タグ： びすく家

名前:もうすぐ消滅してしまうと言われているベテルギウスの和名「平家星」から。 一人称:俺 二人称:あんた 家族構成:父.母(行方不明).双子の弟 元々登山一家。幼い頃に父と母に連れられて行った富士山頂での満点の星空が忘れられず、それからも両親について回るように。 小学校最後の歳にお祝いでいつもより難関の山(多分外国とかの)に登る予定だったが、CONが低すぎて当日風邪をひいてしまう。「まだ早いってお星様も言ってるのかもね」「次は一緒に登ろう」と言ってザックを持ち家を出た両親はそれきり帰ってこなかった。 それからは弟と共に祖父母の家で育つ。 星見クラブに入るほど星が好きだったセイに、祖父母は「お母さんとお父さんはお星さまになったんだよ」と諭し続けたが、両親が死んだことを受け止めきれない彼はそれに反発。「人間は星になんてならない。きっとまだ何処かにいる。俺が見つけるんだ。」と決意を固める。 山を登る体力作りのために学校の裏山を登っていた時にテルと出会う。息を切らす自分の横をスイスイと登っていく様を見て、思わず名前を聞いた。 それからは自身の所属する星見クラブに誘い、様々な話題を共有した。テルがあまり星に興味がないのは薄々分かっていたが、それでも星が好きだという気持ちは止められなかった。 中学・高校・大学と、テル共に登山サークルに入る。自らがルートを試し、テルがそれをサポートする。いつも二人三脚だった。そして、学生という身ながらも強靭な精神力で難関を登り切る様は、いつしか評価されるまでに至った。 未知なる峰の第一次登山隊に選ばれた。もしかしたらここに両親がいるかもしれない。そんなことは無いと分かりながらも、いつしかその目的よりも山に魅せられてしまったセイを止められる者はもういない。

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