タグ： Ak探索者

カラーコード：#ff8c00 職業：刑事 ∟言いくるめ、聞き耳、心理学、説得、値切り、法律、目星+オカルト 特徴表：『影が薄い』 ∟生まれつき目立たない、忍び歩き隠れるに＋20％ 『MORISHIMA FUYUAKI』→『MIKAISHIMA ROFUYU』 ―――― ■設定： 7/7生まれ　蟹座 誕生日花：スイレン　 花言葉：「信仰」「清純な心」「信頼」「甘美」「優しさ」 偽名：紫芝（ししば） ―――― ■小話： 彼には兄弟がいた。今となっては顔も声も思い出せない。 最後にその塗りつぶされた顔をみたのは、両親に虐待され頭を強く強打したときだ。 多分、泣いていたんだと思う。自分に向かって手を伸ばしていた。 それに応えようと手を伸ばしたのを覚えてる。 「――――」 なんて言ったのだろう。 わからない。 ねえ、もう一回教えて。 ＝＝＝＝＝＝＝ 意識が浮上する。 目の前には顔が黒く塗りつぶされた”兄弟”がいる。 両親は起き上がった自分にこういった。 「そいつを山に埋めてこい」 自分の耳を疑った。 どうして、そういう前に殴られる。 「いいから、スコップとそいつを持っていくんだよ！」 言われるがままに準備をして、両親が運転する車に一緒に乗った。 　　　ねぇ、山だよ。おきて 「縺ｭ縺??∝ｱｱ縺?繧医?ゅ♀縺阪※」 そう声をかけたのを覚えてる、この言葉も今となってはなんと発声しているのかわからない。 でも、でも腕の中のヒトは反応することはなかった。 山に着いた。 山道から離れて木々が生い茂る場所まで来るとスコップで土を掘る。 穴を掘る 穴を掘る …穴を、掘った。 このぐらいの深さがあれば見つかることもなく、永遠に眠ることができるだろう。 その穴へ兄弟だったものを投げ入れ、土をかぶせ、枯れ葉をのせた。 「…おやすみ、■■」 ＝＝＝＝＝＝＝ ■過去： 過去に兄弟がいた。その兄弟は彼にとって大切な宝物のようだった。 その兄弟にも両親の悪の手が伸び、後に死亡。 露冬は絶望に打ちひしがれた。その姿を見てもなお、両親は彼に対し「山に行くからそれを埋めてこい」と言って命令した。 山に行った彼は泣きながら、雨に打ちひしがれながら大好きで大切な兄弟の遺体を埋めた。 悲しかった 苦しかった なぜ、自分だけが生きているのかわからなかった 誰かに助けてもらいたかった。 苦しみながら今日という日を生きて、生きて、そしてHO1と出会った。 頭を強打して痛みに意識が飛んでいるところに出会った。 かみさま、自分が信仰すべきもの、本能的にそう感じてしまった。彼にとっては必然だ。 HO1に盲目的な信仰心を抱いている。

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