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「そこに、誰かいるのですか？」 少し世間知らずなところもあるおぼっちゃま でも性格は温厚でとても優しい。思いやりがある。 カラーコード）06356f 以外秘匿 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 本家の長男だが盲目かつ幼少期から体が弱く、学校に通うことすらできず床に臥せっていた。家族からは疎まれていたが、物覚えの良さ、機転のきく頭を買って家業の方向のアドバイスを聞いていたが、それも上から目線だし礼も言わない。 目を閉じているのは家族に「そんな赤い瞳をこっちに向けるな！」と怒鳴られるため。開けていようと閉じていようと何も見えないのだから気分を害さないためにも閉じている。 世間体を保つため家族は、彼が盲目であることは隠している。客人や分家の人には病が伝染るかもしれないといって襖越しに挨拶をさせる。 使用人だけが彼に優しく接してくれた。盲目の彼に色について説明し、香りについて説明し、部屋の外のこと、屋敷の外のこと様々なことを話して教えてくれた。 盲目の彼にも手習いならできるのでは？と生花や絵、琴を一緒にしてくれた。（お屋敷なので道具は揃っているし、使用人が彼のためだと頼めば用意してくれた） 体調が良いときは、花の香りを楽しみ、触り、使用人に色を尋ね花を生け、物を触って形を確かめ紙に写し、手探りに琴線を確かめ指で弾いた。それも数日に1,2時間しか行えないが、使用人はいつも「お上手です」とばかり褒めていてからアドバイスをくれた。本家の長男だからと自分に意見する使用人なんて他にいないため特別な存在だった。 自身の盲目については、定めだと受け入れている。神様の気まぐれというものだ。自分の目を他の誰かに渡したのだろう。その誰かが目が見えて不自由なく暮らせているなら、私は盲目で構わない。見えなくなって何も困ることはない。それに目が見えたところで本当に大切なもの、相手の心、気持ちなんてものは見えないのだから。 【名前】 川星　充（かわほし　みつる） かわせ　み 宮沢賢治、よだかの星から カワセミがヨダカが行ってしまうのに対して「僕ひとりぼっちになってしまうじゃありませんか」っていってて、使用人がいなくなったらこの子もひとりぼっちだなぁと思い、カワセミの名前をもらいました。 【秘匿ハンドアウト】 HO1:あなたは盲目である。 酷く曖昧な記憶の中、ここに来る前の最後に見たであろう光景は、寝床に伏せる自分。長いこと、誰 かを待っていた気がする。 CONを算出する際に、4d3にすること。(身体が弱いことに自覚はあっていい。) また、目を使用する技能を振ることができない代わりに特殊技能【手探り】にポイントを振ることが できる。 【手探り】: 盲目故に発達した技能。使用した環境によってはダメージ等のリスクがあるが、当シナ リオにおいては触ってわかる目星で見つけられなかったもの(クリティカルのみの情報など)を発見す ることができる。初期値は15。 ※もし立ち絵を用意する場合は、浴衣であると楽しめるかと思います。普段着に着るような、脱ぎ着 が便利であったため床に臥していた際に浴衣を着て寝ていたというイメージで問題ありません。 [キャラメイクについて]※開示可 ・職業はなんでも大丈夫ですが、体調故動き回るような仕事はできなかったと思ってください。寝床の上でなんとかできるものを推奨します。また、シナリオ上齟齬が生まれる可能性のある職業を選択 された場合、こちらから変更をお願いする場合が御座います。 ・この空間に来るまでの記憶はPCにはほとんどありません。 ・家族はPCの記憶上は「自分には家族がいたように思う」くらいですが、PLのキャラ作りとして病 気で床に伏せていたPCに家族がどんな風に接していたかは決めてもらって構いません。それらは、 「他人から接される上のPCの反応」として体に染み付いたものとしてRPに反映していただいて構い ません。 ・病気や何歳頃からなども決めてしまって構いませんが「長いこと床に伏せ続けるような重い病、ま たは体を動かすことが困難な体調」であったこと、「目を覚ました後のPCは詳しく覚えていないこ と」だけ満たした上で決めてください。 ・生まれつき盲目で、あなたは外の世界を見たことがありません。空の色も、花の色も、朝の色も夜 の色も、色の名前以上にあなたが知ることができる方法はありません。よって、目を使う技能の取 得、および使用はできません。

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