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忍谷 莉々花(しのや りりか) 誕生日︰4月6日 誕生花︰ハナシノブ 故郷の星での名前：リコ 呪文をかけた浮遊物：大きなサメのぬいぐるみ 永久発狂内容：強い幻覚(メイン) ちょっとした田舎街で小さな探偵事務所を経営している女の子。 日焼けサロンに行ったかのような褐色肌と、ブリーチしたような白髪のせいで、街じゃ初見ではギャルのように見られがち。けど言動的にはあながち間違いじゃない。(言葉づかいが割とギャル) 性格は人懐っこく、基本物怖じしないタイプ。表情がころころと変わりやすく、一言で言うなら元気溌剌とした印象を与えやすい子。 というのも、自分からでもそうやって元気に話していないと、ふとした時に過去のことを思い出しそうだった時期があったから、そんなあえてうるさい自分を作って気を紛らわせないと苦しかった時期の名残りが今のこの体に馴染んでいる。 今では薬の影響もあってあまり思い出せないのもあり、そんな事を思ったのが発端だという自覚は全く無い。 だが本来の性格は、人懐っこさは変わらないが、今よりはもう少し落ち着きがあり清楚の言葉が合うような性格をしていた。 人に、特に依頼人に名前を名乗る時は基本的に苗字じゃなく名前を教えている。 元々苗字があってしかも漢字という文化に慣れていないため、「なんかこっちのほうがしっくりくる〜」のノリで名前のみ名乗っている。 そういや「リリカ」ってお薬、あったよね！神経障害とか精神異常に使われるお薬であったよね！ 探偵業に関しては、転生したときにはこの体の主が事務所を開こうとしていたところだった。 転生後で頭も追いつかず困惑でいっぱいではあったが、『誰か大切な人を探している』と漠然とした感情を覚えていたため、人探しに特化しているであろうこの探偵業はちょうどいい気がすると、このまま体の主の仕事を引き継いだようなものだった。 当初は今より無機質で固い雰囲気を放つ外装だったが、趣味で空いてる庭にハーブを植え、それらで外観を彩ってから開業した。 元の星でも薬草の調合は特に好きだった名残か、この世界の薬草に関しては知識が無いに等しかったが勉強がてらに、そして自身の癒しも兼ねてハーブを育て始めた。 自家栽培のハーブを使ってハーブティーを作りひと息つく時間が好き。 趣味で日課のように作るようになったハーブティーを、せっかくだからと事務所を訪れた依頼人だけでなく通りかかった近所のおばちゃん達に「休憩してく〜？」なんて渡していたら、いつのまにか事務所が「探偵事務所兼薬膳カフェ」みたいになってしまっている現状。 (けどこの生活は、元の星での生活と大差ない暮らしになっているのかもしれない) 持ち歩いているサシェは、自宅の庭で育てたハーブを乾燥させた、自家生産の香り袋。 ほんのりとしたラベンダーの中にちょっぴりとローズマリーが隠されており、よくスカートのポケットに仕舞われている。 単に気分転換のために持ち歩いていたら、これを持つのが癖になっていた。 恐怖症というほどでもないが、赤い光が少し怖い。 普通に衣類とかで赤色をみるのは平気だが、例えばネオンライトや花火など、強めの光で赤く光るものがなんとなく怖い。 本人ははっきりと覚えていないけど原因はつまりあれ。 この世界に転生して間もない頃は、まだ前世の記憶がはっきりしていたほうだったのもあり今より強い恐怖を覚えて疲弊(POW*5判定レベル)していたが、今では魔女の薬のこともありだんだんと忘れているため、ぼんやりとした恐怖心になってきている。 ただ赤い花火とか見るとちょっとﾋﾟｬｯてはなる。 浮遊の呪文をかけたぬいぐるみは転生したときには体の主が部屋に置いていた物。 言ってしまえばIKEAのサメみたいなあいつ。でもIKEAのサメよりもデカい。(全長140cmはたぶんある) この世界に来たばかりの頃にちょうどすっぽり包まれる大きさのこのサメを抱き枕にして心を落ち着かせていた。 ふと、「絨毯を乗り物にしてた人もいたし、もしかして？」と、半分好奇心で呪文をかけてみた。 そしたら浮いた。しかもちゃんとﾌﾆｬｧ…ってならずに乗れる。空飛ぶサメの爆誕。 名前は「クロッシュ」。某魚の映画(のようなもの)に影響されて名前をつけたが、その名前はウミガメ。サメのブルーシュではなく、亀のクロッシュのほうが印象に残ってた。 故に、どういう形で浮遊物を召喚(?)するかにもよるが、「クロッシュ〜〜〜〜！」と呼んで現れるのはウミガメではなくサメ。ここにドリーンがいたらドリーンにSANcが入りそう。 魔女からもらった薬が切れると、まず強い幻覚を患う。 故郷の星が滅ぶ瞬間の荒廃した景色と次々と死んでいく友人や兄弟弟子の姿を、それが元の自分の触れてきた景色や人々だとうまく認識できないまま目に見えるようになる。 リコからすれば「どうして？なんでこんなところに自分はいるの？」「あぁそっか、みんなも私も死ぬんだ！」って感じ。強い幻覚と感情の噴出を同時に引いたような状態になる。永久発狂だからこれくらい混合してもいいよなと供述しており。 『リコ』という名前は師匠からもらった名前。 故郷の星では元々行商人の家庭に生まれていた。 生まれて間もない頃、一つ山を越えた街に馬車を走らせた日、その帰りに落石事故に巻き込まれてしまった。両親が身を挺して庇ったためリコ自身は大きな怪我は負わずには済んだが、両親は致命傷を負ってしまいそのまま絶命。 壊れた馬車と両親の腕の中で泣いていたところを、薬草採取に山へ出歩いていた後の師匠が見つけ、拾われて『リコ』という名前をもらい、それからは師匠のもとで魔法使いの弟子として育っている。 両親の遺体は、師匠の家から遠くはない山の麓に小さなお墓を立てて埋葬された。時々師匠とふたりでお参りしていた。 師匠のもとで魔法や薬草の調合を習いながら生きてきたが、どちらかと言えば魔法よりも薬学のほうが腕がよかった模様。 師匠のもとを訪ねる依頼人を手助けしたり調合した薬を渡したり、ガーデンで薬草の手入れをしたりと、世界が違うだけで生活自体はさほど現世と変わりない暮らしを送っていた。 大切な人であり親のような存在でもあった師匠の事は、もう名前も覚えていないし漠然と「誰か大切な人がいた」「探さなきゃ」という感覚があるのみだが、そんな淡い気持ちでもどちらかといえば希望の方が強い。 よくわからないけど、きっと会えるよね！わかるよね！くらいの、わりとポジティブな気持ちでいられている。今は。 —————————— 【イメソン】 ＊you ＊プラネテス ＊くうになる ＊回る空うさぎ あとなんとなくだけど、もしかしてこれシナリオ終わった後『最後のワンダーランド』が苦しくなるのでは…？という不安ががががg ——————————

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