タグ： あさきゆめみし

昔から器用に生きている人間の筈だった。若干体育会系気質な所はあるが、それを補うように勉強も頑張り刑事となった。 一人っこで両親共に仲が良く、幼馴染の恋人と同棲して結婚間近、順風満帆な人生だった。 仕事でも、ひたむきに真っ直ぐと粘る正義感を発揮して時として素直な人間だったからか同僚からも好かれていた。 …だが、しかし、恋人の死によってそこから歯車がくるってしまった。 哀しみと自責の念からか酒と煙草はどれだけ言われても飲んだりしなかったのに、溺れるように嗜むようになった。 一時期自分を追い込むように仕事に打ち込んだ事もあった。…だが、同僚に止められた。 そんな、追い詰められ方をしている様子に転勤の届けが出た。上司もゆっくり休めとの言葉で周りから心配されての事ではあった。 情けない、そうは思うが、愛した人さえ救えない自分が何故、この仕事をやっているのだろう。そんな疑念から抗うように日々を過ごしている。 目と耳がよく元は真面目な性格で歴史小説を好んで読んでいた。 怪我をする事が多く、手当をする術を学んだ。 自堕落な生活であっても体を鍛える事は忘れずにいる。 恋人：杜若　尚（カキツバタ　ナオ） 血液型：A型 イメージフラワー：蓮 一人称：私（時折、俺）

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