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君に愛と葬送の花束を　HO死者 紫苑　小遥（しおん　こはる） 一人称：あたし/（葬送者の前でのみ）お姉ちゃん 二人称：君 ◆職業 「ビジネスマン」(2010)ベース 言いくるめ、経理、コンピューター、信用、説得、値切り、法律、ほかの言語（英語、その他ビジネス相手の国の言語） ◆ 自由人、何を考えているのかよく分からない女。 マイペースな21歳。 昨年短大を卒業し、小さな広告会社で働き始めた。 顔がいいのでめちゃくちゃモテる。 色んな人と付き合ってえっちして別れて…を繰り返している。 周りからは男好き・遊び人だと思われていて（実際間違いではない）、女の子の友達は本当に数えるくらいしか居ない。 中学生の時に担任教師から性的暴行を受けていた時期があり、その影響で「自分を好きでいてくれる相手と身体の関係を持つ」ことがやめられない。 付き合ってる人がいても告白されれば断らない。そのため彼氏をとっかえひっかえの状態が続いている。 ◆この町に来たきっかけ 1年とちょっと前： ・短大を卒業、就職と同時に当時の彼氏と同棲を始める。実家を出る。 1年前： ・異動が決まり、それをきっかけに彼氏とは別れる。 ・同時期に実家の両親が転勤することになり、弟の高校進学に伴いこの町で二人暮らしを始めた。 ◆詳細（長いのでここは飛ばしてよいです） 中学生のとき、担任教師から性的暴行を受けていたことがある。指導という名目で放課後居残りをさせられ、誰もいない教室や薄暗い体育倉庫でずっとひどい目にあわされてきた。 それは卒業するまで数年にわたって及んだが、誰にも相談できなかった。 そのときのことが今でもずっと忘れられない。その経験から、「自分はだめな人間だ」「自分は汚い」という意識がある。 初めて彼氏ができたのは高校生になってから。相手は部活の先輩。告白をしてきたのは向こうからで、流されるままにお付き合いを始める。 付き合ってから半年経った頃、彼の家でセックスをした。 そのときになってようやく、「あ、こんな自分でも、誰かにちゃんと求めてもらえるんだ」ということに気が付く。 誰かが自分を好きだと言ってくれて、その相手とキスをして体を重ねる。一連の行為に、自分のことを誰かに受け入れてもらえる・愛してもらえるみたいな安心感を覚えた。 けれど、安心できたのは行為の最中だけで、終わった後はどこか寂しさが募るばかりだった。 先輩と付き合い始めて一年経った頃、クラスの男子からも告白される。 付き合って欲しいと言われたとき、先輩の存在を思い浮かべるよりも先に、「この人も、あたしのことちゃんと求めてくれるのかな」「そしたらあたしはもっと安心できるかな？」という期待・嬉しさが勝る。 結果、出した答えは「いいよ、付き合おっか」。 二股状態。すぐに発覚して、部活の先輩とは１ヶ月後に別れた。 それから、また他の人に告白され、付き合い別れ……を繰り返すようになる。 こういうことを積み重ねた結果、彼氏をとっかえひっかえの現状に至る。 自分を好きになってくれる相手と寝ることで、「こんな自分でも愛してもらえる」という安心感を得ているが、その安心感は一過性のものなので、行為が終わったら空しくなる…というのを高校生の頃から繰り返している。 性行為自体に依存しているわけではなく、あくまで「自分を好きになってくれる相手」に限定された欲求なので、パパ活などに手を出したことはない。欲しいのはお金じゃないので。 本人から他人を追い求めているというより、「好きです」と言ってくれる人をただ拒まずに受け入れている感じ。反対に、別れようって言われたら「あたしはこんなんだからなぁ」ってさっぱり受け入れる。浮気性というより、来るもの拒まず去る者追わずなタイプ。 色々な相手と付き合って関係を持っているが、過去の傷が癒えたことはない。 心から強く惹かれる出来事があまりなく、どこか色褪せた毎日を送っている。 自殺願望っていうか希死念慮がある。 そうやってぼんやり生きていた矢先、気が付いたらナイフで刺されて死んでいた。 ー－－ 【死因】 ・ナイフで身体をめった刺しにされて死亡。顔だけは無事。（だといいな～） 【HO葬送者へのプレゼント・手紙】 ▼プレゼント 死ぬ直前に今の彼氏と海外旅行（韓国）に行っており、旅行先から送ったお土産。 ：お土産…段ボールの中はほとんど自分用に買ったコスメとかだったと思うけど、その中に一緒に入れて自宅に送った。 遼くんに宛てて、韓国限定のスタバのタンブラーとぶさいくな猫のスマホケース。 手紙は旅行先の綺麗な景色写真がプリントされたポストカード。 ▼手紙 遼へ いいもの見つけたので、お土産として送ります。 このスマホケースの猫、なんとも言えない表情してるのがすっごく可愛いよね！スンとした顔してるの、なんか遼っぽいなと思って買っちゃった。悪口じゃないよ！ 今度ボーナス入ったら、どこか旅行連れて行ってあげるね。 遼、いつもありがとう。 小遥 ◆イメソン バーバヤーガ https://www.youtube.com/watch?v=aOelHbwkRD4

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