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『密室書房』 燃えてしまえ。罪も私も。 本を読み上げるように語り、罪を重ねるように文字を連ねた。 私の言葉に意味はあるのだろうか。それを知るものは何処にもいない。 これは私の罪なのだろう。 そうなのであれば、背負い続けるが通り。 都市伝説が存在する定義とはなんだろうか。 人が語ることである。 であれば私は語り続けよう。 であれば私は騙り続けよう。 しかし、気を付けねばならぬ事がある。 噂とは変質するものなのだ。 都市伝説とは、変化するものなのだ。 真実を見抜かねばならない。 私には、その責務がある。 彼は無口でありながら語ることが好きである。 彼の背負子の中は古書と禁書で溢れており、数多の札と鬼灯、幾つもの錫杖により護られている。 彼が掲げるのは鬼灯の灯火であり、彼が手持つのは杏の酒である。 人道に立て。示すは標。 墓標を建て。罪を重ね。 祓いたまえ。 穢れたまえ。 本名：晩秋鬼灯(ﾊﾞﾝｼﾞｭｳ ﾎｵｽﾞｷ) 特徴表 5-8 大酒飲み 酒にはめっぽう強く、酔いにくい。アルコールを毒のように扱う場合、探索者はすべてのアルコール関連のPOTを2分の1(端数切り上げ)にする。 通過 【ようこそ！迷冥市役所都市伝説課へ！】 【よたたとかすい】

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