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アマチュアロックバンド「F.i.L.L」のリーダー (F.i.L.L＝「憧れに恋する(fall in love with longing)」(結成は天が高校3年のとき) 普段は小さなデザイン会社で働きながら、バンド活動をしている。 会社でデザイン・動画編集など宣伝技術を身に着けているため、バンドの宣伝も担当することが多い。 全面にぐいぐい出ていくタイプではなく、後ろから地盤を固めるタイプのリーダー。 シルバーアクセサリーと赤色が好き。 仲が良く、音楽の趣味が合った姉がいたが、去年35歳で亡くなった。 死因は事故死。 当日はお互い好きなロックバンドのCD発売日で、一緒に買いに行く約束をし待ち合わせをしていた。 待ち合わせ場所まで車で姉を迎えに行き、反対側の道路から横断歩道を歩いてくる姉に手を振っていた時、 信号無視をして、猛スピードで走ってきた車に撥ね飛ばされる姉を直視している。 以降、姉が大切にしていた「黒い石のペンダント」を形見として常に身に着けており、服の下に忍ばせている。 以前は「高原(たかはら)姓」であった。 両親は中学生の頃離婚しており、姉と共に母方に引き取られた。 そのため、苗字が母方の旧姓である大黒(おおぐろ)に変わり、大黒天(だいこくてん)という字面になった。 バンドメンバーとは高校生の頃出会っているため、「高原姓」であったことは知らない。 姉が亡くなってからは、傷心の母を支えるために実家から働きに出ている。 バンドの運営費や楽器代と、家に入れるお金でほぼ給料を使うため、あまり貯金はない。 ◆質問 1.いつ頃から音楽を始めましたか。きっかけは何ですか。 「姉さんの影響かな。姉さんも高校1年からバンドをしてて、文化祭に呼んでもらったんだ。 俺その時小1だったから、曲のこととかはわかんなかったけど、キーボード弾いてる姉さんがすごく楽しそうで……。 家に帰ってからすぐ『姉ちゃんの真似する！』ってせがんで、姉さんから習い始めたんだ」 2.担当楽器へのこだわりは何かありますか。 「キーボードって、ロックバンドの中だと目立つ存在じゃないでしょ？ 俺もそんな目立ちたいタイプじゃないし。 当然前面に出て派手にかき鳴らすギターとか、後方だけど存在感のあるテンポを刻むドラムの方が音としては目立つ。 じゃあその2つだけでいいかっていうとそうでもない。 音を支えるベースだって必要だし、音の隙間を埋めるキーボードだって〝縁の下の力持ち〟だと思う。 そういう『目立たないけど、重要な役目がある』……そういう存在でいようっていうのがこだわりかな。 あ、キーボード自体の性能とかの話だった？ 勘違いしちゃった、恥ずかし。 ギターとかドラムと違って、その場でサッと音色が変えられるから、1曲の中でも音色の使い分けができるとこがいいよね。 そういうのがしっかりできるようでいたいと思うよ。」 3.あなたにとって「ロック」とはなんですか。 「んー、『常識を知ること』かなぁ。 ロックって一般的なイメージだと『体制に対する反乱、政治・社会的問題、芸術、哲学』とか、そういったものへの反骨精神と捉えがちだけど、 それって『反抗する対象』をよく知らないと、結局『何やってんだあいつ』で終わっちゃうと思うんだよね。 主張や行動に説得力がないというか……。 うん、だから「ロック」になるなら、まず相手を知るところから、になると思う。 そういう意味で、「ロック」とは『常識を知ること』かな、と思うよ。」 ▼通過シナリオ 「誰がロックを殺すのか」HO１リーダー：キーボード 成長：物理学+4　神話技能+10

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