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体育教師　陸上部の顧問。　いつも生徒にも周りにもニコニコしていて笑顔が絶えない優しそうな先生。 自分が生まれた時に母が亡くなった。母はとてもよく笑う人で笑顔がとても綺麗だったらしい。 撫子の父は妻をとても愛していたため亡くなった時とても悲しんだが、撫子の容姿は母にとてもよく似ていたので父はあろうことか娘を妻のようにしようと考えた。 だが、撫子は生まれた時から感情が薄くほぼ笑顔を見せなかった、父は母親の生写しを作るかのように教育した。 時には手をあげたりする時もあったが「これは愛するが故にだ」と言って撫子を躾けた。撫子も父の躾が最初は怖かったが徐々に歪み、受け入れた。 小学生になるころ笑顔を作るのが上手くなっていた。そして父が再婚した。父は嫌がっていたが再婚相手の女性が押し切り、父が折れたらしい。 だが、父からの愛は前妻へ(撫子)消えていない。 それが気に食わなかったのか継母は父が知らない見ていない時に撫子に手をあげるようになった。 「あなたが私の邪魔をしている」「あなたが悪い、これは罰よ」 父からは母のようになるよう躾けられ、継母からは父のいない時に手をあげられるそんな日々が続いた。 中学生になる頃にはいつも笑顔で明るい子になっていた。クラスでも中心にいるような存在で周りに友達が多かった。父からの躾はほぼなくなったが継母からはまだ続いていた。 ある日クラスの友達がクラスメイトの1人が気に食わないと撫子や周りの友達に話すことがあった。すると周りの友達も声を揃えて同じ子の悪口を言うので、ふと撫子は「悪い子なら罰を与えたらいいんじゃない？」と口にした。 周りの子は一瞬驚いたが、また口を揃えて同意していく。そこからクラスでいじめが始まった。 最初は小さなことから始まったが次第にエスカレートしていき様々ないじめを繰り返した。 しばらくして父が継母がしていることに気づき離婚することになり撫子は継母から解放された。 クラスのいじめもいじめていた子がいなくなってしまいいじめは収束した。 常陸→火立→火立る→蛍　撫子（ホタルナデシコ） 撫子は撫でられる子の意味でつけられた(皮肉だねぇ) 先生になった理由は母も教員だったため。教科は違う 「はい、じゃあ今日は体力テストをします。」「タイム良くなってる！すごいわ！」「どうしたの？大丈夫？」 『笑顔でいれば大丈夫。ちゃん出来てる。』『悪い子には罰が必要なの』

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