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儚げな雰囲気だが、少し古風な口調と荒々しい思考をしている。 名前はもらうor自分で考えた名前「夾（きょう）」 以下PLカンペ 「俺の…名前…家…悪いが分からんねぇ。…記憶喪失？…あぁ、そんな感じ、だと思う。」 「これから？さぁ？帰る場所ってのもねぇし、何しようかねぇ。…あ、そうだ。お前さん、俺を匿ってくれんか？」 「理由は分からんが、俺はお前さんのことを知っているらしい。...ストーカー？あぁ、お前さんが俺を知らないってんなら、そうなのかもなぁ。ま、そうだとして、なんでお前さんに執着してたかすら覚えてねぇから、別に変なこたぁしねぇさ。」 「ん？妙に落ち着いてるって？そう言われてもなぁ。確かにお前さんよりは落ち着いてるとは思うが。騒いだ所でどうにかなることでもないだろ」 「なんで人を殺していたか？うーん、それが俺にもさっぱりなんだよ。其奴のことを良く思ってなかったってことは覚えてんだけどなぁ。」 「...なぁ、お前さんやっぱり俺と会ったことねぇか？理由は知らんが、俺はお前さんを守ってやりたいって心から思うんだ。これは俺がお前さんに少なからず好意を抱いているってことだろ？」 一人称▶俺 二人称▶お前さん、呼び捨て 敬語▶使えるけど使わない 口調について▶語尾が伸びやすい(そうかぁ？、〜だねぇ、みたいな)、「ない」は「ねぇ」になりやすい、訛りはない？、割と男性口調？っぽい(〜だろとか) 『片鱗』 儚げな雰囲気だが、少し古風な口調と荒々しい思考をしている。 目覚めた時に話しかけてきた少女の両親が営む民宿に、涼風海斗（すずかぜ　みんと）とともに転がり込み、手伝いをしている。整った顔立ちの二人が従業員としてやってきたことで、民宿の売り上げが伸びて、ありがたがられている。手先の器用さともとのナイフ捌き？を活かして、救は板前として日々腕を振るっている。 主張の苦手な海斗と相手の間を取り持ったり、海斗に対して、何かと世話を焼いてしまう。ただ、甘やかすだけでなく、根拠を示したうえで、こうした方がいいと思う、などのアドバイスをしたりしている。これは、今は実体を持って存在しているが、自分が不安定な存在であったが故、いつ自分が消えても、海斗が社会で渡り歩いていけるように、という彼なりの愛情である。なので、一歩踏み出せたときはちゃんと褒めてくれる。人たらしともいう。 海斗が嫌がること以外なら大体許してしまうほど気前が良い。近所の人たちには、海斗と合わせて「初恋泥棒」と揶揄される。もちろん本人にそんな自覚はない。ちっちゃい子にも懐かれやすい。海斗が絡まれて困っていると、「こらこら、兄ちゃん困ってんだろ？」と助けに行って、その子供を海斗から剥がして自分が一緒に遊ぶから、もれなく海斗ファンが救ファンにもなる。まだ町に来て日が浅いのに数回結婚を申し込まれている。 地元の漁師さんと仕入れなどで話しているうちに気に入られ、養子にしてもらえた。どこの馬の骨とも知れない自分を信用し、養子にしてくれた漁師には、頭が上がらないが、「じいさん」と呼ぶなど気安い関係を築いている。戸籍と名字をもらったが、皆「救」と呼ぶので、自分でもあまり名乗らない。 口調は相変わらずだが、民宿の主人たちは「親父さん」「女将さん」、民宿の看板娘のことは「お嬢」など特定の人間に対しては、渾名（？）を付けて呼ぶようになった。 「俺は救（たすく）ってんだ。この民宿手伝いながら、のんびり過ごしてるただの男だよ。」 「海斗は自分を主張すんのが苦手なんだ。許してやってくれねぇかい？」 「お前さん、良い食いっぷりだなぁ。作った身としては嬉しい限りだねぇ。」

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