タグ： 花冷え

【体重について】 4kgはかすみ草の重さである。 本当の体重は40kg。 【服装について】 かすみ草が目立たないように白いワンピースを着ていたが 枝が刺さって破けてしまうため、タイトなミニワンピースを着るしかない。 胸元も開いているものでないと着ることが出来ない。 髪色や目を隠すため、黒いレースを身にまとっていたが「葬式みたい」「自分に供えてるのか？」 など、嘲笑を浴びて傷ついたため、白いレースに変えた。 それでも「花嫁みたい」「相手なんかできるの？」と馬鹿にする者は多かったが、 母と同じ白い髪色に戻ったようで嬉しかったのでそのままにしている。 花びらが落ちやすいのと枝が引っかかりやすいのが悩み。 【かすみ草について】 基本的には真っ白の花だが、 ところどころピンクに色づいている。 【家族について】 父は日本人、母はイギリス人である。 とても仲が良く、ビアンカは母に似ている。 【経歴】 幼い頃、太ももの辺りに1枝のかすみ草が咲いた。 隠すように丈の長いワンピースを切るようになったが、 次第に肩や胸付近、背中、足元と隠せないほどのかすみ草に包まれていった。 どこからがワンピースでどこからが花なのか。 分からないほどかすみ草は彼女の体を埋めるように咲き続けた。 そして何故かかすみ草が増える事に髪や目もピンクに染まってきた。美しい白い肌も白い髪もグレーの目もゆっくり、ゆっくりと桃色に変化し、その姿を人々は｢化け物だ｣｢気持ち悪い｣と罵った。 (これはかすみ草の染め上げ技法から) 白い髪もグレーの目も母とお揃いだった。 自慢の髪と瞳だったのだ。 それなのにもう、母とは似ても似つかない色をしている。 それが許せずその場にあったハサミで髪を切った。 少しでも忌々しい桃色を視界から外したかった。 母にとめられて途中で髪を切るのはやめたが、伸びかけの髪ですらゆっくりとピンクに染まってきている。 かすみ草は日々その花でドレスを形作る。 両親にすすめられてサナトリウムで過ごすことになった。 両親と離れるのは寂しいが18までの我慢だ。 病気が治ったら母とおなじ美しい白い髪とグレーの目で思いっきり笑って写真を撮るのが夢。 かすみ草が目立たないように白いワンピースばかり着ているけどその時には青いドレスを着てみたいな。 【能力値について】 聞き耳: 嫌でも人の会話が耳に入ってしまうようになった。 目星: 隠れる場所や1人になれる場所をつい探してしまう。 図書館、生物学: 自身から生えているかすみ草について調べるようになった。 図鑑では白くて綺麗な花に見えるのに…。 母国語(英語)、日本語: 父と母の影響でどちらも話せる。 心理学: 1人でいる間にふと見かけた心理学の本を読むようになった。 でも、本を読めば読むほど人を信じられなくなる…。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