タグ： 萊 応竜記 HO4

優しく、穏やかな性格。いつも微笑みを絶やすことなく、人付き合いも良い。 また元商人でもあるため、口も立ち、力仕事であっても全然手を貸す。人の良いお兄ちゃん的性格。 元孤児の生まれである為、失礼のないようにと時間があれば勉学にも励み様々な知識を飲み込もうとする、いわゆる努力家の人間である。 宮廷導師になった経緯は、商人をしていた時、たまたま困っている人がいて、話を聞いたところどうやら仕事で失敗してしまい途方に暮れていたとのことだった。何かのきっかけになれば良いなという気持ちで星詠みをし、その時は普通に何事もなかったように別れた。 その数か月後、店にその時の人がいきなり訪ねてきて「あの時貴方が示してくれたようにしたら、本当にうまくいった！ありがとう！」とお礼を言われた。 そこからあたる星詠みの噂は瞬く間に広まり、沢山の人が星詠みを求めてくるようになった。 最初は戸惑いはしたが、自分の知識が何か人の役に立つのであれば使わないことはないだろうと思い、沢山の人の道を示していった。 そうして数年たった18歳の時、広まる噂は宮廷にまで届いたようで、ある日宮廷の人物が何人も会いに来て、良ければ宮廷導師として働かないかとお誘いの話をもらった。そんな話が来るなんて思ってもみなかったためすごく驚いたが、ヨキや商人たち、町の人たちはすごいね！と沢山褒めたたえてくれた。 しかし、受けるとなると師匠を置いていくことになってしまうため、受けるどうかとても渋っていた。 確かに師匠から学んだ星詠みの技術を買われ、宮廷につかえることは大変名誉なことであるが、師匠を一人にしてしまうことが何よりの心残りだった。 どうするべきか悩みに悩んだのち、自分の気持ちも全て話したうえで師匠に相談した所、「お前がどうしたいか、それを一番大事にしてほしい」と言われ、 改めてどうしたいかを考え、師匠が教えてくれた星詠みで責務を全うし、立派に成長した姿を見せることが何より今まで育ててくれた師匠に対しての恩返しになるのじゃないかと考え、宮廷導師の誘いを受けることを決めた。 その後は宮廷導師として、毎日責務と星詠みを行い、国の今後を占い、その後良い方向に導く役割を担っている。 今まで自分を支えてくれた人達のために、どんな困難に立たされたとしても、絶対に折れず、努力を怠らない姿勢と決意は誰よりも強いものを持っている。 ▼過去 昔はとある村で父と母と家族と一緒に暮らしていた。 貧しいながらも、人一倍元気で勇敢な父と心優しい母のもとで毎日笑いの絶えない家庭で育った。 そんな中、いつ頃かは曖昧であるが、住んでいた村が全滅させられた。 その日村に何があったのかは、誰かから襲撃を受けたことと、最後母が自分を水瓶に隠してくれたこと以外何も覚えていない。 あの日何があったのか、誰が村と家族をあんな目に合わせたのかを知りたいと強く思っている。 もしその元凶がわかったら、よっぽどなことがない限りそれを一生許すことはできないと思うが、手を出したりとかは絶対にしない。 手を出したら今までしてきたこと全てなくなってしまうし、それはここまで拾って育ててくれた師匠と支えてくれたヨキに失礼だと思っているので殺しだけは絶対にしない。 ▼シャオジャン 天祐の師匠であり、命の恩人。 村が襲撃され、水瓶の中で寒さと寂しさで耐えかねていたところを見つけ、その後引き取り、沢山の愛情を与えてくれた人物であり、第二の親のような存在。 拾われた直後は両親を亡くし、ふさぎ込みがちだった天祐に優しく、時には厳しく接してくれた。そのおかげで少しずつ現実を受け止め、それと同時に元気も取り戻していった。引き取られて少ししてから最初は師匠のお手伝いをしながら、商人としての知識を培っていった。学があまりなかった為、覚えることが沢山あったが、知識を身につけてできることが多くなると師匠が褒めてくれて優しく頭をなでてくれるのがとっても好きだった。 星詠みを教わるきっかけは、拾われて半年後、夜たまたま目が覚め、外を見ると師匠が真面目な顔で空を見ていた。何をしてるのか気になり、尋ねてみた所これは星詠みというもので、星の位置を用いて未来を占い、それを踏まえて今後どうするかを決めるものであると教えてくれた。よくわからない部分も多かったが、何よりもかっこよくてすごいこと！という印象が勝ち、教えてほしいとせがんだ。その勢いに根負けし、その後星詠みの知識と技術を夜寝る前に教えてもらうのが日課になった。 誰よりも大切な存在であり、長生きしてほしいと思っている。宮廷導師になった後はちょくちょく手紙でやり取りしている。 また以前から、師匠の足がどうにか良くならないかと医学や薬学の知識も独自で学んでいる。 ▼ヨキ 天祐の兄的存在であり、頼りになる存在。 商人時代に出会った。物珍しいものを売っている所に天祐が興味をもち、商売しに来たことを忘れて商品一つひとつに沢山質問しまくった所、おかしな奴だと気に入られ、そのままその日仕事が終わった後食事をとりながら夜通し異国の話を聞いたのが出会いのきっかけ。 そこから付き合いが増えていき、今では時間が合えば食事に誘い誘われの仲。 商人としての腕も高いし、話も面白く、気遣いもできる頼りになる人物。自分が宮廷導師の誘いが来た時も一番に喜んでお祝いしよう！と言ってくれた。 宮廷に行くまでの準備でも色々とお世話になったり、また師匠の足の件の薬だったりも彼に相談することが多いし、彼も親身になって相談に乗ってくれた。 良き友人であり、頼りになる兄的存在である。彼にもいつか今まで助けられた恩返しできたらなと思っている。いつか彼の国にお邪魔するのが密かな夢。 ----------------------------------------------- 一人称：私 二人称：貴方、君 三人称：彼、彼女、あの方 好きなもの：師匠、友人、町の人たち 嫌いなもの：狭くて冷たい所 ----------------------------------------------- ◆特徴表 天気予報士：外を見て＜アイデア＞ロールに成功すれば、短い期間([1d6+1]時間)の正確な天気を予想できる。 　　　　　　降水確率や風の向き・強さ、嵐の時間帯、雷の落下しやすい場所なども予測可能だ。 ◆職業ベース →技能値は星詠みと商人として暮らしていたことから、占い師(2015)と商店主(2010)を参考に以下で作成しています 　＜天文学＞＜心理学＞＜説得＞＜目星＞＜図書館＞＜聞き耳＞＜言いくるめ＞＜経理＞ ◆通過予定シナリオ 応竜記 以下秘匿HO----------------------------------- 貴方は孤児であり、幼い頃に自身を引き取った星読みの師・シャオジャンに育てられた。 記憶が曖昧だが、貴方の暮らしていた村は過去に何者かの襲撃を受け全滅している。 覚えている事は、母親に抱えられ暗く狭い水瓶（みずがめ）に隠されたことだ。 水位の減った水瓶の中でいくばくかの時間を過ごしていたが、やがて濡れた服で身が冷えて、くしゃみをしてしまうだろう。 その瞬間瓶の蓋が開き、焼けた村の様子を見に来た師に助けられた。 それから貴方は師・シャオジャンと共に星読みを教わりながら商人として暮らす事となる。 あなたはシナリオ開始前にSANC（1/1d3）を行う事。 ＊HO特性 あなたは「天文学」に優れている。天文学の初期値は50だ。 また、夜の間に天文学で星読みを行い、先々の事を占う事も可能だ。

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