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6-9 行方不明の家族 3-5 銃火器の達人 小さなエクソシスト。美味しいものとたくさんのお金を求めて出稼ぎ中！ ed6d35 *☼*―――――*☼*――――― 華雅は小さな牧場で生まれた長女だ。妹と弟が多く、経営が傾きがちな家計を支えるため、幼い頃からよく働いていた。両親は毎日お金が無いと走り回っていたが、それでも家族揃って食べるパンとチーズが華雅の幸せだった。 華雅が13になった頃、1つ下の弟が行方不明になった。散々近くを探して警察にも頼って、それでも弟の持ち物ひとつ見つからなかった。両親も悲嘆にくれ、家計はますます悪化していく。 16になって、華雅は出稼ぎに出ることにした。 牧場だけの稼ぎじゃ大家族を支えていくのに無理があるし、自分が居なくなれば食い扶持も減るだろうことを見込んでだ。 勤めた教会で、ある日突然大きな化け物に出会った。まるで見た事のない化け物を目の前に、華雅が手に取ったのは狩猟用のショットガンだ。むかーし父に教わった手順通りにズドンといけば、呆気なく化け物は去っていく。どうやら華雅には銃火器の才能があったらしい。 悪魔とか化け物とか、そういうものが10年前から出現し始めているらしい。弟が行方不明になった時期と重ね合わせて、少しだけ涙が出た。実際にそうかは分からないし敵討ちのつもりもないけれど、エクソシストは金になると聞いたのでとりあえず所属してみた。 戦場を駆け抜けるのはどこか実家で羊たちと遊ぶことに似ている気がする。走って走って、獲物に向かって引き金を引いて、いろんなひとを助けてあげてお金を稼いで。天職だと思う。まだまだ小さい弟たちを立派な大人に育てるために、華雅お姉ちゃんは出稼ぎを続けるのだ。 「……実家にいた時より美味しいものを食べられるようになったのは内緒ですよ！」 *☼*―――――*☼*――――― 大切なもの：牧場に残してきた家族。 両親と、弟が3人妹が2人。大家族だ……。 LUSTに所属したのは5年前。エクソシストになったのはお金と美味しいご飯の為だが、弟のような存在を無くせる自身の職業は誇りでもある。 イフリートは傲慢だし私の食べてるものすぐ横取りするしワガママだけど、とにかく顔がタイプだから許してしまっている。そりゃあの顔で迫られたらね〜！？ 【LAST LUST】(2022-06-26) イフリートと一緒にご飯を食べに行って、軽口をたたきあって、 今日もこの世界は平和だなあと思っちゃうのです。 【リヴィング・アーツ】(2022-10-18) とんでもない人を好きになってしまいました。 今日から給料の使い道がアクセサリとお洋服につぎ込まれちゃうのかなあ。 【おやすみなさいを、あなたに】 好きだと思えば思うほど、 【ステュディオーロに座るのは】(2024-5-11) イフリート以外に吸われるのはごめんです！

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