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愛罠蜂　HO2 牛ノ尾 胡桃（ うしのお くるみ ） ◆ ◆ ◆ ▍HO2　バイト　────────── 最近雇われたバイト。お菓子が大好き食いしん坊さん。 基本的に味見の仕事を積極的にしている。現在研修中。 ───────────────── ▍性格　────────────── 朗らかでのんびり屋。あま〜いお菓子が大好きで、お気に入りのお菓子はモンブラン。 ちょっとおっちょこちょいなところがあるけれど、毎日オーナーのために毎日奮闘中。 農家の生まれ。牛がたくさんいる牧場にてのびのびと育ったようで、彼女自身も牛さんのようにのんびりしている。 大学に出るにあたって、地方から出てきた。 大学では文学部に所属、特に心理学を専攻している。おもしろいらしい。 ───────────────── ◆ 【　以下HO2秘匿有り　】 ・ ・ ・ ・ ・ ▍過去　────────────── あなたはお菓子が好きだ。というよりも、食べることが好きだ。 あなたは昔から過食気味だと言っていいほどの大量の食事を好む。身体に対して特に害はない。 両親もあなた同様食事が好きで、あなたは幼い頃から家族と共に様々な料理を食してきた。 そんな美味しい物が大好きなあなただが、生まれてこの方初めてもっと好きなものができた。 それがHO1だ。 → 大食漢であるあなたはCON + 3 ───────────────── ▍恋慕　────────────── あなたはお菓子が好きでこの店に応募したバイトだ。というのは建前で、あなたはHO1のストーカーである。 店に通いつめていたのはHO1と接触する機会を増やすためだ。 客として来店するだけでなく、HO1が仕事をしている姿を見ることが好きなあなたは、店に勝手に侵入してはHO1のことを見守っていた。 手先が器用であっという間に美しいお菓子を作りあげるHO1に憧れている。HO1と同じ制服を着ているということにこの上ない喜びを感じている。あなたは、客の笑顔を見て微笑んでいるHO1のことが好きだ。 ・ストーカーであるあなたはHO1の家兼店舗である店の間取りを熟知している。（ マップ開示 ） ・HO1から受ける感情を自由に設定できる。 ・《芸術：演技》に＋30% ◆ あなたは入社してからの三か月の間、どのようにHO1に振舞っていたかをここで設定できる。紳士的に振舞うも、熱例にアタックするも良いだろう。 あなたが「 このように振舞い、このようにHO1に接していた。HO1にはこういった印象を与えている 」と宣言すれば、HO1の秘匿HOにそのように付け加えることが出来る。 しかし、好ましく思う程度は可能だろうが、愛情を持っているまでの印象操作は不可能。 他に、こういった出来事があった等の二人のエピソードがあればそれも追加可能。 例 ）轢かれそうになったHO1を庇ったことがある。そのため現在松葉杖をついている……等 ───────────────── ▍収集　────────────── あなたは立派なストーカーだ。プロフェッショナルだと言ってもいい。 今まであなたは無くしても気づかなさそうなHO1の私物をくすねている。 ・ストーカーに必要な技能に+30 （ 補正を掛ける技能の個数に上限はない。KPをリアル《言いくるめ》することでどんな技能でも持ち込むことができる ） ・所持品に任意のHO1の持ち物を追加可能。2つ以上は記載しておくこと。 ───────────────── ▍現在　────────────── あなたは無事、バイトとしてHO1の構える店に受かることが出来た。 直接、面と向かって接するHO1は、遠くから眺めている時よりも一層魅力的だ。 あなたはもう、自分を抑えることが出来ない。 ───────────────── ▍目的　────────────── あなたは今日、店の鍵に細工をしておいた。 したがって、今日この夜二人は、自分が解錠するまで外に出ることは出来ない。 この店から出るときは、HO1と結ばれたときだけだ。 ・店から出るための扉/窓には全て内側から開けられないよう加工を施してある。 それは鎖を巻いたり、木の板を打ち付けたりしたものだ。HO1には勿論バレていない。それだけの技術と実績が自分にはある。 ・確実に安全に出るためには、HO1の家側 —— 裏口の扉から出る必要がある。