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アーサー=ソブリン・グレイアルバム 一人称:オレ 二人称:お前、呼び捨て 【原初のアルカナ】EDU×10+STR×10 〈回避〉〈原初のアルカナ〉〈芸術（カリスマ）〉〈オカルト〉〈目星〉〈ライフル〉〈ソード〉〈斧〉 HOIV：皇帝 　1d6をロールし、その後出た数*1d22をロール。1d5ターンの間、出た値に対応するHO番号（愚者は22）の味方のすべての技能値を+10％。発動後、5ターンのリキャストタイムが発生する。 　例：1d6の結果が3だった場合、3d22をロール。結果が2、6、22だとすると、HO女教皇、HO恋人、HO愚者のPCのすべての技能値が1d5ターンの間+10％。数字が重複した場合、重ねがけとなる。 「オレこそが王だ。頭が高ェんだよ跪け」 「オレの歌を聴かせてやんよ。謹んで静聴しろ」 「世界にオレの歌を聴かせるまで死ねるわけねェだろうが」 都市外れのスラムで育ち、素質を買われ神話殲滅機関アルカナの特殊隊員まで成り上がったプライドエベレスト。口も態度も非常に悪い。 自分の目上の存在はこの世にいないと思っているため、国のトップだろうが総統だろうがオレの方が偉いと思っている。また、自身の歌の才能を正確に自覚しており、自分の歌を聴けない者を哀れにすら思っている。また、上記の思想が全て態度に大いに表れている。 しかし、神話生物どもへの憎悪及び殺意は人並み以上であり、塵すら残さず駆逐することを信条としている。 【蛇足】 『Take these broken wings and learn to fly.』 物心ついたころには孤児で、明日を生き延びるためには自分が強くあるしか無い世界だった。捨てられていたギターを弾き、歌い、日銭を稼ぐ日々だった。才能があったことと、幼くも美しい容姿が功を奏し何とか食い繋ぐことができたが、それでもギリギリの生活だった。実際、他のスラムの子供たちは次々と倒れていった。かといって、スラムの外だって生きやすい訳でもなんでもない。誰だってギリギリで日々を凌ぐ世界だ。 腹立たしかった。なぜ、自身の歌すら理解しない、聴けもしない化け物風情がこの世にのさばっているのか。 何故そのボンクラどものせいでこんな泥船のような暮らしをさせられているのか。 このまま沈んでいくだけの湿気た世界から抜け出したいと、力が欲しいと立ち上がった。それに手を差し伸べたのは、とある研究者だった。 きっと公的な研究者などではなく、犯罪者の類だったのだろう。非人道的な実験と厳しい訓練が繰り返された。 しかし、その研究者の持つ信念が自身と同じであると理解していたからこそ、常人であれば死んでしまうような日々にも耐えた。 常人離れした肉体と冒涜的な魔術回路を手に入れた時、その研究者は言った。 「君こそが王だ」と。 原初のアルカナに選ばれた日、彼は彼の育ての親から”Arthur=S・Greyalbum”という名を得た。 彼は初めて「王」となったのだ。 イメージソング：『ひつじがいっぴき』https://youtu.be/QkF12S1QCxc 余談：

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