タグ： 誰がロックを殺すのか

一人称：俺 二人称：君 口調：気さく 職業技能：言いくるめ、聞き耳、芸術（ドラム）、制作、説得、心理学、値切り、興味のある技能×1→投擲 ＜キャラ設定＞ モテない。 大家族の長男。そのため苦労人キャラ。大家族はみな実家で暮らしている。 9歳上の姉(歌恋)、三つ下の弟(快斗)、七つ下の弟(颯汰)、妹が一人(花梨)いる。 家族が多いのにも理由がある。 奏介の親は12年前にに離婚をしており、血がつながっている兄弟は七つ下の弟のみ。 母親の連れ子である自分たちと、父親の連れ子である兄弟たちとの間柄は、当然始めは良好なものではなかった。 その際に奏介と歌恋は『まず自分たちが協力し、幼い兄弟たちの関係を良くする』ことを計画する。 様々な手を尽くした結果、全員が気まずさを感じず楽しむことができたのが『ロック』だった。 兄弟みな『ロック』が好き、それは奏介がロックを始めるのに十分すぎる理由だった。 中でも皆が気に入ったのは『ザ・ウィンドフォールズ』だ。今でも人気が続くそのロックバンドは、幼い彼らの心を一つにしてくれた。 故に、奏介が憧れ、目標とするのは当然『ザ・ウィンドフォールズ』となる。 一癖も二癖もあるメンバーがそろった『Non boots on otters』で、その高みを目指す。 『Non boots on otters』は最近売れ始めたプロのバンドだ。 『ザ・ウィンドフォールズ』を彷彿とさせつつも、彼らと違ったテイストの曲を奏でる彼らは、ちょうど評価され始めた大事な時期だ。 リーダーはドラムである「川内 奏介」 ベース「相馬 量」 ギターボーカル「鴨生 柚乃」 キーボード「緒乃 真人」 「先輩がバンドやらないなんて有り得ませんよ！カワウソが長靴履くくらい有り得ません！」 『ウチは大家族でそんな遊んでる暇なんかねえんだよ！てかなんだその例え！？カワウソだって履くかもしれねえだろ！カワウソって学習能力高いし！』 「いーや有り得ませんね、見つけられたら何でも言う事聞きます」 『言ったな！？なら俺もそれが見つかるまでは付き合ってやるよ！そのバンド活動にな！』 って事でそのままそれがバンド名に… 長靴を履くカワウソが見つかったらバンドは解散です https://picrew.me/image_maker/194446 秘匿に関わる部分は最後尾に。 ＜能力値＞ STR（9）：筋力という意味ではあまり力はない。 CON（11）：大家族の長男としてのパワフルさ的な。 POW（15）：親の離婚など大変な過去を強い気持ちで乗り越えてきた。 DEX（10）：特筆して器用な男ではない。 APP（11）：人に頼られる魅力はある。 SIZ（13）：ガタイよさげ INT（16）：地頭がいい。やれば大抵何でもできる。 EDU（10）： ＜技能＞ 職　聞き耳（80）：相対音感がある。 職　説得（80）：リーダーとして話し合いの場面も多い。大家族をまとめる役としても必要な能力。 職　芸術(ドラム)（80）：これまでに磨き上げた来たドラム技術。 職興投擲（60）：ライブのパフォーマンスでなんか投げたかった。あと過去にハンドボール部してた。 興　隠す（60）：幼い兄弟からお菓子や危ないものを隠し続けた結果。 興　図書館（70）： 興　目星（80）：幼い兄弟の小さな変化も見逃さないように目を光らせていた過去から。 ＜秘匿に関わる設定＞ /////////////////////////////////////////////////////////////////////////// あなたには仲の良かった姉がいた。 彼女もあなた同様にロックが好きで、いつも笑顔を絶やさない明るい女性だった。 しかし、彼女は去年35歳の若さでこの世を去った（死因は任意）。未だにあなたの心の傷は癒えていない。 あなたは、姉が大切にしていた「黒い石のペンダント」を形見として所持している。姉からは、"音響石"というとても珍しい石でできているということを聞いている。闇のように黒いが表面は虹のようにキラリと輝くとても美しい石である。裏には「0801」と文字が彫ってある。 （仲の良かったNPCとの続柄を決めてKPに伝えること） （音響石についてインターネット等で調べたとしても、それらしいものは何もヒットしない） //////////////////////////////////////////////////////////////////////////// そんな家族の要の一つである『歌恋』が、昨年亡くなった。 家族のために働いていた過労のせいか、はたまた何か別の理由があったのか今となってはわからない。 仕事帰りの深夜にふらふらと歩く彼女はトラックと衝突してしまった。 彼女が大事にしていた『黒い石のペンダント』は、形見として奏介が受け取った。 こうして、家族皆で過ごせる時間は、あっけなく終了してしまったのだ。 それから一年、未だに家ではロックの話題を出すべきでないという暗黙の了解がある。 ロックはもちろん好きだ。ただそれ以上にみんなでロックを楽しんだあの空間が好きだったのだ。 テンションを上げてくれるはずの思い出の曲を聴けども、ただ涙が流れるだけだった。 奏介も例外ではない。ロックを演奏することは、ロックに携わることは、今の彼には難しいことかもしれない。 それでも彼は奏で続けなければならない。 バンドメンバーに対してそんな感情を伝えることもしない。 売れ始めの大事な時期に、そんなことで揺れるわけにはいかないのだ。 自分はこのバンドのリーダーとして、この時期に、弱みを見せないようにと気丈にふるまって見せる。 その活躍も、いまは家族に受け入れられないかもしれない。 それでも、いつかみんなが前を向けたとき、家族みんなの誇りになるために。

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