その際に数字のダイヤルを解錠しなくては、脱出することは不可能だ。 数字のダイヤルは【　今日の日付　】だ。 何故ならば、今日は二人が結ばれた記念すべき日になるからだ。 ・今日この夜に、素敵なプロポーズをするために自由に細工が出来て良い。 （ 例：ロッカーの中にバラの花束を隠してある、懐に指輪を所持している…等 ） ───────────────── ◆ ───────────────── ▼ 探索者作成ルールのまとめ　──── ■ 職業技能に関して 自由に作成してよい。 推奨：《探索技能》、《回避》、ある程度のPOW、自衛程度の《戦闘技能》 ■ ハンドアウト補正 ・CON+3 ・HO1から受ける感情を自由に設定できる。《 芸術：演技 》に＋30% ・ストーカーに必要な技能に+30 ・所持品に任意のHO1の持ち物を2つ以上追加可能。 ───────────────── ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ───────────────── ▍オーナーから受ける印象について 彼 / 彼女からは、「 守ってあげたい 」と思うような人間を演じてきた。たまにドジを踏んだり、何もないところで転びかけたり、時には天然のふりなんてこともした。その度に彼 / 彼女から向けられる「 心配 」という感情が好きだったからだ。その瞬間だけはあの人の心の中に私のことを思う気持ちしか存在しないから。 守ってあげたい、放っておけない…　そういった感情を自分に向くようにし続ければ、いつか必ず、自分を本当の意味で好きになってくれる。好きとまでは行かずとも、意識してくれるかもしれない。そう信じているからだ。 ───────────────── ◆ HO1からHO2に向けられる感情 「 放っておけない 」「 守ってあげたい 」というもの。ただ、子供っぽく見られることは不本意であるため、きちんと「 可愛らしい子 」だと見られるような振る舞いもしてきた。だって可愛く見られたいもんね！ ───────────────── ◆ HO1との間にあったエピソード オーナーが湯せんでチョコレートを溶かそうとした際に、うっかり躓き、持っていたお湯が自分の顔にかかってしまったことがある。すぐに冷やしてもらったのだが、かなりの熱湯だったため、火傷の痕が結構残ってしまった。 もちろんオーナーからはものすごく謝られた。何度も何度も頭を下げられ、その晩はつきっきりで火傷の手当をしてくれた。 別に気にしていないから大丈夫、と伝えても、オーナーはそのことをたいそう気にしているみたいで、今でも自分の顔に残った火傷痕を見ると辛そうな表情を見せることがある。 ・・・ ─────── ああ、可哀想なオーナー。 実際のところ、あの事故は「 つくったもの 」だ。オーナーが躓くような仕掛けがあったし、その仕掛けを作ったのは、他の誰でもない自分だ。 あの人の傷。顔に、誰が見ても分かる場所に、あの人からもらった傷がある。それが堪らなく嬉しかった。 罪悪感でもいい、贖罪でもいい。ただ自分から一生離れられないようにしたかった、それだけだ。 だって、そうすれば、あなたも私から離れられないでしょう？ さあ。この罠にかかって。 ねえ、はやく。 ─────────────────── ■ 性格（ 実際 ）───────────── 割と現実主義で少し冷めたところがある。もちろん最初からこういった性格ではない。こういった性格になったのは、大学に行くために上京してからのことだ。 地方特有の人の温かさ、時間の進むスピードのゆるやかさに触れてきたせいか、思い描いていた暮らしとは正反対のものに軽くショックを受けた。 毎日人身事故が起きる。そのことに舌打ちをする人がいる。自ら命を絶つ人がいる。そのことを面白がって撮影する人がいる。 地方よりずっと広いのに、ここにいる人の心はどこか閉鎖的で、呼吸がうまく出来なかった。 だのに今こうして、彼らに適応している。 冷たくなってしまった。人身事故が起きたことに舌打ちをするようになったわけではないが、人との間に壁を作って、その内に本音を隠すようになった。うまく呼吸をするために、彼らに合わせるようになったのだ。 ああ、嫌になる。誰か、心から本音を言える人に、出会えたなら。その時はきっと。 ─────────────────── ■ 好きな人　────────────── 小さい頃からずっと、食べることにしか興味が湧かず、それこそ「 色気より食い気 」と言われてきた私だった。 