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小さくてすばしっこい。すばしっこ不憫。 賢さと素早さと幸の薄さと……♪ 藍峪 駿(ｱｲﾀﾆ ｼｭﾝ)、25歳。 藍峪 翔（ｱｲﾀﾆ ｶｹﾙ）は彼の弟である。弟には甘い。弟は振り回してこないから。 学生時代は先輩にパシられ、最高学年としての安寧の1年を過ごしてはまた次のパシリへ…、 学年的に3年分はズレているので弟には何も見られてない、セーフ。 賢いので無茶ぶりに対して第二候補を用意しておいてから第二候補だけ用意したり、先に準備しまくっておいた結果「使えるやつ」みたいに思われて重宝される。その重宝されっぷりから近所のおばちゃんには、いい人と評判。 なんか周囲のおばちゃんたちの「世間体のよい職業につくんでしょ～ね！」の目線にやられて警察学校へ。 弟もなんか入ってきたので職場ではせめて振り回されずに何とか世間体よくやっていこうというやる気だけはある。 （満たされているとは限らない） なんでも一人でやってしまうので、相手側は「一人でやってりゃあいいじゃん」という気持ちになってしまうのか、上長へコンビ解消願をだされてしまい、割といつも一人で二人分働かされてしまう。 悲しいけど一人でやっていくのも気楽でいいからね、という気持ち。 なんか入ってすぐ先輩に教わりつつやってた頃が一番仕事できてなかったか…？という気持ちもする、 ややこしい人と一緒に出掛ける時には、可能性のある多くの店に予約電話を入れてたりする。 丁寧な準備でふりかかる無慈悲を回避しようとする人。 「あぶなーい！」/「準備はできてますよ（先輩相手）」/「お前一人でやってくれよ。」

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