タグ： 桧垣 クトゥルフ

イメージフラワー：ピングィクラ・プリムリフロラ(ムシトリスミレの仲間) 花言葉は『欺きの香り』『幸福を告げる』 イメージカラー：モーヴ(#915da3) 【人称など】 僕、きみ、きみたち、名前呼び捨て 穏やかで、年齢よりもどこか大人びた印象を周囲に与える少年。 花の病に罹るより以前から身体が弱く、昔から外に出て駆け回るよりも内で本を開きながら己と向き合う時間が多かった。 心臓に根を張っているのが食虫植物ということも手伝って、しばしば生きることに対する諦観も見られる。 この花を「綺麗だ」と形容されたことに関しては、その言葉自体に納得はしていないが、それをかけてくれた相手の優しさに一条の光を感じて闘病生活を送るうえでの救いとなっている。 病が発覚して、年相応の怒りや焦りを抱かなかったわけではない。 なぜ僕だけが苦しまなくちゃならない？ なぜ大人は分かったような顔をして「かわいそうに」と憐れむ？ なぜ周囲は自分と違うというだけでこの花と僕を忌み嫌う？ ‪——‬なんにも知らないくせに。 けれど彼はそれらの感情をそのまま出力するのではなく、「病を受け入れて穏やかな」自分であることで表現した。 周囲が求める卑屈で、暗く、反抗的な子供でいてやるものか。 これこそが彼なりの反骨心である。 18歳になるまで治療が受けられないと知ってから、自分の命はそう長くはないのだろうと見当をつけている。 読書家で、なまじ医学的知識も持ち合わせていたために、特殊な病が心臓に巣食った状態であと3年も生きることは不可能だと彼の脳は計算を弾き出した。 先が長くないことを覚悟してからは、むしろポジティブに生きることにしている。 終活として死ぬまでにやりたいことを10個書き出したエンディングノートを作った。 もしも奇跡的に病が完治することがあれば僥倖。 未達成の項目は老後に持ち越せばいい、程度に考えている。 10個の項目は以下の通り。 ・自分の顔より大きなホールケーキを食べる ・髪を染める ・疲れ果てて気を失うまで徹夜で本を読む ・お酒を飲む ・タバコを吸う ・大人に知られずに深夜に買い物に行き、買ってきたお菓子をこっそり食べる ・お気に入りの靴を履き潰す ・大切にしている切手帳を使い切る ・愛するひととキスをする ・腹心の友をつくる 愛読書は赤毛のアン。 アンがダイアナに尋ねた 「あのう、ねえあんた、あたしを少しばかり好きになれると思って？あたしの腹心の友（bosom friend）となってくれて？」 という台詞をいたく気に入っている。 いつか自分も〈腹心の友〉になってくれる人を見つけられないものだろうか。 ひとりの無聊をかこつため、マザーグースを歌うことも。 6ペンスの歌を歌おう。ポケットにはライ麦がいっぱい。24羽のクロツグミをパイに詰め込んで焼き上げるのさ！ 【以下、秘匿HO】 HO2 『　花　』 症状：心臓に根をはり血管から花を咲かせている -美しい花- 君の心臓には花の根が巣食っている。血管を巡り、皮膚を突き破って花が咲いた。美しい君を飾る花。隠し通していたが、ついには隠せないほどに育ってしまった。 -性格- この美しい花は君にとって呪いのようで、コンプレックスだ。この花の所為で人々に迫害されて、独りぼっち。たった一度だけ「綺麗だ」と言われた思い出だけが、唯一の救いになっていた。 -病気- 重い病らしく、治療を受ける事が出来るのは18歳からであり、君はそれまでの間このサナトリウムで過ごすことになるらしい。 -備考- 君は生きているものに対して、自分から触れることに強い抵抗感がある。その理由は幼い頃の出来事によって記憶は固く閉ざされているようだ。APPに関わらず見た目は麗しい子供だ。APPが低い場合、迫害等によって心が荒んでいるのだろう。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