タグ： 庭師は何を口遊む

日本の比較的裕福な家に生まれた男（一人っ子）。母親は芸大（音楽・ピアノ専攻）の講師、父親は同大総務課で勤めている。 3歳〜18歳までピアノを習い、コンクールにも出場してそれなりの成績を残していたが、身長と共に手もあまり大きくならなかったため、プロを目指すつもりは元からなかった。 また、ピアノの練習と勉強に明け暮れる毎日の中、本だけは無制限に買い与えてもらえたため、あらゆるジャンルの本を読み漁っていた。特に図鑑が大好きで、ありとあらゆる図鑑を所持している。自分自身が「わからない」ことが許せないタイプで、なんでも調べ出すと止まらない。 高校卒業後、某公立大学の法学部に入学したが、過去の判例を見返したり、法令を読み込むのが性に合わなかったのと、一つの分野だけを突き詰めるのがそんなに好きではなかったことから、中退を考え始める。それと同時に、なんでも自分で捜査して解決するという刑事という職に魅力を感じたため、大学3年で中退して警察学校に入った。 警察学校の中では小柄なのが目立ったため馬鹿にされることも多かったが、そのハンデをリカバリーできるよう回避行動や射撃の訓練に打ち込むほか、警察官として勤めるようになってからも、身体を鍛えたり、応急手当の研修を受けるなど経験と実績を積み、順調に昇進、刑事研修に合格し、10年ほど前から刑事として警視庁に勤めている。 現在はゼロ課に籍を置き、チーフの補佐的な役割を担っている。チームで動く際は補佐としてよく働くが、チーフと2人になると若干勝手な行動が増える傾向にある。 なお、幼い頃から本と楽譜を読みすぎたせいで目がかなり悪く、眼鏡かコンタクトレンズがないと日常生活もおぼつかない。 警察学校時代に眼鏡が悉く割れてしまったため、それ以来ずっとコンタクトレンズを付けている。

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