タグ： たつやきらり

◆職業ベース 父親が警察官だったとのことで警察官ベース　ただこの10年をほとんど復讐者として生きてたと思うので法律とかをサブマシンガンに変えてます(相談) ◆シナリオ指定 ・戦闘に長けている：すべての銃火器の初期値を50とする 追記：潜入している形になるため、本名と偽名で名前を二つ用意していただく。 ⇒リディオ・ガルジューロ(本名) ——————————————— 明るくちゃっかりした性格、ノリは軽いが仕事は正確。おしゃべりだが余計なことには首を突っ込まない。 女と金とスリルが大好きで、極単純に野心が強い。成り上がりたいと思っているが、一方で誰かに忠誠を誓うことも嫌いじゃない。 金を得るにはこの仕事が一番、スリルも味わえるし一石二鳥。節度を守ってこの組織で楽しく生きられればそれでいい。 ということにしてる。 ——————————————— 10年前、両親二人の結婚記念日。 真面目で厳しいが、きちんとしていれば優しく尊敬できる父親と、お菓子を作るのが得意な料理上手の優しい母親。 近所でも何年経っても仲が良い夫婦だと言われ自慢の両親だった。自分の事を忘れないでと拗ねたこともあったが。 己の誕生日前日に籍を入れたということで、あの日当日は自分の11歳の誕生日でもあった。 幼なじみでいつも一緒にいたマシューと結婚記念日は二人にしてあげようという話になり、 手伝いをして得たなけなしの小遣いを出し合い一緒にプレゼントを買いに行き、遅くまでどうやって渡すかと話し合いながら眠りにつく、楽しい一日だった。 妙にそわそわとしながら明日は少し遠回りをして、サッカーをして帰ろうというマシューの様子から 親と内緒でパーティでも企画してくれているのだろうと予想がついて笑いをかみ殺すのに必死だった。 うまく驚けるだろうかと妙な不安を抱きながらも家に帰ったが、杞憂だった。 ドアを開けた途端目に入ったのは銃弾で穴だらけになった壁、鼻をつくのは花火の時に嗅ぐような火薬の匂い、 いつも母親が綺麗にしている自慢の床はいくつもの靴跡と泥に汚されていて、呆然と足跡を辿れば足にぶつかったのは 原型も留めぬほどに顔を撃ち抜かれ潰された、おそらく父親の頭部だった。 目線を上げれば飾り付けられていたらしきリビングは壁や家具が穴だらけになり、真っ赤に染まっていた。 床に母を下に折り重なるように倒れている父親の胴体も、壁に負けないほど穴だらけで血に染まっている。 母親の下にはこれまた血に染まった箱が潰されていた。声をかけても当然反応はないが、見るともなしに近づけば、潰れた箱から覗いているのは靴だった。 ああそうだ、マシューと最近サッカーに熱を入れているから、新しい靴がほしいのだとねだったのだった。 そこから先は覚えていない。 事件直後はどうして一人になったのか、一緒にいられないなら一緒に死ねたのなら良かったのにと無気力になっていた時期もあったが、 口にする度にマシューに怒られ泣かれるからやめた。 一人で残されてしまったことにはなにか理由があるはずだ、そうでもないと一人で生きる罪悪感に耐えきれない。 残された自分にできることは、父親が尽力し、それを理由に殺されたマフィアへの復讐なのだろうと考え、そのためだけに生きてきた。 余計なことは考えない、考えたら決意が揺らぐから。協力してくれるマシューには依存と有り難さと、申し訳無さを同時に感じている。 マシューも一人で残された事に意味はあるはずだ、それはけして自分の復讐に付き合うことではなく、マシュー自身のためのもののはずだから。

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