タグ： よーへぇさんだぞっ forvantoHO3

名前：きじましょうぶ ベース：セイル(シナリオオリジナル) 特徴表：戦士 一人称：僕 二人称：君 【人物】 心優しい青年。虫も殺さないような穏やかな性格。顔に大きな傷痕があり、右半分が黒髪、左半分が白髪。片目の瞳が白く濁っているが視力に影響はない。かなり細身でいわゆる虚弱体質。 【通過シナリオ】 22.07.24　for:vanto　全員生還 　　 ForvantoHO3ネタバレ 【経歴】 世界初のグラーサの襲撃があった1999年から２年後の2001年に重い心臓病と共に誕生する。 病の完治という夢を抱きながら育つが、後の2004年に起きたグラーサ襲撃により両親が死亡。本人も重症を負った。 幸い一命を取り留めたが、この出来事から勝風はグラーサに対して強い憎しみと復讐心を抱いてしまう。そしてその強い悪辣な感情を抑えるためか、はたまたその感情から自身を守るためなのか、彼は解離性同一症を発症した。かつては多重人格障害と呼ばれていたそれは、彼の中に最大で12人の別人格を作り出し、そのどれもが記憶を共有し、主人格含め他人格の存在を正確に認識していた。さらにその別人格たちは、全員が主人格を乗っ取ることはせず、勝風に協力的だった。家族を失ったことで、それの代替品を己の頭の中に創造したのだ。 そんな彼ら13人の人生に転機が訪れたのは特殊兵器『ヴェント』が発表された2009年だった。彼らは確信した。自分たちはあれに乗るために生まれてきたのだと。 翌2010年4月、初のヴェント実戦投入の折には言うまでもなくセイルになることはなかったが、彼らはセイルとなってグラーサを根絶やしにすることを誓う。 心臓病や虚弱な肉体を、ただただ精神力だけで支え続け、ヴェントに乗るためだけに鍛練と勉強を続けた。 シナリオ開始から５年前の2016年、彼はついに正式なセイルとして登録された。 その時、友達ができた。同期のセイルである風月渚、財前優、ビリー・マツバラの３名だ。両親を失って以来、初めての友達だった。彼らといる時は、別人格も息を潜め、静かな一時を送ることができた。 しかし、彼の束の間の安らぎは再びグラーサによって破壊される。 襲撃に対抗すべくヴェントを駆り戦場に出るも、同期のセイル達は全員戦死し、自分を重症を負った。 意識不明の重体。病を抱えた心臓が何度も止まっては動きを繰り返し、奇跡的に医療の力で蘇生された彼が目覚めた日、医療スタッフ平野シマキが言った。 『助かったのは君だけだ』 意味がわからなかった。その言葉の意味を理解するために、勝風は別人格に助けを求めた。 しかし、返事は一人分の声だけだった。 『助かったのは俺だけだ』 そいつは復讐心を象徴的に持つ人格だった。 ２つの言葉の意味を理解した。自分はまた失ったのだ。いや、奪われたのだ。３人の友と、11人の自分の断片を。 絶望という吐瀉物が空っぽの胃から口へと込み上げる。必死に抗った。ここで折れるわけにはいかない。 シマキからのドクターストップに首を縦に振るも、彼は静かにリハビリを続けた。病に冒されて憔悴した肉体を、喪失により砕け散りそうな精神を、憎しみと復讐心で繋ぎ止め続けた。もう一人の自分と共に。 それから５年後、シナリオ開始となる。 黄島勝風について ・グラーサの襲撃により両親を失っている ・グラーサに強い憎しみと復讐心を抱いている ・別人格が12人いたが初陣の際に重症を負ったことで11人が消失 ・残る1人は復讐心の権化、通称『カブト』 ・ヴェントに乗るとカブトが表に出てくる カブトについて ・一人称：俺 ・二人称：お前、テメェ ・カブトは勝風とは対照的に荒々しい性格 同期について 『財前優』ザイゼンユウ めんどくさがりのダウナーガール。同い年の勝風を弟のように可愛がっていた。趣味はゲーム。特技は寝ながらレベル上げをすること。享年15歳。 『ビリー・マツバラ』 アメリカ人と日本人のダブル。彫りが深く強面だが、礼儀正しく真面目な男であり、同期の中では最年長だった。趣味は筋トレ。特技は間接を自由に外せること。享年18歳。 HO３ 風は予告なく吹く あなたは 5年前から SANAに所属しており、正式な『セイル』として登録されている。 しかし、最後にヴェントに乗ったのは 5年前。実戦への出撃回数は1度きり。 それから現在に到るまでは、自宅のモニターから仲間の戦う映像を眺めるばかりである。 5年前のグラーサ襲撃の折、初出陣であったあなたは、敵の猛攻撃を受けて重傷を負った。 同期のセイルたちは全員死んだ。生き残ったあなたは敵に致命傷を与えたが、それでも傷は深かった。 あなたは昔から身体が弱く、心臓に重い病を患っていた。 それでもセイルになれたのは、パイロットとしての才能と強い精神力があったからである。 しかし「これ以上は命に関わる」と医師の判断が下り、その"特例"も剥奪されることとなった。 ……病でいつ死ぬかも判らないあなたに、「グラーサを倒す」以外の何が成し遂げられるだろう。 あなたはSANAに何度も何度も直談判し、ようやくヴェントに乗るチャンスを得た。 再度『セイル』適性試験を受けて合格すれば、昔のようにセイルとして戦うことができるらしい。 SANAはあなたの過去を表向きにするかどうかの判断をあなた自身に一任している。 年齢の下限が20歳となる（少なくとも5年前には『セイル』であったため）。 また、HO3に関しては CONの値が13を下回っても構わない。 HO名はネタバレになるため、取り扱いに注意すること（【風は】まではOK）。 平野シマキ ひらの・しまき。SANAに所属する医療スタッフの男。 5年前、重傷を負ったあなたにドクターストップをかけた張本人である。 今でもあなたの体調を気にかけるような言動を見せるが、あなたにとっては鬱陶しいものだろう。

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