個紋……『陰輪に八代草』 注意深く、冷静な思考を持った人。 計画的で客観的に自分を見ることができるあなた。高い目標に向かってひたむきに突き進むことができる人です。人間関係にも真摯で、無二の親友に出逢えるでしょう。 ◆花ダイス……『浜木綿』どこか遠くへ、汚れがない どこか遠くを見ている。ここじゃないどこかへ行きたいといつだって考えている。それは願望となり、目標となるだろう。さあ、準備はいつだって出来ている。あとは一歩踏み出すだけだ。そう思いながら、今日が来た。 ◆〈芸術（家事全般）〉について 主に料理、掃除、洗濯、洗い物、裁縫などに関係する技能の代用を想定していますが、範囲が広すぎる気がするので問題がある場合は許可範囲の指定をお願いします。もしくは封印します。 -------------------------------------------------- 【経験シナリオ】 ◆…通過済み ◇…通過予定 ◆『Good morning ALL』HO重病人 -

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