タグ： ポンチョクローゼット 天使たちの黙示録（ネタバレあり）

・｢ミカエル寮｣ 寮カラーは白、寮章は冠。 カリスマ性があり、リーダー気質の天使が多い。学習に意欲的な者が大半で全体的に成績も良いが、自我の強さゆえ寮生同士の衝突もままある。 ・HOⅠ-｢冠を乗せて｣ あなたはミカエル寮に属することになる天使だ。 特記:説得に+30の補正 　君は勝利を得る代わりに何かを失うだろう。この世全てが白い綿で出来ているわけでは無いと知れ。 天使見習い職業 目星/図書館/説得/心理学/人類学/医学/芸術(トランペット)/ソード(初期値20) 探索者の送る最悪な人生のルート https://twitter.com/_pon_cho/status/1542087203483815936?s=20&t=D_JAX0z4zAzYS6kvuklZHQ カナダ出身日本在住 本人は出身国を知らない。 SNS での卓報告では｢生還、または全員ロスト｣とエンド名、エンドナンバーのみ公開して良い。 またステータスは APP、SIZ のみ PL の望むように振り直すことができる。 職業技能値も望むものに振り直して良いが、楽園で過ごした名残として天使見習いの職業技能を 1d20 の値のみ所持し続けることができる(所持していた職業技能全てにその値が振り分けられる。) SAN 回復は 4d10+5 クトゥルフ神話技能に+7 しかし戸籍はなく、あなた達は既に死んだはずの人間であるためこれから先生きていくのは苦労の連続だろう わたしは神ではなく、仏を信仰した。善趣に行けるように、仏の教えを信じて。 仏は、まるでわたしに試練を与えるかのように、わたしを独りにした。親しい友も家族も、皆私を置いていった。裏切られた。 わたしを見る、蔑みの目に耐えられなかった。何度も何度も仏の元に行きたかった。行けなかった。 わたしは無力だった。何もできなかった。わたしは試練を乗り越えられなかった。誰もわたしを助けてくれなかった。 気づけはわたしの体は動けなくなっていた。白い天井を見ながら、ただ死を待つだけだった。 わたしの体が埃と垢で汚れることも、頭上に華鬘があるわけもない。体が汚れることも、腋から汗が出ることも、生に対して楽しみがあるわけでもない。 ただ死を待つだけだった。瞼が重くなる、このまま何も成しえない、無力なわたしを誰も救ってはくれなかった。この苦しみから、逃げ出したかった。 わたしはそこで意識を失う。ぶ、ぶ、という断続的な金属音が聞こえ、わたしを見下ろす影があった。それだけが確かだった。

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