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おきと　さんご 28歳　ファッションデザイナー （CoC「忘れじの理想郷」HO2） 穏やか、というか押しに弱い事なかれ主義的な部分が強い 仕事では譲れないこだわりを巡ってバチバチすることもあるが、基本的には大人しく争いごとは好まない性質 とある著名なデザイナーの下でアシスタント等を行いながら働いている いつか師匠の後を継ぐだろうなと思いつつ、自身のブランドを立ち上げる夢も未だ諦められずにいる 既婚者で、妻は師匠の孫 発表会のモデルを探していたところ師匠から紹介を受けた その後仲を深め半年前に入籍 子供の頃は身体があまり強くないことも相俟って、休み時間も教室で本を読んだり絵を描いていることが多かった 妹のぬいぐるみのために服を考え自分で作ったこと、家族に喜んでもらえたのをきっかけに、ファッションデザイナーになりたいと思うようになる 燦悟という名前は誕生石の珊瑚から貴金属関係の仕事をしている父親がつけた ※ここから見ちゃダメ！※ HO2＜あなたはクラスの物静かな女の子“羊田“と仲が良かった＞ 「羊田は物静かで、一言で表すなら地味な女の子だった。 　クラスでも、いつも一人でいた気がする。 　何にも関心を持とうとしない彼女に、自分だけは関わりを持っていた。」 調子の悪い時は友人たちと離れて教室で過ごすことが多く、仕方のないことと割り切りつつも寂しさを感じていた いつも一人でいる羊谷には若干の親近感を抱いており、些細なことをきっかけにちょこちょこ話すようになった 他のクラスメイトが知らない一面を見ている気がして、なんとなく二人だけの秘密が出来た気がして、それが嬉しいなと気付いてからはより積極的に話しかけるように 高校生くらいの時に「あれが初恋だったなあ」と自覚した ◆羊谷との思い出 放課後、自分たち以外いない教室でデザイン用のノートを見せたことがある ぬいぐるみ用の服や「もしも制服がこんな風だったら」「架空のぷいきゅあの衣装」といった、今まで家族にしか見せたことのない絵を見せた 「見たい」と言われたのだったか、「見てほしい」と言ったのだったかは忘れてしまったが、あの時の緊張は今でも思い出せる 彼女がページを捲るたびに恥ずかしさが増していくようだったが、その後「よく描けている」といったことを言われた瞬間にすべて喜びに変わったことも。我ながら現金だと思う 今思えば、あれがデザイナーを強く明確に将来の夢に据えたきっかけだった

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