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梅に鶯、白百合に烏￤HO妹 高砂アリア(たかさご-) D3EBCD 趣味￤自撮り いわゆる高校デビューというものをして一年が経とうとしている。 人の顔色見てぺこぺこわたわたしていた経験が生きているのかクラスの中心で華やかな女の子たちとおしゃべりするのも慣れてしまえば楽しいものだった。 お姉さまにふさわしい、清く可愛らしい妹であるためなら、おろおろしては廊下の隅、教室の隅で人目を気にしていたじぶんを捨てることくらい容易いことだった。 お姉さまを初めて見かけたのも、そう、紫陽花の季節だった。 たまたますれ違った美しい少女に私の心は一瞬にして奪われた。 あの制服は… そうして私は晴れてお姉さまと同じ高校に入学したのだった。 三度目の紫陽花の季節。お姉さまと死体を埋める。 ￤要約したら高校デビュー似非ギャルBIG感情JK ＝＝＝＝＝＝ 〔技能〕 ■職業技能：メンタルセラピスト準拠(将来の夢) 〈言いくるめ〉〈芸術（絵画）〉〈信用〉〈心理学〉〈精神分析〉〈説得〉〈法律〉〈ほかの言語（英語）〉 →芸術の選択：中学時代美術部だった →他言語の選択：お姉さまに相応しい妹であるために英語を勉強した。英語スピーチコンテストとかにも出てる。 ■趣味技能 〈写真術〉：趣味自撮り 〈聞き耳〉：人目を気にしてたから人の話に耳立てる癖がある 〈図書館〉：本はそんなに好きじゃないですよ 〈目星〉：どこにいてもお姉さまを見つけます♡ ＝＝＝＝＝＝ 〔秘匿〕HO妹 君は外部からこの学校を受験し、入学した。 その理由は(HO 姉)だ。 君は過去に一度だけ、彼女の姿を見かけたことがある。 暑い夏の日、家族と一緒に歩いていた彼女を一目見て、強い感情を得た。 それは恋慕か、憧れか。 名前を付けることは叶わなかったが、それでも彼女の存在は君を大きく動かした。 彼女に「妹になってほしい」と声を掛けられたとき、夢のような心地だったのを覚えている。 姉は間を置かず了承したあなたへ、花の咲くような笑みを返してくれた。 (HO 姉)について 君は彼女の、しっかりと瞳を見つめて話をしてくれるところが好きだった。 しかし、共に過ごしていくうちにそれは自分にだけ向けられていることに気が付く。彼女は、ほかの人たちと決して目を合わせない。 ※現在２年生です ----------------------------------------------------------------- 静かな雨が降っていた。 それはしっとりと君の頬を濡らし、少しの憂鬱をもたらした。 ふと気が向いて訪れた校舎裏で、傘もささずに佇んでいる人影を視界にとらえる。 彼女の足元には、一人の人が倒れていた。 その男性は、ぴくりとも動かず赤に濡れている。 濡れて重くなった髪が重力に従ってさらりと靡き、こちらへと顔が向けられる。 姉だ。君の、最愛のひと。 そのふたつの瞳はしっかりとあなたを捉える。 彼女は君のまろい頬へと指を添わせ、誘うように声をかける。 「この死体を一緒に埋めてほしい。」 雨が降っている。紫陽花が濡れている。 春は死んでしまった。 -----------------------------------------------------------------

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