そんな私が、あの日偶然立ち寄った店で、ショーウインドウにケーキを並べる彼に心を奪われた。そう、あの日私は、生まれて初めて恋をしたのだ。 彼の細い指、滑らかな線をなぞる輪郭、艶やかで美しい唇、声、それから、蜂蜜のように甘く、沼のように私を引き摺り込んだ優しさ。 彼の全てが好きだ。 彼のものになりたい。いや、彼を私のものにしたい。 これはきっと神様が私にくれたチャンスだ。運命の人なのだ！ 一時の気の迷いだと言われるかもしれない。 私みたいな人間が恋なんてするわけがないと。 けれど、これは確かに恋であると自信を持って言える。 だって、彼を見て、あの日確かに私は思ったのだ。 「 ああ、食べてしまいたい 」、と。 ─────────────────── ◆ ■ 持ち物　─────────────── ・オーナーが口を付けたスプーン 　→ お昼のデザートを一緒に食べている際に来客があった。その際、オーナーが席を離れている隙に「 自分のものと交換 」したものだ。ジップロックに入れて持ち運んでいる。もちろんこれは１回きりではないし、他のものは同じくジップロックに入れて家に保管してある。ちなみに自分のスプーンと交換したのだから、私が口を付けたスプーンはどうなるかというと・・　まあ、言うまでもないだろう。 ・オーナーの使っていたハンドタオル 　→ オーナーが使っていたもの。ほんのり柔軟剤の匂いと、甘いはちみつの匂い、それからオーナーの汗の匂いが合わさって、なんともいえないハーモニーを奏でている。口に含みたいと何度考えただろうか。今のところ我慢は出来ている。今のところは、だが。 ・オーナーの使っていたリップクリーム 　→ オーナーが使っていたもの。レモンの香りがする。・・・口をつけたら、キスをしたことになるのだろうか。 ・ボイスレコーダー 　→ 私たちの大切な愛の記録を保存するためのもの。最近よく聞くのは「 朝の挨拶.mp3 」「 褒めてくれるオーナー.mp3 」「 オーナーが私を呼ぶ声.mp3 」「 かわいいね.mp3 」。 ・ポーチ 　→ リップ、ファンデーション、その他色々な化粧品や手鏡、それから火傷した頬に塗るクリーム。 ・AirPods 　→ 肌身離さず持ち歩いている。これで録音したオーナーの声、吐息、生活音を聴いているのだ。 ─────────────────── ■ その他　─────────────── 自身の体型について深く気にしたりはしていないが、幼い頃から少しはからかわれてきていた。当然幼い頃であれば年相応に恥ずかしく思っていたのだが、今であればほぼ何とも思わないだろう。 むしろ、そういった人間がとても愚かに見えてしまう。人を外見でしか判断できない人間とは、どうしてこうも愚かしいのだろうか？ ただ、彼が細い女性が好みだと言うなら、直ぐにでも痩せるだろうが。 余談だが、胡桃の花言葉は「 知性 」「 戦略 」「 あなたはすぐれた能力を持っている 」。彼女にぴったりの花言葉かもしれない。 ─────────────────── ■ プロポーズの方法　────────── 彼のロッカーにひまわりの花束を隠している。 ひまわり全般の花言葉は「あなただけを見つめる」「愛慕」「情熱」「あなたを幸せにします」「あなたは素晴らしい」。 更に本数別に言うと、 1本：「一目惚れ」
3本：「愛の告白」
7本：「秘かな愛」
11本：「最愛」
99本：「永遠の愛」「ずっと一緒にいよう」
108本：「結婚しよう」
999本：「何度生まれ変わってもあなたを愛す」。 プロポーズの方法はこうだ。 まず、彼のロッカーに隠しているひまわりは98本。最初にロッカーの前に落ちている（という体の）ひまわりを1本、彼に拾ってもらい、その98本に刺してもらう。これで99本（「永遠の愛」「ずっと一緒にいよう」）。 更に、カウンター、窓際、厨房などなど、店の至るところにひまわりを8本隠した。それを1本ずつ彼に見つけてもらって、そしてロッカーにある99本の花束に刺してもらう。これで107本。 107本の花束を彼に差し出して、最後の1輪も彼に見つけてもらうことにする。 彼が受け入れてくれて、無事108本のひまわり花束が完成出来たのなら、きっとその日は、人生の中で一番幸せな日になることだろう。 ───────────────────

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