タグ： 紅葉908 一夜限りの相棒 HO2

父親は酔うと暴力、母親はヒステリーで自分に暴力をふるう幼少期 体には暴行の痕がいくつも残っている。 おかげで酒も人間も嫌い。 小さい頃に出会った救世主が起こした殺人事件はすべて自分がやったことにしている。証拠の捏造もしたし、わざと自分の痕跡を残したりもした。 それがあの人のためになると信じて。 「ねーねー刑事さーん。暇だから話し相手になってよ」 「あ、俺がやった殺しの話でもする？刑事さんになら話してあげてもいいかなあ」 以下、秘匿 HO 死刑囚 君は大量殺人で逮捕されたが、逮捕された原因の殺人は、君が行ったことではない。 そして 君は知っている。 君が逮捕された原因の殺人は、HO 新人刑事が起こしたということを。 君は幼少の頃、虐待を受けていた。毎日酷い暴行を受け、死にかけたところを HO 新人刑 事が現れ、君の両親を殺した。 一瞬だった。君のことには気づいていなかったようで HO 新 人刑事はそのまま立ち去ったが、君は HO 新人刑事に両親を殺してもらったおかげで生き 延びることができた。 それから君は HO 新人刑事の狂信者となった。君は彼に関することなら何でも知っている。 彼が二重人格であることも知っている。よって、HO 新人刑事の CS を君に開示する。 また君が HO 新人刑事の殺した人達を自分が殺したと言ったのは HO 新人刑事を警察に殺 されないためである。 HO 新人刑事は死んではいけない。何故なら君にとっての神様は HO 新人刑事だからだ。 彼の表の人格は正義感が強い。そのため死刑囚である自分のことを彼は嫌うだろう。 なら、 最初から嫌われるような言動をとって彼には全て隠したままにしよう。君はそう思った。彼 の罪を背負い、死刑囚になったなら、死刑囚らしく振る舞わなくては。 彼が二重人格であることを知る「鍵」は君が持っている。ただし、その鍵を使うか使わない かは君次第だ。

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