タグ： 魔法少女希望譚

アメリア美南（あめりあ　みなみ） 職業:タレントから一部改変 年齢:高校2年生 本名はアメリア美南。愛称はエイミー。 父親が日本人で母親がイギリス人のハーフ。ルーツはイギリスの方が強いため、見た目も名前もイギリス寄りだが、幼少期から日本に住んでいる。 アメリア美南を名乗るのが難しい時は生まれた時に日本名として付けてもらった「愛未（あみ）」を使っており、学校でも美南 愛未として通っている。 愛未ではなくアメリア（エイミー）の名前で自分のことを呼ぶのは家族か仲が良い友達だけ。 ❏性格 ひとことで言えば天真爛漫。 人懐っこく誰にでも好かれ、日本では敬遠されがちなその見た目にも関わらずご近所でも評判の良い子。 趣味は人助けと言ってはばからず、よく近所のおばあちゃんの家の庭の手入れを手伝っては夕食の御相伴に預かっている。 食べることが大好きだが、なかなか身長が伸びないのが最近の悩み。じゅ、17歳はまだギリ成長期だし……！（本人談） また、体育が好き。身体を動かすことが好きで、小さい身体でちょこまか走り回っている。多分体力有り余っている。体育では特にボールを使うスポーツが好きで、バスケやサッカーが体育であるとテンションが上がる。 家族は母親と二人。 イギリス人らしく薔薇が好きで自分のイングリッシュガーデンを持つことが夢な母親と二人、よく言えば慎ましやかに、悪く言えば貧乏らしく暮らしている。 とは言っても本人と母親の性格柄ご近所の手助けも手厚く、そこまで困ったり悩んだりしていることはない。 （日本人の配偶者の在留ビザの取得条件は「夫（日本人）と死別、離別していないこと」「基本的に同居していること」だし永住権も「実態のある結婚生活が三年以上」続き、「一年以上前述の状態で日本に住んでいること」が求められるのでこれは無理ゲーなのですがご都合主義でお願いしたいです） アメリアのどうしても叶えたい願いは「お父さんを見つけてまた家族三人で暮らすこと」。 ❏過去 イギリス人の母親と日本人の父親だったが、生まれ育った土地を離れがたく思った母に対して父は日本に固執しておらず、また、二人の出会いがイギリスで父もイギリスが好きだったため、イギリスで結婚した。 アメリアが生まれた後も三人でイギリスで仲睦まじく暮らしていたが、ある日突然父親が失踪してしまう。 「日本に帰る　すまん」 その書き置きだけ残して忽然と姿を消した父。 その後もアメリアだけをよすがに母は気丈に子育てをしていたが、日に日に気落ちしていく母を見ていられなくなったアメリアが母に「ねえママ、日本に行かない？二人で、パパを探すの。そうして言ってやろうよ、パパのうわきもの！ってね！」と提案する。 そうしてアメリアが7歳の時に渡日。現在に至る。 日本に来ても父の手がかりはなく、元々父は両親とも死別していて親戚づきあいもないと語っていたため、頼る宛もなかった。 そのため、日本に来たものの結局父とは十年経った今も会えていない。 今も日本に居続けるのは、母が未だ父のことを想っているから。そうして、アメリア自身も父に会いたいから。 何度も泣いている母を見てきたアメリアとしては一度か二度くらい引っ叩いてやらないと気が済まないと思ってはいるが、それでも、三人で──家族で、笑い合う未来を思い描かずにはいられない。 ❏マネキン人形について アメリアにとっての「一番の友達」は、生まれてすぐに両親からプレゼントされた。アメリアの髪と同じ、ミルクティー色のテディベア。しかし、イギリスから日本に引っ越す際のドタバタでその「友達」はどこかに失くしてしまった。 日本に来て他のぬいぐるみを貰ったし、気にしていない。ものはいつかなくなるものだから。……と、思っていたが、心のどこかであの「友達」のことが残っていたのか、人形はあの「友達」に変化した。 大きなテディベアが大きなハンマースタンプを持っていて、それを振り下ろしたり振り回したりして戦う。

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